二度目の赤城山である。前回はツアー登山、高速が混んでいて登り始めがお昼近かった記憶がある。同じ百名山をやっている配偶者が、まだ行ったことがないと言うので、お付きも兼ねての登山だ。
前泊は片品村のペンションてんとう虫。ここの登山プランを利用する。登山プランとは、このペンションに前泊して、朝お弁当を用意してくれて、登山口まで送ってくれて、下山したら下山口まで迎えに来てくれて、駅まで送ってくれる。便利なパックだ。
対象の山は尾瀬至仏山から、上州武尊、日光白根などがあるが、それら山々はもう雪、太平洋側の赤城山は雪もない。ペンションの美味しい朝食を食べて、冬装備して、軽アイゼンも持って、ワゴン車で出発。赤城山の駒ケ岳登山口まで送ってくれて、9時に登山開始だ。
紅葉が終わって冬枯れの山だから、樹木越しに展望が利く。大沼が朝日に輝いて下に見える、いいなあ。スタートの標高が1,360m、中間点の駒ヶ岳まで1時間で到着だ。
そして一旦下って、赤城山の最高峰黒檜山までの登り、長い長い階段、こんなに急登だったっけ。以前登った時は、時計回り、今回は反時計回りだが、こんなに急登だとは気が付かなかった。
そして1時間で山頂に到着。ビューポイントが2分歩くとあるというので、そっちまで行く。2分なんて怪しいなと思ったら、案の定5分ほどかかった。このビューポイントは、上越の山々が一望だ。
展望ポイントから山頂に戻って下山開始。急な下りに差し掛かる。1時間15分ほどかかったが、ほんとにキツイ下りだった。途中大沼もきれいに見えるが、湖面に光が反射していい写真が撮れない。
そして、悪路を下って、もういい加減いやになった頃、黒檜山登山口に到着。ペンションのご主人が、ワゴンのドアを開けて待っていてくれた。
その足で新幹線の上毛高原駅へ。時間に余裕があたので、駅のトイレで全部着替え、駅ナカのカフェでコーヒー&ケーキセット、自分にご褒美だ。休憩込みで4時間とちょっと、標高差600mのほどほどの登山でした。このくらいは疲れが来ないのでちょうどいいな。
ペンションてんとう虫さん、来年は百名山の上州武尊でお世話になりますよ。6月はまだ残雪があり、7月からがいいそうだ。百名山79座目になるかな。