資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

YouTubeの登録5本目、チャンネル登録6人、87回再生

2025年03月01日 | ガス主任技術者資格とその活用

 1月下旬に、診断協会主催の中小企業診断士向けセミナー「YouTube攻略法セミナ―」を受講した。そして、YouTubeやってみるか、とスタート。私の主催する講座、ガス主任プレミアム塾の解説や演習などをテーマとした。

 そして、毎週1本の割合で登録を続けている。最近5本目を登録した。一本登録するのには30分ほど、大した作業負荷にはならなくなってきた。メイン画面はこちら ↓ 

 ちなみに1本目は、気体の状態方程式の計算問題。本試験の1問目だ。こちらは59再生。

 2本目は、ラウールの法則の計算問題。結構ややこしい計算だ。こちらは10回再生。

 3本目は、エントロピー、わかりにくいのだが、易しく解説。こちらは13回再生。

 4本目は、燃料電池の電圧電流特性、本格的な出題はまだないが解説。こちらはまだ2回再生。

 5本目は、水素の供給上・保安上の注意点。水素って、脱炭素の観点からは理想的なエネルギーとされているが、どうしてどうして、そもそも水素は、工業的に街中で使ったことがなく、まだ、十分コントロールできるかわからないのだ。そんな意味で、この問題は、世間で一番早く水素の取り扱い上の注意点をまとめたと思っている。5回再生。 

 再生回数は全部で87再生。チャンネル登録者数は現在6人、まだまだ。これからもYouTube続けていきます。とりあえずの目標は10本上げること。

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Youtube始めました!!

2025年02月10日 | ガス主任技術者資格とその活用

  YouTubeを始めました。ガス主任プレミアム塾の補足という位置付けです。2月10日現在、3本をリリースしました。基礎理論のうち、気体の状態方程式、ラウールの法則、エントロピーです。各回3~5分ほどです。

 内容が専門的ですので、興味のない方はパスしてください。これから毎週1本。毎月4~5本上げていきます。こちらの顔から飛びます。

       

    https://www.youtube.com/@mitukamii

 

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(今日はちょっと難しい話)ステファンボルツマンの法則では温暖化は・・

2025年01月31日 | ガス主任技術者資格とその活用

 

 地球の温暖化は温室効果ガスのせいだというのが常識になってる。現在EUを中心として世界は、それが前提で巨額な対策が打たれている、しかし今度大統領になったトランプは認めてないから、世界の政策はしばらくはだいぶ変わる。私もこの説に疑問を持っている。(エネルギ-業界にいるんだがね)

 そこで以前学習した、気象予報士のバイブル、一般気象学第2版(私が持ってるのは補訂版ではないが)で確認した。

 このテキストの114頁に放射平衡と太陽放射、地球放射の説明がでてくる。熱放射はステファンボルツマンの法則で説明できる。熱放射は、黒体の温度の4乗に、ステファンボルツマン定数を乗じたものだ。ガス主任技術者試験の伝熱の学習にも出てくる。この法則は、物理学の常識レベルだから、信用できるだろう。

 さて、その結果は、太陽熱と、地球のアルベドも考慮した地球熱のバランスを取ると、地球表面の温度が計算できる。その結果は、255K(-18℃)となる。実際よりかなり低い。地球大気の温度は約288K(約15℃)だから、この差、約33℃分が、温室効果ガスの効果になる。33÷288=約11% 温室効果ガスの、熱を囲い込む効果は熱放射の11%分だ。

 一般気象学では、これから先はどうなるか、などは書かれていない。そこで、国連IPCCの6次報告を見よう。このままいけば、今世紀末には3.3~5.7℃ほど、地球の気温は上がるという。その主原因の温室効果ガスに二酸化炭素を置いている。その二酸化炭素は、過去50年で100PPM弱の上昇、ほぼ直線で上昇している。100PPMとは、1万分の一の上昇(増加)だ。

 IPCCの今世紀末までの地球の温度上昇を、低めに約3℃とすると、3÷288=0.01 さらに地球の気温を1%上げるそうだ。そのための温室効果ガスの増加は、1万分の一。なんか変だ。1%気温上昇に必要な温室効果ガスは、1万分の一の増加。

 私は、素直におかしいと思う。数式がよくわからない方は、結論だけ読んでください。1万分の一(100PPM)の二酸化炭素の増加で、1%(3℃)気温が上昇。桁が2つ違う。テコの原理でも大きすぎる。誰か、知ってる人、計算モデルを解説できる方、教えてくださいな。なんでこうなるの?

追記:この記事はしばらく前に書いたものを下書き状態にしておいた、それをアップしたが、最近、サンケイ新聞の正論で「脱炭素という妄想世界の弊害」という記事が出てきた。東大の教授の方(どんな方かはよく知らない)の記事。

 地球温暖化と二酸化炭素の増加のグラフを見ると全体的には上がっているが、似ても似つかない(関係がよくわからないの意か)、また巨額の投資をしているが、全然温暖化にブレーキがかかっていない、というもの。新聞記事はサンケイの会員になれないと見れないので、私は見ていないが、フェイスブックで記事をアップしてくれた方がいた。一部分ですが、興味があればどうぞ。

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新聞に動画講座の広告を出すと、記事を書いてくれた

2025年01月24日 | ガス主任技術者資格とその活用

 都市ガス業界の新聞「ガスエネルギー新聞」に広告を載せた。ガス主任試験の講座「プレミアム塾」の広告だ。すると、技術・新製品、保安・防災担当の記者さんが、上段にベタ記事だが、記事を書いてくれた。

広告の原稿

当日の新聞1面

当日の新聞6面の広告欄

当日の新聞6面の記事

 さて、今年も始まるぞ!と気持ちを新たにする。

 どうでもいい話だが、広告を入れると、新聞社さんが、余分に新聞を入れてくれる。今年も5部ほど余分に入ってきた。押し紙とは違うか。でも、段ボールに入れるときのクッションくらいしか使えないんだよね。

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ガス主任プレミアム塾、合格者の声

2025年01月12日 | ガス主任技術者資格とその活用

 私の主催する講座、ガス主任プレミアム塾では、ホームページに毎年合格者の声を掲載している。今年も合格者にお願いして、2名、合格体験記を書いてもらった。ホームページの方には、居住地の都道府県と氏名が載っていますが、こちらは伏せておきます。興味を持った方は、こちらのページに飛んでください。

 令和6年度 甲種合格 A様

 私は三度目の受験で甲種に合格することができました。文系の私には、どうしても理解の進まない問題が多く苦戦していました。さらに近年ではSDGsやeメタンなど社会情勢に関する出題もあり、幅広い知識や理解が求められるようになりました。独学での合格は困難と思い、このプレミアム塾を申し込みました。

 勉強を進めるのにおいて助けられたのは毎週の動画配信です。甲種の出題範囲はとにかく広く、都市ガス工業概要だけでは理解し辛いものでした。動画の中で上井先生は業務での実体験を話してくださり、ぼんやりとしか分からなかったモノが、ハッキリとしたイメージを持って理解することができました。

合格のためには法令科目の理解がとても重要だと思います。勉強をすすめる上でポイント解説はとても使いやすく深く理解できました。分かりやすく表にまとめられており、振り返りで確認するのにもとても重宝しました。

合格まではとても多くの勉強量が必要な試験だと思います。絶対に合格したいぞという方にこそ、受講をおすすめしたいです。

 

 令和6年度 乙種合格 B様

 私は3月下旬から勉強を始めました。ちょっと遅い出だしで、試験の範囲がとても広く、論述試験もあるため独学では厳しいと感じました。試験は、1年に1回しかないため一発で合格したいと思っていたのでよい通信講座はないかとネットで探したところプレミアム塾があり申込みました。

 要点を簡潔にまとめたポイント解説、それに沿った講義、わからないところをメールで質問等、とてもよい教材でした。特に要点をまとめたポイント解説は、試験に出る重要ポイントを一冊にまとめてあり、この一冊を手に入れるだけでも価値があると思います。
 
 また、上井先生の経験談や実物を使っての講義はとてもおもしろく、イメージしやすく、とてもためになりました。直接質問できるコーナーでは上井先生と直接お話しでき、勉強方法等を教えていただき、モチベーションアップにつながりました。講義と模擬問題集、定期的な模試により自分がどんどん理解が進んでいるのが確認できました。独学ではできないと思います。
 
 一発で合格でき、会社の毎月の手当も増え、評価アップにつながり本当に申込んでよかったです。上井先生に、心から感謝致します。来年受験する人に参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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令和7年度プレミアム塾、塾生募集開始!!

2024年12月10日 | ガス主任技術者資格とその活用

 今年もeラーニングの受験対策講座、令和7年度ガス主任プレミアム塾の塾生の募集を開始した。昨年度は個人・団体合計で定員オーバーの60名の塾生に受講していただいたが、今年も定員は50名。個人ごとに資料と模試を3回送付する、その手間がバカにならないため、今年も定員は50名だ。

 マーケティングの広告は、gooブログの目指せ!甲種、この資格マニアの徒然草ブログ、それにフェイスブックのガス主任の応援ページ に募集を記載した。

 GoogleにはGoogle広告を入れ、ランディングページ(ペライチ、ガス主任)に誘導できるようにしている。最後は、新聞広告、1月にガスエネルギー新聞に広告を打つ。あとはyoutube位だが、面倒なため今年も見送り。

 さて、その広告だが、広告原稿は次の2頁分だ。例年12月末から、ボチボチ申し込みが始まる。台帳を作って管理しないと、わからなくなってしまう。7年目の講座も順調にスタートする。

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ガス主任令和7年度プレミアム塾のビデオ収録を終了

2024年12月01日 | ガス主任技術者資格とその活用

 2ヶ月ほどかけて作業を行ってきた「令和7年度ガス主任技術者試験対策講座 プレミアム塾」のポイント解説、演習問題のビデオ収録を完了した。収録時間は、作業は通算して36時間ほどかかった。

 受講生側から見ると、甲種受講生は41講座27時間、乙種受講生は、甲種よりやや短い時間になる。1講座(動画)は平均40分、とほどほどだ。写真は、基礎理論の目次、1~3章ごとに動画ができてる。

 2枚目は、1章の3,理想気体の性質、ボイルシャルルの法則や、理想気体の状態方程式、ドルトンの分圧の法則等のポイント解説だ。もちろん動画では、画面の文字量より多く喋っている。◎○は出題頻度の多い項目だ。

 その後、演習問題を1~3章分解いていく。画面は、水素の分子量とモル数の関係から、質量当たりの体積を求め、減少したボンベの質量を求めた問題である。本試験では、第1問目には、必ずと言っていいほど出題される。

 

 さて、この後は、学習ガイダンスを改訂・ビデオ収録し、Google、Facebook、ガスエネルギー新聞等広告媒体に広告を載せ、その受け側のランディングぺージ(LP)の改訂を行って、最後は、予定部数を印刷する。これもかなりの仕事だ。予約開始は12月中旬かな。

 

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アンモニアって何だ? 都市ガスの不純物、脱炭素、混焼・・

2024年11月03日 | ガス主任技術者資格とその活用

 

 昨日の欧州ツアー記事で思い出した。脱炭素でアンモニアが注目されている。ガス主任技術者試験で、都市ガスの成分分析、3種類の不純物(総硫黄、硫化水素、アンモニア)は一定以上入っていてはいけない、となっていて、一部のガス事業者は成分検査が義務付けられている。

 まあ、試験対策だからそのまま覚えるようにと指導はしているが、疑問を覚える。また、脱炭素でアンモニアは有力と言うことは何度も聞く。さて、アンモニアって何だ?

 アンモニアの燃焼は、4NH3+3O2⇒2N2+6H2O だ。右側、燃焼時に二酸化炭素を出さない。出るのは、窒素と水だけだ。これが脱炭素に有力と言われるゆえんだ。

 アンモニアは、常温常圧で、無色透明、刺激臭がある気体、液化しやすく輸送に便利、主な用途は、肥料、尿素、りん安、硝安だ。8割は国産、石油化学で生成される。

 メリットは、アンモニアを石炭火力などでアンモニアを混焼すると、その分二酸化炭素を減らせる、また設備をそのまま使える。水素はまだ便利な輸送手段はないが、アンモニアを使えば、水素を運ぶキャリアとしても使える。

 そしてデメリット、NOXが発生する,NOXは大気汚染物質だ。かつて公害問題が華やかりし頃、日本はその対策に熱心だった。また、アンモニアの生産過程で二酸化炭素を出す、さらに物量を確保するのが難しいことだ。これらを解決するべく、各社が研究、実験などを重ねている。

 このくらいの知識があれば、アンモニアって話題が出たときでも、答えられるよ。

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今さらだけど、欧州カーボンニュートラル視察ツアー参加の感想

2024年11月02日 | ガス主任技術者資格とその活用

 7月にガスエネルギー新聞社主催の欧州(スイス、オーストリア)カーボンニュートラル視察ツアーに参加した。

 ガスエネルギー新聞に、ようやく参加者の感想が載った。ツアーから帰ってきてすぐに、感想を書いて新聞社に送ったが、だいぶ時期遅れだ。とにかく記事になった。記事の写真を撮ったが小さいので、私の感想、全文を掲載する。

 以下、ガスエネ新聞に載った私の参加の感想・・

 今回でこの視察ツアーは四度目の参加になる。当初は業界の自由化という課題が中心だったが、ここのところ、脱炭素へと課題が大きく異なってきた。

 今回のツアーは、バラエティに富んだ視察先、橘川先生の講義・アドバイス、参加者の的確な質問など、今までで一番内容の濃いツアーと感じた。来年以降も引き続き実施してほしいツアーであった。

 空気中の二酸化炭素を分離回収する技術二酸化炭素を分離膜で分離する技術、さらに二酸化炭素と水と太陽光だけで、燃料を作ってしまう技術、まるで植物の「光合成」の様な夢の技術、バイオメタネーションという複数の技術を組み合わせて作った複雑なプラントなど、興味をそそる内容であった。

 また、オーストリアでは安いロシアの天然ガスが入手できなくなる危機感とともに、EU本部からの脱炭素の指示など、日本とは異なる厳しい環境のため、懸命に開発しているような姿が見えた。                                        (380字)

 

 

 

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令和6年度(2024年度)ガス主任技術者試験問題を検証!!

2024年10月20日 | ガス主任技術者資格とその活用

 

 令和6年度ガス主任技術者試験の問題を検証した。今年は解答が早く出たため、検証時期も早い。まず乙種から。学科試験の枝問レベルの初出題の割合(初出題率)は、13.8%。高いか低いかはよくわからない。

 法令は、1問だけ知らない問題があった。問1の(4) 12A13A以外のガスを供する託送事業は、一般ガス導管事業には入らない、これ、知らなかった。残りはすべて過去問題、キッチリ学習しておけば解けただろう。

 次は基礎理論、計算問題では難問はなかった。選択式で問4の熱力学と問11の流体の問題は、枝問が2つずつ新しい出題があって難問だった。まあ、15問中10問選択だから、ほどほどの得点はできただろう。

 ガス技術、製造の初出題率は、36%と1/3が新しく厳しい問題。供給の初出題率は8%、とほとんど解けるレベル、消費の初出題率は20%、とほどほど。製造分野は、問2、問3、問4、問8が難問だ。製造を選択した方はハズレだろう。供給分野は、問13でガス管の管厚を求める式が出た。これは式をある程度知ってないと解けない。でも他は比較的簡単。消費分野は、問23業務用、問24換気、問26安全装置当たりが高難易度の問題。

 論述は、法令は保安規程と消費機器の調査、これは準備した方はやった!と言うレベル。ガス技術は、製造が地震対策、供給は他工事、消費は、業務用のCO、着火。供給を選択した方はハズレ、残りの方は当たりだった。

 続いて甲種。学科試験の枝問の初出題率は、11.0%、と乙種より低い。法令はほぼ乙種と同じ問題。1問だけ知らない問題で、問1の(4) 12A13A以外のガスを供する託送事業は、一般ガス導管事業には入らない、これ、知らなかった。残りはすべて過去問題、キッチリ学習しておけば解けただろう。

 次は基礎理論、計算問題で、問10のディフューザの損失ヘッドと、問12円管を通過する伝熱量が初出題だった。これは初回ではまず解けないだろう。再度の出題も考えられるから、すぐにテキストを見て解いてみよう。

 ガス技術、製造分野の初出題率は20%、平均すると、枝問の一つは初出題の勘定で、かなり厳しい。特に問6ホは、経済安全保障法からの出題。問9のCCS、ボランタリークレジット制度、GXなど最近の知識が求められる問題だった。供給分野の初出題率は8%と低い。問13の管厚計算式は難問。ほかの問題はそう難しくはない。消費分野の初種出題率は、24%とかなり高い。 問21家庭用ガス機器、問26安全装置、問27ガス栓警報器当たりは高難易度。

 論述は、甲乙同じ問題。法令は保安規程と消費機器の調査、これは準備した方はやった!と言うレベル。ガス技術は、製造が地震対策、供給は他工事、消費は、業務用のCO、着火。供給を選択した方はハズレ、残りの方は当たりだった。

 私は、これからプレミアム塾の資料に手を入れて改訂し、ビデオ収録に入ります。

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今年のガス主任受験模試講座も無事終了

2024年09月09日 | ガス主任技術者資格とその活用

 今年のガス主任技術者試験の模試講座も7日をもって終了した。もちろんプレミアム塾は、試験日まで質問などは受付するが、出張の講座は7日をもって、無事終了した。

 今年は、模擬試験とその解答解説以外に、論述試験講座を新設した。

 この講座は、まず、出題傾向の分析(論述試験の出題は、一定のサイクルがある)と、今年の出題の予想、本命・対抗・穴の順で予想(競馬みたいだな)。次に演習問題の解説。

 

 そして、ブロックチャートの演習。論述試験は、記述式だが、文章を覚えるのではなく、解答例文をツリー構造にして、大分類を覚え、小分類を繋げていく。そのために分類をツリーにして覚える。

 もう一つ、ツリーを書いたら、隣の受講生と、今書いたことを相手に喋ってみる。これがまたよく記憶できるのだ。この方法、私は以前から一人でやっていたが、「最高の勉強法」と言う書籍にも書いてあったことを研修でやってみた。

 成果は、今シーズンの試験を見てみないと分からないが、乞うご期待だ。さて、これで一段落。次の仕事は、通信教育の添削と問題集の編集になる。山もまだまだ行くから今月も忙しいぞ!

 

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欧州CNツアーのまとめ

2024年08月03日 | ガス主任技術者資格とその活用

 さて、1週間の予定で廻った欧州CN(カーボンニュートラル)ツアーから帰ってきた。忘れないうちに旅の印象を書き留めておく。

 その前に、最終日、早朝ホテル近くのシェーンブルン宮殿へ散歩。朝日に輝く、この黄色い宮殿、確かマリア・テレジアの離宮だった思う、そしてあのマリー・アントワネットも子供の頃、住んでいたと思ったな。

 パリ五輪の開会式で、マリーの首が歌っていたが、オーストリアの人達、怒らないのかねえ。前回訪問した時は、雪がちらついでいたが、今日はいい天気。庭のずっと奥にも建物がある。凄いねえ・・

 宮殿の庭で、ノルディックウオークをする人たち。私、ノルディック・ウオークの資格も持ってるんだが、すっかりご無沙汰だ。

 さてツアーの感想。まず、意外に寒かった。前回スイスの山岳ホテルで、冷房がなくて寝苦しかったが、今回は、涼しい、というか、室内は寒い。帰りの飛行機は、モンベルのジャンパ―を着込んで乗った。

 もう一つ、外国移民の問題。チューリヒ、ウィーンとも目立たない。もともと外国人労働者がたくさん入っている国だが、移民で大変だ、とかは誰からも出てこなかった。イスラムは衣服でわかるが、目立たなかった。オリンピックは全く影も形もない。

 そして、視察。専門的な内容は、読者層も違うだろうから、別の機会にするが、全体的には、欧州は、脱酸素の取り組みが凄い、EU連合からの指示もあるが、どうもロシアからの安いガスが入手できなくなることを恐れてる、エネルギー安全保障の問題だ。これに温暖化対策が加わって、脱炭素だから、エネルギー供給事業は、大変だ。太陽光に、地熱、水素、ヒーポン、水力などいろんなメニューを実施中だ。(不思議と原子力と風力の話は出なかった)日本にいては、感じられない課題だ。

 視察団は、専門家も大勢参加していて、的確な質問をする、また、相手がそれはちょっと、というところまで質問する、同行した大学の先生の講義・解説も初めてだったが、理解をずいぶん助ける内容だった。過去3回このツアー参加しているが、一番コストパフォーマンスの高いツアーだった。

 帰りの飛行機は、ビジネスクラスを希望、この価格は出発時間が近くなるにつれ、値段が下がって来るそうで、最後は、飛行機会社のカウンターでパスポートとクレジットカードを持って、添乗員のそばに待機した。そして見事、アップグレード成功。

 乗った飛行機、なんとロシア上空を飛んでる、まあ結果オーライだったが、ちょっと心配だった。そして、脚を伸ばして寝れるため、からだへの負担は少ない。これから帰りの飛行機はビジネスにしたいもんだね。

 このツアーは、コロナ以来5年ぶりの開催だそうだが、会社の赤字が、どうしようもなくなるまでは、参加続けようかな。

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欧州CNツアー~最後はウィーンへ

2024年08月02日 | ガス主任技術者資格とその活用

 欧州カーボンニュートラルツアー、最後の街はウィーン。一日かけてウィーン市の地域暖房プラントの視察。以前は天然ガスを使ってエネルギーをウィーン市へ送っていたが、現在は、カーボンニュートラルのため、地熱、バイオ、ヒートポンプ(水力)、グリーン水素と都市ガスの混焼、脱炭素となるエネルギーに切り替え始めている。説明で出てこなかったのは、原子力と風力くらいだ。なお現場写真は不可のため、今日はなし。

 さて、視察を終えて、ウィーン市内に戻り、夕刻まで2時間程度は自由時間。この国は、役割と資格が厳密で、観光ガイドは資格が必要、添乗員がガイドのような事をすると、見つかると罰金、免許取り上げとなるそうだ。今回は視察だから、観光ガイドはつかない、自分で廻れ、ということだ。まあそれでもいいか。

 バスで市内へ、ドナウ川を渡る。また、どこからでも見えるシュテファン大聖堂だ。

 私、ウィーンは二度目。もっとも新婚旅行の時以来だから40年ぶり。でもあんまり変わってない。遺産だからね。体調がよくない、会議室やバスが寒かったことと睡眠不足かな。今日は、あんまり歩かない美術館巡りをすることにした。

 まず、美術史美術館。65歳以上はシニア割。18ユーロ、3千円ほどだ。シニア割の適用は、私と同行の先生だけのようだ。ブリューゲルの有名な作品がある。見たことのある絵だ。

 美術館のホールで。

 エジプトや中世のお宝もある。

 美術館を出てオペラ座方向へ。途中の公園にモーツアルトの像が。お土産もモーツアルトモノが多い、人気あるんだね。

 続いてアルベルティーナ美術館、こちらは15ユーロ2千5百円。シニア割だったっけな。いろいろの展示があるが、一番わかりやすい印象派の作品を観る。モネの睡蓮シリーズだ。

 ルノアール、結構知られてる絵だね。

 ピカソ、すぐにわかるね。

 よくわからん、ジャコメッティ。

 青い色が特徴のシャガールだ。

 美術館を出て、お土産を物色。モーツアルトの店で交渉。ほとんどがチョコレートだが、夏は溶ける可能性があり、チョコ以外を探す。バイオリン形のミニチュアウイスキーは男性向け。それにバイオリンケースをを開けるとモーツアルトの音楽が流れる、オルゴール、女性向け。

 

 交渉したおねえさん方にお願いして一枚撮影。

 馬車の駐車場。

 街角の歌い手。投げ銭をする。

 最後は集合地点のオペラ座。短いウィーン観光でした。どうも風邪を引いたらしく、夕食のワイン酒場(ホイリゲ)はパス。近所のスーパーでお寿司などを買い、夕食してすぐに寝る。

 お寿司を食べ、たっぷり睡眠をとると、夜中に起きたが、すっかり体調は良くなった。睡眠不足と室内の寒さが原因かな。とにかく、来週の南アルプス縦走まで体調を崩さずよかった。最後の朝は、散歩してシェーンブルン宮殿の庭を観るか。

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欧州CNツアー~世界遺産の街グラーツ

2024年08月01日 | ガス主任技術者資格とその活用

 欧州CNツアー、今日はオーストリア第二の都市、グラーツの合成メタンプラントの視察。視察だから、観光の時間は取られていない。朝8時半までが自由時間、この時間まで世界遺産グラーツの旧市内を散策する。6時に朝食、6時半にホテルを出る。グラーツの旧市街へ。

 日本ではたぶん認められない掘ったままの工事現場。

 旧市街に入る。

 市庁舎。

 ここから展望の良い丘方向へ。

 山上の時計台へ。現在7時20分だが、長針と短針の長さが逆になっている時計だ。

 さらに、鐘楼へ。

 グラーツの市街が見渡せる、一番高い場所へ。

 世界遺産グラーツの旧市街。

 帰りに川を渡る。中洲に妙な形をした博物館がある。

 1時間半の散策のあと、今日の視察、エネルギーシュタイアマルク社。太陽光の電力を使って、水から水素を分離、トウモロコシを原料として、メタンと二酸化炭素のバイオ燃料を作り、その水素と二酸化炭素から、合成メタンを作る。

 フローシートは簡単だが、現場のプラントは極めて複雑。でもこれを実現しているのは立派だ。

 終わって、一路ウイーンへ。明日に続く・・

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欧州CNツアー~チューリヒ第2日

2024年07月31日 | ガス主任技術者資格とその活用

 欧州カーボンニュートラル視察ツアー、チューリヒ第2日。今日は、二酸化炭素と水、太陽光だけを使い燃料を作ることに成功したベンチャー企業、シンヘリオン社の視察。

 この反応で、有機物を作るのは、植物の「光合成」と同じだ。これに世界で初めて成功し、実験プラントから、工業用プラントに進んでいるベンチャー企業さんだ。結構すごい。

 このSAF(持続可能なエネルギー)は、二酸化炭素と水、太陽光だけで、水素と一酸化炭素を作り、さらにケロシンなどのジェット燃料に変えることもできる。これができれば、航空機の燃料は、カーボンニュートラルで、そのまま使える、世界でも画期的な技術になる。現在、工業規模のプラントを作成中とか。

 視察中は、我々からの質問が多くて、なかなか終わらない、私も一つ、質問をしたが、丁寧に答えてくれた。終って、スイス最後の食事は、チーズフォンデュ。

 最後に飛行機の時間調整で、チューリヒ市内を散策。第二次大戦の終結を宣言した場所、チャーチルがここで宣言した。

 オメガの時計店、スイスには有名時計店があるが、人通りが多くてなかなか撮影できない。

 チューリヒの菩提樹の丘から、市内を眺める。

 教会と街の銅板画。短い滞在だったが、興味も楽しさもある街でした。明日からはオーストリアへ。

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