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熱いばかになる

今日は僕が参加しているスポーツの練習試合があった。
相手チームはよくわからない歌を歌いながらコートを走り回っている。
完全に相手チームに飲まれてしまっていた。
これではいけないと思い、僕の得意技の口撃を大人げなかったが開始した。
上手く自分達のペースを取り戻して泥試合に持ち込んで勝った。
次の試合も粘ったが最後マッチポイントのジュースに持ち込んだが最後負けてしまった。
でも僕なりに口撃参加してそれなりの成果が出た。

帰りの車内で僕はハイな気分で長淵剛のとんぼを調子はずれで歌っていたら、
「別の歌かと思った。でもそういう僕の方がいい」
と言われた。

その時は何気なく聞き流していたが、部屋に帰って来て思った。
そうか、僕はシニカルに皮肉屋である時もあれば、
熱いバカの時もある。
どちらが本当の自分かというと冷めた皮肉屋の方だと思う。
熱いバカになるのは二次的な姿だと僕自身思う。
でも僕は熱いバカになる方がうまくいく。

今日も仕事でどうかと思う事を言うのを聞いてカチンと来て何とかその場を離れた。
でも休憩時間に一緒に働くおばさんがその人に気を使って場を取り持っているのを見ているうちに、
どうでもよくなり僕もバカ話に加わった。
皆笑顔になった。

今までの自分を思い出してみると、
冷めて頭で考えて進めると上手く行かない。
ごまかしてしまおうという気持ちになる。
一方、愚直に一生懸命集中してやると、
楽しいし、周りの人も手助けしてくれて上手く行くことが多い。
上手くいかなくても自分の中に満足感が残る。

このことをつい忘れてしまう。
他人の欠点を突いて攻撃している。
それよりもバカになって一生懸命自分のやりたいことをやった方がずっと楽しいのだ。

音楽で言えばジョン・レノンもいいけれど、
やっぱり僕はブルース・スプリングスティーンが好きなんだ。

来月のブルース・スプリングスティーンのコンサート。ワシントンDCまではるばるライブを観るために行ってくる。
まさに熱い大バカ野郎だ。
でもこれが最高に楽しいのだ。
やっと僕にとって一番大切なことを思い出した。
これで大丈夫だ。
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