かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Next Day

2013年03月13日 | Music



某新聞を読まれている方は、今日の夕刊の一面広告の”出火吐暴威”の文字に、度肝を抜かれたかもしれない。
永年のロックファンは、これが、デビッドボウイが40年ほど前に、日本公演をした時のコスチュームに書かれた、彼の漢字名であることは、すぐわかる。
それほど、永年ロック界に君臨したデビッドボウイの新アルバムが出た。

前回のアルバムが出た時は、ミュージックビデオを集めたDVDも出て、シンガポールのコンサートにも行って、そのツアーのDVDも出てということで、喜びの連続だった。
一転、情報が長期間途絶えたが、突如、このアルバムが出た。録音をしてることさえ、極秘だったという。

発売日は、今日だったのだが、予約してあったら、何故か昨日届いて、公式リリース前に聴けた。
すばらしい!!
前作の匂いが強いが、それ以前の曲を彷彿される歌もあり、彼の音楽を満喫できる。

日本版を買ったのだが、3曲のボーナストラックの他、さらに日本版のみのオマケもついている。
今回録音した曲で、ボツにしたものの内4曲を、ボーナストラックとした復活させたようだ。
日本盤のみのオマケは、まさに我々しか聴けないもの。ちょっとボウイとしては異色の曲だが、特権感がある。
BSCD2という手法で、制作されたCDで、比較したわけではないが、ボウイらしいメリハリの効いた音が、最初から最後まで、ど迫力で楽しめる。
オマケの曲まで、この手法で、制作されているのも日本盤だけらしい。特権感大?

歌詞も、難解なものから、シンプルなものまで、いろいろある。
”三島”の名前が出てくるが、三島由紀夫のことで、”三島の犬”とは、彼の戯曲である”牡犬”から採ったものという。
三島由紀夫の小説は、若かりし頃、文庫版になっているものは全部読んだが、そんなの知らないよね。解説がなければ、絶対わからないし、海外の方は、もっとチンプンカンプンだろう。

アルバムトータルとしても、コンセプトアルバムの形をとっており、完成度も高さを感じる。10年かけたんだもんね!
パッケージも、かつてのパッケージを□(四角)で隠したり、太線で抹消したり。もう”HEROES”ではないと言いたいのか?

ということで、大感激。ツアーしてくれないかな?

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