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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

シルクロートの仏たち

2014年07月18日 | Books



本書は、見っけもんだった。
検索して、AMAZONに出店してる古本屋さんで見っけた。著者のサイン付き。

発行は、1990年だから、かなり前だが、丹念に調べてある。
題名から、シルクロード全体についての話かと思ったら、主に、インドに残された史跡、レリーフ等の分析について述べられており、中国、日本の話は、おつまみ程度。
でも、原点であるインドに残された史跡、レリーフについて、ここまで優しく、説明してある資料は珍しい。

インドに残されたレリーフ類は、芸術的にはすばらしいのだが、何が描かれているのか特定するのは難しい。
文字が、ないのが普通だからだ。文字があっても、今の使い方とは違っていたりする。

本書は、その誤解を恐れず、レリーフの説明を加え、そこから当時釈迦の生涯がどう捉えられていたかを推測する。
結果として、ブッダの生涯について書かれた他のどの書よりも、詳しくなったかもしれない。

著者は、元々家具のデザインが本業だったというが、趣味が転じて、このような立派な本を著すほど本格的になった。
ご立派である。

今日は、神戸で、法要があって、老師の説法をお聞きしたが、すばらしい。
諸行無常と、寂光について。
”雲”と書いた、色紙をいただいた。
努力を積み重ね、歳を重ねれば、あのように立派な人になれるのだろう。

明日から、小旅行予定。
アップできるかな?

コメント
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