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同時多発テロ9.11とブルース・スプリングスティーン「ザ・ライジング」

久しぶりにブルース・スプリングスティーンのアルバム「ザ・ライジング」
を聴いて同時多発テロ9.11を考えようと思った。

ブルース・スプリングスティーン「ザ・ライジング」は
9.11が起きた後、しばらくして発表された。
曲の内容は同時多発テロを受けた人達のそれぞれの気持ちが現れていると僕は感じた。
大切な人を失った人の悲しみ、憎みは僕が考えている以上にとても大きいのだと思う。

当時「ザ・ライジング」は必死に立ち直ろうとした
アメリカの人にもブルース・スプリングスティーン自身にとっても
必要だったのだと、
今回「ザ・ライジング」を聴いて考えた。
憎しみでは解決しない。
自分が立ち直ること、起き上がるのだと。

でも「ザ・ライジング」を聴いての正直な感想として
僕は9.11への「ザ・ライジング」というよりも、
僕の日々の生活に対するエネルギー源として大切なアルバムだと思った。

僕がつらさから逃げて中に入り込もうとした時に、
このアルバムを聴くことによって励まされ、
もう一度挑戦してみようと思わせてくれてきたと
今になり思う。

と言うより僕はすごく大切なアルバムを先入観から
素直に聴くことを避けてしまっていたと、
今気がついた。

音楽の持つ力。
深く中に入り込ませ。
そして中から明るくさせる。
そしてまた頑張ろうと思わせてくれる。
Come on,Rise up!と

ただ言い訳になるが、
音楽が政治に関わり過ぎると音楽で無くなってしまうと僕は思う。
政治に関わらなくてはいけない程大変な状況だったのだろうけれど。
最近のスプリングスティーンは大統領選挙に積極的に関わっているが、
僕は疑問に感じている。

僕は9.11とは少し離れて、
自分の生活の糧にして大切なアルバム「The Rising」を聴いていこうと思った。



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