私は、東京都の診断士協会では、人財開発研究会と建設業経営研究会に所属している。人財研は代表幹事、建設研は会計監査役である。代表はともかく、監査役は年に一度の監査だけで大した作業負荷ではない。先日、人財研に続いて、建設研でもプレゼンを行った。テーマは「T型人材と役に立つ資格」。
会場は、銀座の京橋区民館、その前に、明治屋に寄って、ホワイトデーの買い物を済ます。ここは海外のチョコレートが多く揃っており、買い物も楽しい。京橋区民館のクラシックな看板は相変わらず。
人財研での発表資料を少し手直しして1時間15分ほどの発表。会場とオンライン両方の発表だ。内容は2月23日に書いたため、ここではもう触れない。終わって、残りの時間はいろいろな質問があった。
身近なところでは、同じ資格のテキストを2種類買う人がいるが、どう思うか。中小企業の支援では、中小企業さんに資格の取得を支援しているが、学習期間や繰り返し効果がどの程度か。診断士の仕事関係では、資格を普及する際、どうやって受験者を増やすか、インフル―エンサーが使えるか。最後は、資格から診断士として、どうやって診断士の仕事を獲得していくかなど。
最後の質問の回答は、人から少し秀でたスキル(百人に一人のスキル)を3つ獲得すべし。例えば、①診断士資格の取得、②ガス業界の経験・業界試験の知識、③ブログの運営スキル、いずれも百人に一人のスキルを持てば、百の3乗で百万人に一人のスキルになる。百万人に一人のスキルを必要としている企業さん、日本で1,2社でもいればいいし、いるはず、それで仕事ができる、と説明した。これって誰かの受け売りなんだけどね。
私も診断士になって14年、仕事の獲得には苦労したから、質問の意味がよくわかる会合であった。