かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ふるほん村

2006年01月11日 | The Beatles

駅前のスーパーマーケットは、競争が激しい。2軒とも、2階は、100円ショップに、ずいぶん前に変わった。それはそれで、消費者にとっては、便利でいいのだが、そこにまた、古本屋も登場。その名も、ふるほん村。たぶんチェーン展開しているのだろう。どうでもいい文庫本や、CD、DVDの類がほとんどだが、昔のソノシートや、写真集など、バイヤー層が限られるものも、この狭い店内になぜか売っている。
またまた3冊も衝動買いしてしまったのだが、内2冊は、元祖NHKシルクロードシリーズの写真集。たった25年前の本だが、変化の激しい中国においては、もう歴史を感じさせる。
そしてもう一冊は、デゾホフマンという写真家が撮ったビートルズの写真集。1976年が初版で、これは、1982年に出た第二版らしい。デゾホフマン氏の写真集は、別にも出てたと思うし、持っていると思うのだが、この本の作りや、コメントに新鮮さ(なつかしさ?)を感じる。1976年といえば、解散後6年を経過しており、十分ビートルズに対する理解、議論などが煮詰まっていたと思いきや、結構ばらばら。解散後も、(勝手に)現在進行形であり続けるグループの面目躍如といったところか。情報量は、現在に比べ、まだまだ決定的に少なかったのかもしれない。
「僕らにとってのビートルズは思い出でなく現実なんだ!」という石坂敬一氏の寄稿や、「さよならビートルズ そして、ポール・マッカートニーはドアをとじた」という水上はる子氏の寄稿など、時代を感じさせる。最後にシンコーミュージックの本の宣伝が載っているのだが(買った記憶のある本も多数あるのだが、どこに行ってしまったのだろう)、「ディープ・パープル ーブリティッシュ・ロックの王者:紫神ー」とか、「リッチーブラックモア ー狂気の雷舞ーとか、「キング・クリムゾン ー至高の音宇宙を求めてー」など、思わず手にとりたくなるようなタイトルになっている。そういえば、彼らも、まだ人気がありますね。
肝心の写真の方ですが、1963年から1964年頃の初期のものを中心に、フレッシュで、アイドル視されていた時代の彼らが、うまく表現されていると思います。インターネットの古本でも、簡単に入手できるみたいですね(便利になったもんだ)。

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