エコブリケットはどうだ！

昨日の記事　エコブリケット／バイオエネルギー　の続きを書こう。　いきなり直接着火するのは無理というか、疲れるからよしといた方がいいということは判ったと思う。

ある程度の火力がないと着火しない。　新聞紙などの補助火力があれば着くのかもしれないけど、ボクは住宅街に住むため新聞紙は使わない主義だから、フツーに焚付けて火力が安定したところでエコブリケットを２塊投入してみた。

すれば、程なくして引火する。　炎はあまり立たないというか、薪よりかは少し弱い感じだ。　これはオガライトの時と同じで、それに投入量も少な過ぎるのかも知れないね。　焚いてみれば解るけど真冬にエコブリケットを焚くなら、１度にくべる量は最低でも４個かなと思う。　薪で焚付けてダンパーを閉じて触媒燃焼に入ってから入れた２個だったけど、プローブ温度計も扉に取り付けた温度計の針も徐々に下降していった。　明らかに火力というか、燃焼エネルギーが足りないようだ。

小１時間も経った頃の状態はこんな感じで、撮影時にフロントドアをオープンにしたので炎はそれなりに上がっているけど、閉じているとエアーはあまり絞れない。　もっとも恐らく絶対量が足りなかったんだろうけどね。

ボクの結論としては薪にはやっぱし適わないし風情がない。　それにボクにとっては燃える時のニオイが「匂いじゃなくて臭い」だというのも減点要素かな（笑）　まぁオガライトよりはマシで、緊急的な使い方としてはアリだろうね。

さてさて、次はコスト的なことも考えてみようかなと思う訳で、不純物なしの木塊ということでは薪もエコブリケットも純粋な訳で、違うのは含水量だろうから、重量からボクの家の必要量を割り出してみる。

エコブリケット１袋（12個）は10kgで含水率6.1%だから単純に9.39kgが木な訳だ。　これに対して40㎝の楢薪１束は8～9kg程度だから、とりあえず8.5kgで計算するとして、含水率多目にみて15%とすれば、１束の木の重量は7.22kgとなる。　エコブリケット１袋は薪束換算１．３束分に相当することになる。

我が家では真冬のピークで１日５束程度焚いてしまう。　もし仮にエコブリケットだけでまかなうとすれば、３．８袋のエコブリケットが必要ということになる。　１袋が１，２６０円、ということは４，７８８円也　ということになってしまう。

ダメだこりゃ！　ぜんぜん家計に優しくないって話になっちまう。　いくら高い薪を焚いたってそのコストは半分だろう。　やはり緊急避難的な使い方が宜しいようで・・・

それに何と言ったって、風情がないってのがいただけない。　わざわざ薪ストーブでエコブリケットを焚くくらいなら、最初からペレットストーブにでもしといた方が賢明というものだ（笑）


毎日一回 人気ブログランキング １プチお願いしま～す！

薪ストーブ情報なら　firewood.jp と 薪ストーブワールド