自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン ツアー 1978.9.20
ブルース・スプリングスティーン ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン ツアー
でのブルースの地元ニュージャージーでのライブをブートDVDで観た。
ブルースがライブの初めに
「ここにはバカな奴らはいない。今夜は俺とお前だけだ」
そう観客に話しかけてから始めた。
オープニングの曲から次の曲BADLANDになった。
何か幸せを感じる。
僕にはブルースがいる。
ブルースに見入ってしまい、歌詞が僕の頭に入ってこない。
僕が去年ボストンへ行ってブルース・スプリングスティーンのライブを
観た時がこの状態だった。
言葉以上のものがあった。
SPIRIT IN THE NIGHTで最高潮になる。
会場を肩車されて周るブルース。
ライブの喜びを感じられるのだろう。
そしてDARKNESS ON THE EDGE OF TOWN
ブルースの歌う姿に僕も力が入る。
「いつかそれを振り払う。ぐちゃぐちゃに踏みつけるんだ」
そしてその代価を払う。
自分で決める自分の人生なんだ。
INDEPENDENCE DAY
僕は今すごく素直になれている。
僕はこの曲を聴いたから父が死ぬ前に最後父と分かり合えたのだ。
そしてTHE PROMISED LAND
ハーモニカから始まるのを聴いていて涙が出てきた。
僕はこれを聴いて頑張ってこれた。これからもだ。
ブルースがもがきながら歌う。
でも「約束の地」を信じているんだと。
これを聴いて次の週末まで1週間大丈夫だと思って過ごしたものだ。
PROVE IT ALL NIGHTのギターもよかった。
今日はIT'S MY LIFEをやってくれた。
「これは俺の人生だ。俺がやりたいことをやる」
そうなんだ。この気持ちが飛んでいってしまっていた。
否定されて縮こまり意固地になってしまっていた。
そしてTHOUNDER ROAD
まだこの気持ちを忘れていない。
何かをしたい。
この気持ちで僕は生きてきたんだ。
最後にJUNGLELAND
幸せだ。
きらきら輝いている。
最高の1st setだ
ブルースが1st setの終わりに2nd setにサプライズがあるよと言って休憩に入ったが、
2nd setはSANTA CLAUS IS COMING TO TOWNから始まった。
まだ9月だったが、
ブルースはこのわくわくする気持ちを大切にしていると感じる。
2nd setの途中は少し中だるみを感じたが
それにしてもROSALITA, BORN TO RUNはすごい。
そしてDETROIT MEDLEY 楽しい。僕は生きている。
TWIST AND SHOUTだ。
この頃のDETROIT MEDLEY,TWIST AND SHOUTが一番いいと僕は感じた。
ブルースのライブを観て僕はまた生き返ったと感じた。
ブルースがTHE GHOST OF TOM JOADツアーの時に話していた「怒りの葡萄(ぶどう)」という映画。
その映画の中で主人公トミーの母親が息子に
「卑屈になっていないよね。人はたたかれると段々意固地になってしまうから」
と何度も何度も心配して話していた。
僕はブルースが悩み落ち込んでトムジョード・ツアーをしている時と同じ様な状態
かもしれないと思う。
ブルースはひたすら悩んで自分の信じるライブ・ツアーをやり通した。
それをやり通したことで吹っ切れて、何かが見えたのではないかと僕は思う。
僕は今日観たライブで久しぶりに聴いたIT'S MY LIFE。
僕の人生。僕のやりたいことをやる。
この気持ちをすっかり忘れて他人をけなして卑屈になっていた。
僕は好きな自分のやりたいことをやると、とても大きな力を出す。
自分でも信じられないような力を出すことがある。
そのきっかけは『自分の好きなこと、やりたいことを思いっきりやる』
これだと今日ブルースのライブをブートで観て思い起こした。
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