ここのところ、お城と戦国モノを読み続けている。今、読み終わったのは、司馬遼太郎の「夏草の賦」。四国の長曾我部元親の物語である。というか、元親と信長・秀吉の物語だ。元親は結局、秀吉の器の大きさに負けて、四国全体から土佐一国に収まってしまった。そして九州征伐で、島津に負けて終わった。その後、関ヶ原の功から山内一豊が入城し、長曾我部は消滅してしまった。
この物語では、長曾我部の城、「岡豊城」(おこうじょう)、三好氏の城、阿波の「勝瑞城」(しょうずいじょう)が出てくる。特に元親とその正妻、奈々の居城、岡豊城は行ってみたい。続・百名城にもなっている。
さて、ここのところ、お城と戦記物を読み続けている。九戸政実の九戸城を描いた「天を衝く」、穴太衆の大津城(今は石碑のみだが)を描いた直木賞の「塞翁の盾」、戊辰戦争で落城する浜田城が出てくる「花神」だ。
このうち、続・百名城は、九戸城と浜田城、浜田城は登城したばかりだが、九戸城はまだだ。読んですぐ行こうと思ってたら、地震で東北新幹線がしばらく動いていなかった。いつか、行ってみたい、と思っている。
城郭検定2級を、三度(みたび)受験する予定だ。6月12日(日)だ。だんだんお城の雑学に強くなっている、今回は大丈夫と思っているが、どうだろう・・