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ボストン旅行 気象編

ボストンへブルース・スプリングスティーンのコンサートを観に行く
途中の機内から外の空を眺めたことも自分にとって有意義でした。

成田の地上から上空を見ると全天が積雲、層積雲で覆われていました。
離陸して上昇していくと、すぐに雲の中に入りました。
その後すぐに雲の上に出て、
またすぐに雲の中に入りました。
積雲、層積雲がそれぞれの高さに分かれて層状に成っている事を確認出来ました。
その後、高積雲の上を通り、
巻雲の高さまで上昇して等高度の飛行へと成りました。

この機内から外を上昇しながら見て、
気象の勉強で学んだことを思い出しました。

気象は立体的に見る

地上から見れば全天が層積雲に覆われている事しか分かりませんでしたが、
実際には各高度で層を成して雲が広がっていました。
この各高度でどの位、雲が上に厚みを持っているのかが重要だなと思いました。
それを天気図等で確認、予想していく
それが気象状況を把握する事につながるのだなと分かりました。

普段は下から見ている高積雲
上から羊雲、うね雲になっているのを見たのもおもしろかったです。

でもそれぞれの雲は離れて見れば形状が違いますが、
その雲に入ってしまえば、みんな蒸気の中で、霧と同じなのだと
当然な事ですが実感出来ました。

また積乱雲らしい雲の上にかなとこ雲が見れました。
かなとこ雲の上がなめらかできれいでした。

さらに巻雲の高さで横を見ると青色でしたが
上を見ると横よりも濃い紫色に見えました。
この事で、気象を学び始めた頃に
なぜ空は青くて、朝日、夕陽は赤いのかの説明で学んだ事を
実際に自分の目で確かめられてうれしかったです。

今回それぞれの雲を見れて運が良かったです。
気象観測日和でした。

高度を下げて雲の中を通りワシントンDC、ボストンに着陸すると
それぞれの地上は雨でした。

何か気象のおもしろさを体験出来た気持ちがしました。
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