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ブルース・スプリングスティーン ボーン・イン・ザ・U.S.A.ツアー ミネソタ U.S.A. 1984.7.2

ブルース・スプリングスティーンのザ・リバーツアーを聴こうと思っていたが
今日は何か人恋しくてボーン・イン・ザ・U.S.A.ツアーのブートCDを聴きました。

この日のライブはボーン・イン・ザ・U.S.A.ツアーがスタートして
3日目だとCDのタイトルに書いてありました。

ライブはボーン・イン・ザ・U.S.A.から始まる。
いつもこの曲を聴くと熱くなる。
一つの曲以上の思い入れがある。

そしてOUT IN THE STREET ブルースの優しい歌い方がうれしい。
この曲を特にライブで聴くと、僕も無理して働いて生きてきた甲斐があったと感じる。
だから今夜は楽しむのだと。

更にPROVE IT ALL NIGHT がくる。夢がかなったらどんなにいいだろう。
君はその資格がある。夢を求めて、手に入れて、代価を払うんだ。
本当に聴いていて力が入る。僕を励ましてくれる。
ロックの勢いに乗せてたたみかけてくる。

ただこの後の曲順が、あまりうまくいっていないように感じた。
アルバム「ネブラスカ」の曲の後、GLORY DAYSをここでやってしまうのか。

有難かったのがNO SURRENDERをバンドバージョンでやってくれていた。
ツアーの初めの頃だけバンドバージョンで、後にはブルース一人での弾き語りになったので、
聴いてみたいとずっと思っていたので聴けてよかった。
その後しばらく経ってVOTE FOR CHANGEツアーの時にライブでのバンドバージョンを聴いたが、
その時の方が良かったと感じた。
今日聴いたバンドバージョンは妙に軽く感じた。
アルバムと同じ様に男声のバックボーカルが入り、ビッグマンの声も聴こえたが
何か薄く感じて物足りなかった。

その後に僕が一番好きなTHE PROMISED LAND やはりいい。
最近上手くいかず、自信を無くして目標も無くしていたが、
ブルース・スプリングスティーンのライブをアメリカでもう一度観る。
これを目標にして頑張ろうと思い返した。

その後MY HOME TOWNまでこのライブの前半でやってしまい、
曲の構成は疑問を感じた。

THOUNDER ROADでは観客が歌っているのを聴いて、
僕も昨年ボストンまで行ってTHUDER ROADを歌ってきたのだと思い出した。
それにしてもロマンチックな曲だと感じる。

休憩の後の2nd setでアルバム「ザ・リバー」からのCADILLAC RANCH ,SHERRY DARLINGがいい。
ノリがいい。聴いていて僕は生きていると感じた。
今日聴いたライブでは「ザ・リバー」からの曲がすごく良く感じた。

そしてBOBBY JEANがいい。
スプリングスティーンらしい切なさがあると思う。
今日は特によく感じた。

RACING IN THE STREETでアメリカにブルースのライブを観る為に行き、
昼間に散歩したボストンの街並みが浮かんだ。

そしていつものBORN TO RUN
その後にローリング・ストーンズのSTREET FIGHTING MANをやったが
あまりいいとは思わなかった。

最後はDETROIT MEDLEYで締めくくった。

ライブを聴いた感想として、それぞれの曲の演奏は熱くてよかったのだが、
ライブ全体の流れ、構成が今ひとつに感じた。
それをブルースはライブを一本ごとにやるごとに良くしていったのだと思う。

貴重なライブを聴いた。  
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