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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Steve Jobs

2014年07月05日 | Movie


本映画は、昨年封切りだった。
BDが、出たので、早速ゲット。
期待以上の出来だった。

最初 ipodの誕生を誇らしげにプレゼンするJobsのシーンから始まるが、映画は、彼の前半生、つまりアップル立ち上げから、失脚。そして復活までを描く。
ドキュメンタリータッチで、出てくる俳優も、実物そっくり。

バックの音楽が、70'sで、当時の匂いの中に引き込まれる。
Dylanの写真が、アップルがスタートしたガレージにかけてあるのが、印象的。
Jobsは、Dylan信奉者だった。
インドでの映像も入る。まだ、サイケの匂いもなごっている。
コンピューターが、個人で使えるようになるなんて、まだ夢の夢の時代だった。
ATARIで、ブロック崩しのゲームが評価される。
我々世代が、最初にビデオゲームで出会ったのが、ブロック崩しだった。

アップルを追われ、復活するところは、生々しいが、この天才の信念を、事業化するハードルの高さは、想像を絶する。しかし、最後にやり遂げ、時価総額が、世界一になったところで、エンド。
まだまだ若くして亡くなったJobs。残念でならない。

おまけは、映画製作に関わった人のインタビューが中心だが、その中で、アップル創設に関わった人のインタビューが面白かった。

Jobsと盛田氏との面談の話。Jobsが、いかにSONYを意識していたかが、わかる。盛田氏の自家用ヘリにも興味を持ったという。自家用ジェットなど、アメリカの方が、早いと思ったのだが。
事業が失敗したら、日本で、僧になると言っていたという秘話も明かされる。
禅の愛好家であることは有名だが、そこまでとは。

アップル製品を使っている全ての人にお勧めしたいすばらしい映画だった。
コメント
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