


東伊豆地方は、地デジ対応困難地域になっているそうなのだ。
東京からの電波と、静岡からの電波の端境地区にあり、どちらの電波もよく入らないだけではなく、管轄を押しつけ合ってさえいるという。
そこで、アンテナは立てたけど、テレビが映らないということで、アンテナ業者とのトラブルも多発しているという。ケーブル会社が番組を供給するほどの人口密度でもない。衛星放送用アンテナで地デジを見る秘策があるそうだが、特例中の特例で、かつ3年間の期限付きという。
滅茶苦茶な話だ。総務省に言っても相手にしてもらえないという。
東伊豆でもそうなのだから、全国にこんな場所は沢山あるのではないか?
大丈夫か、地デジ?
スカツリーができた後だと、状況は変わる可能性があるらしいが、アナログ放送は、その1年前ぐらいに終わってしまう。
そういえば、今使っているPCは、アナログTVは見れるんだけど、どうしようか?
アナログ放送停止を、1~2年遅らせても、バチは当たらないと思うのだけど。
ところで、総務大臣は変わったんだっけ?

九寨溝2日目は、昨日回り切れなかったところを回った。といっても、道は、Yの字型の一本しかないから、何度か同じ道を往復することになる。
前日の夜は、雨で、川が大増水。九寨溝へ向かう道沿いの川も、あふれんばかりだ。
ただ、雨は、かろうじて止んでくれたので、助かった。

九寨溝の入り口付近も、霧がかかって、幻想的だ。

本物のパンダは、見られないけど。

二日目は、公園内の巡回バスを使用。バスの本数は多く便利だが、案内が中国語であることと、二股に分かれるところで、乗客の状況によって行き先が変わるので、一人で行くと戸惑いもあるかもしれない。まぁ間違ってもすぐ降りて、次のバスを待てば済むけど。
これは、バスから見下ろした樹正群海付近。湖の底に黄色い帯が見えるので、臥龍海かもしれない。
二日目の最初は、Yの字を右に入り、一番奥にある原始森林を目指す。前日は、熊猫海までしか行っていなかった。

標高は、たぶん3,000mぐらい。バスの終点から、森に向かう遊歩道になっている。目の前の鋭い形をした山は、剣岩。霧がかかって、やや錆ついた感じだが。

遊歩道の回りは、自然があふれている。これは、何だっけ?

リスは、日本のものとそんなに変わらないように見える。

この白い袋みたいな花は何?

ぶらぶら歩いている内に、原始森林に着いた。
要するに手つかずの森林を散策いできるという訳だが、たまたま地元のチベット人がいて、昔は、もっと太い木がたくさんあったそうである。木の寿命も永遠ではないから、新陳代謝が進んでいるのだろう。

考えてみれば、標高3,000m。この程度の標高なら、森林は育つんだっけ?気候にもよるのかな?