薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
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バーモントキャスティングスとダッチウエスト
2月になってからブログ記事の一番下にアマゾンのアフィリエイト貼ってんですが、やっぱ効果ってあるんですね。 少し売れました(笑)
さすがに薪ストーブ関連の本が殆どで、薪割礼賛とか薪ストーブの本とかなんですが、中には映画のDVDも買ってくれた人がいるみたいで、ありがたいです。
先日 ダッチウエストとバーモントキャスティングス という話をして、まだ続きを書いてなかったので、今日は バーモントキャスティングスとダッチウエスト です。 どっちも好きなので平等にタイトルを逆にしてみました(くだらねぇ~w)
だらだらと、どこまで書いたっけ? 二次燃焼のガスの流路がバーモント系は複雑だってことでしたね。 そうなんですよね。 でも、全くメリットが無いのかと言うと、たぶんそうではなくて、上へ下へと、更には左右に振り分けられて長い流路を排気がめぐることで、薪ストーブ本体が満遍なく温まるはずなんです。
特に背面の鋳物が熱くなるのは排気のおかげなんじゃないかな。 正面や側面は主に一次燃焼室で熱くなり、背面は二次燃焼によるものが大きいと思う訳です。 燃焼室が後ろに付いてるんだからあたり前なんですがね(笑)
二次燃焼室が真上にあるダッチウエストの天板温度がそうであるように、二次燃焼のピーク時の背面パネルの熱さは相当なものです。 なので、バーモントの触媒機は壁際に置くのは勿体ない気がする。 出来ることならば部屋の真ん中に置くのが最適なんじゃないかと思う訳です。 住宅事情がなかなか許してくれませんがね。
こんな考察、て言うか、屁理屈みたいなもんですが、バーモントキャスティングスの後方触媒、ちょっとヨイショし過ぎですかね?(笑)
流路といえば排気だけでなく一次空気も長いんですよね。 て言うか、FAシリーズが極端に短いんですがね。 で、この一次空気の流路については長い方がいいと思ってます。 長い方が空気が温まる云々もあるでしょうが、そんなことは大したことじゃなくて、短いと実はバックパフに弱いんです。
FAシリーズの一番の欠点がこれだと思ってます。 アンコールだって状況が揃えばバックパフは起きるんですが、流路が長いおかげで逆流しても煙を吐き出すまでには至らない。 ところがFAシリーズはそれがある訳です。
状態のあまり良くない薪をくべてたり、熾きが少なさすぎて薪に火が回りきらなかったり、そんな時に空気を目一杯しぼって焚いてると、なんともイヤらしい焦げ臭さが充満することがあります。 バックパフですね。 逆流して押し出された煙が空気の取り入れ口から勢いよく噴出してるんですよね。 焚き方を手抜きし過ぎた時なんかは自分もたま~にやらかします。 とってもイイ臭いですよね(笑)
これはアンコールでは殆どありません。 て言うか、仄かに臭ったことはあったかも知れませんが、もろに逆流ってのは10年近く焚いてきて一度も無かったと思います。
何だか今日も長くなってしまいましたね。 思いつくままのらりくらりと書いてるし(笑)
という訳で、またまたつづく・・・ です。
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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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何せCB機しか使って無いヨツール派でして。汗
FAで因みにストレート二重煙突仕様とした強いドラフトにしてもバックパフは起きるんですかね?
アメリカ製の薪ストーブはイメージとして触媒機に頼り過ぎていて商品ラインナップの幅広さを十分企業ブランドを出せていない(反面触媒機の御蔭で燃費アピールは上手)気がしていますがアメリカメーカーの触媒系は得てして熱量が多く(表示だけだったりして?)、またエンライトのようなリーンバーン方式の特性が十分に認知されていない気がします。
またエリートのようにCB機もダッチは出していますが
性能は北欧製のCB機と比較してどうなんでしょうか?
この他にも宣伝の上手いメーカー以外にも隠れた名機も
あるように思いますが後の機会にしてみますがアメリカメーカーに強い薪焚亭さんはどう思いますか。
たぶんバックパフは起きると思いますよ。
吾が家のFA225の煙突は壁抜きなのでストレートじゃないけれども、
9メートルもある煙突なので、一旦引き出すと、そらもうスゴイ引きです。
記事で書いた通りで、バックパフは条件次第で起こります。
一次空気の流路が短いので、触媒に逃げ切れずに余った分だけ出ちゃうんです。
>アメリカ製の薪ストーブはイメージとして触媒機に頼り過ぎていて
そのうち書こうと思ってて、忘れちまってなかなか書いてないんですが、
寒い地域の方が触媒機は重宝すると思います。
おいおい詳しく書きます。
>北欧製のCB機と比較してどうなんでしょうか?
じっくり焚いたのはヨツールのF100とバーモントのイントレNCしかないですが、
アメリカのもヨーロッパのも、クリーンバーン、大して変わんないと思いますよ。
そういや、取引先にあるモルソーもいたずらしてきますが(笑)
あれも極フツーのストーブです。
どこのメーカーのストーブに対しても、日本のユーザーは何かこう期待値が大き過ぎて、
て言うか、まぁ価格が高いせいもあるんでしょうが、所詮は暖房器具であるってことなんですよね。
アメ車とドイツ車とイタ車と国産じゃ同じ車でも乗り味が違うような、
確かにメーカーそれぞれの味は認めますけど、車は走れば何でもいいって人にはワカンナイように、
薪ストーブもそんなもんですね。
自分は触媒機が大好きなので人より詳しくなった。
ただそれだけです(笑)
違いは何ですかね?
あと、一番小さい触媒のサイズはいくつでしょうか?
良かったらお願いします。
金属製の触媒は金属ゆえに反応も早いし、
目が細かいので触媒としての表面積も大きいので、
性能面ではセラミックより優れているんだと思います。
ただ、金属なので過燃焼にはセラミックより弱いんですよね。
800度を超えるような、さらには1000度なんて温度帯で焚き続けると、
限界なんでしょうね。金属が一部溶解してしまいます。
それと、目が細かい分だけ灰が溜まりやすいこともあります。
ただ、全てが金属なのでゆがみ方が均一で、
その点ではセラミックボックスには優しいと思いますね。
自分はよくアンコールでセラミックボックスを壊していたんですが、
金属にしてから長持ちするようになりました。
ただ、デファイアントなんかだと二次燃焼室の入り口にバッフルを備えてるんで、
アンコールよりは壊れにくい構造です。
国内では触媒は丸型は1種、四角は2種あります。
形は → http://www.arigataya.jp/catalytic.html
一番小さいのは W168 D65 H51mm となってます。