資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

人材危機、建設業から沈む日本

2015年01月31日 | ビジネス・経済
人材危機 建設業から沈む日本
クリエーター情報なし
日経BP社



 標記の本を読む。建設業界では職人が不足している。デフレ不況で、職人が離職していた矢先に、景気対策で一挙に仕事が増えたため、職人不足が表面化した。特に型枠工、鉄筋工が不足だという。

 建設業の今の課題は、いかに人を確保するか、育成するかである。もっともこの課題は、戦後、高度成長していた頃からの課題である。20年ほど前には普通の課題であった。久しぶりに復活した課題だ。

 本書には、その取組の事例がいくつか書かれている。技能研修で高校生の入職を促す、仕事を学ぶ仕組み作り、直接雇用、賃金の底上げ・待遇改善、工場で部材をを製作する省力化、などである。

 特別真新しいものはないが、これらは建設業そのものの課題である。これを機会に業界を挙げて改善してほしいものだ。

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ENEX2015

2015年01月30日 | ビジネス・経済

 エネルギー管理士試験にも合格したことから、東京ビッグサイトで行われているENEX2015を見学した。エネルギーに関する展示会だ。

 ビッグサイトではいろいろなイベントが同時開催されているため、最初は会場を間違えたかと思った。立ち寄ったのは、地中熱利用促進協会、ヒートポンプ蓄熱センター、船井総研、東芝エレベーター、東京ガス、エナリス、省エネルギーセンターといったところ。印象に残った内容を書く。

 

 まず地中熱利用促進協会、ジオパワーシステム。地中に5メートルほど穴を掘って、その熱を利用するというもの。新築住宅などで使える。もちろんこれで家庭のエネルギー全部という訳にはいかないが、200~300万円ほど。こちらは年中使えるから、ベース熱源になる。普及が期待される。

 ヒートポンプ蓄熱センター。ヒートポンプの模型が展示されていて、その説明があったが、よくわからないので係員にしくみを聞いた。それでもやっぱり難しい。一般の方にはなかなか理解できないだろう。

 

 船井総研では、電力自由化のプレゼンを聞いた。10分間ほどだが、こちらはよくわかる。そして中小のガス会社にとっても確実なビジネスチャンス!と感じる。ガス会社が電力という新商品を手に入れられるからだ。通信会社や家電量販店なども進出を考えているようだが、商品の近いガス会社のほうが断然有利だ。

 そして次に東京ガスへ寄ると、東京ガスは、「ガスも電力も売ります宣言」をしている。川崎に発電所を持っているのは知っていたが、CGでその様子を見ることができる。巨大な施設だ。いいところに目を付けたと改めて感心する。

 

 省エネルギーセンターで熱管理の書籍を一冊購入、割引になるのと、わかりやすく書かれているため仕事にもつかえそうだからだ。

 ここ2年ほどこのイベントに来ているが、このイベントは参考にになる。IT、中小企業、防災と並んで毎年行くイベントになりそうだ。

 

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BCP継続研修は震災時企業の地域貢献

2015年01月29日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 私の場合、資格の更新は、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー、BCP事業継続管理者、販売士についてやっている。これ以上は増やさないつもりだ。

 そしてそのBCP事業継続主任管理者の継続研修に参加した。この資格も更新制度があり、年に2回、終日の継続研修がある。私は昨年に続いて2回目の参加だ。

 内容は、講演が2本、ワークショップが3時間。新御茶の水の中央大学だ。講演は、「地域貢献、地域との連携」、もう一つは「レジリエンスとBCM」、そしてワークショップは、「10年後のBCP」。

 地域貢献の話は東日本大震災で、企業が何をしたか、が興味があった。上場企業100社中、人材派遣、金銭支援、物資提供のうち、一つ以上実施した企業が90社、すなわちほとんどの企業が何等かの社会貢献を実施している。幾つか実施例も話された。資生堂尾ビューティーコンサルタントの避難所巡回、富士写真フィルムの写真洗浄(これ聴いたことがある)、味の素の健康・栄養セミナーなど。これらは「震災と企業の社会性・CSR」という書籍に出ているらしい。

 ワークショップは、BCPが日本に導入されてから10年、それなりに企業も進歩した。次の10年でどうなっているか、という課題。皆、空気のような存在になっているんじゃないかという意見。

 ファシリテーターからは、経営者に寄り添ったBCPを考えろ、という。グループ内のワークで、中小企業診断士からひと言というから、私が中小企業の経営戦略ととBCPの関係をSWOT分析で話したら、皆ぽかんとしていた。そうか、BCPの資格者は、企業経営はわからないらしい。1時間半の議論と1時間半の発表・質疑。抽選でリーダー・発表者が決めれてたが、当たった人は大変なようだ。私は弥陀くじ、一つだけずれて、助かった。

 この研修会、事業継続の知識補充にはちょうど良い研修会であった。これで資格も更新できた。

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長州幕末歴史検定

2015年01月28日 | 地理・歴史系資格とその活用

 長州幕末歴史検定という検定が開催される。まだちょっと先だが、9月6日(日)だ。この検定、NHKの大河ドラマに乗っかったものだろう。以前会津幕末歴史検定というのがあったが、今回もこの路線だ。

 練習問題をやってみたが、まあ、そこそこわかる。攘夷級(初級)と討幕級(上級)の二つの級があるから、お手軽に受けれるし、また大河ドラマも楽しく見れる。歴史通にもなれる。そうか、今年は、萩や山口に行ってみるか。それもまた楽しい。この手の検定は、1,2回実施して終わり、という場合が多い。受けるなら初回ですぞ! しかし、この9月6日、私は資格試験の受験講師があり、私は受験できない。残念無念!

 話は変わるが、御茶ノ水にレキシズルスペースというお店があって、ここで東京診断士会のIT利活用研究会でIT&歴史の研究会を時々開催する。私も何回か行ったが、ここのメニューで、「長州ファイブ」というのがある。5つの材料が串刺しになって、油で揚げたものだ。私は、何の意味かしばらくわからなかったがが。あるとき、幕末の海外留学をした長州の5人組のことだと知った。さすがにレキシズルスペースだけあると、感心したものだ。お店はこちらです。

 

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22回目の受験記その2

2015年01月27日 | 気象予報士ほか

 昨日に続いて、気象予報士学科一般の問題。15問中10~12問程度の正解だ。間違いなく誤っているのは3問。怪しいのが2,3問。

 第1問目。成層圏界面の温度が高く、中間圏界面は低い。あと光解離によるオゾンの生成を知っていれば、最後のdが何でも③となる。従ってここは正解だろう、〇。

 第2問目。 気温減率の問題。気塊と周囲の空気の数字があるから、よほど計算間違いしないと間違わない。①で、ここも正解だろう、〇。

 第3問目。ここは計算がややこしいので後回しにした。aの比湿は、乾燥空気990g、水蒸気10gだから、10/1000だ。bは、露点10℃の飽和水蒸気圧は12.3で、500から1000hPaになると、24.3/1000,cは、20℃の飽和蒸気圧に相対湿度80%をかけて、18.7。18.7/1000となり、比湿が小さい順に、a,c,b。従って②。たぶん正解、〇。

 第4問目。雪の結晶は、温度によって形が変わる、aは×。b,c,dも一般気象学に載っていたからこれも多分④で正解、〇。

 第5問目。地球と太陽放射の放射平衡温度の式。太陽から離れた距離は距離の2乗に反比例するが、正比例で考えてしまった。ごちゃごちゃメモに書いて式を変形するうちに間違えてしまった。③で不正解だ、×。

 第6問目。問題を見た瞬間、コリオリと相対渦度の合計が、地球渦度に等しいことを利用するのだと思って、いろいろ式をいじるがどうもおかしい。よく考えたら、赤道の周回速度と、南緯60°の周回速度は、角度30°の直角三角形の長辺と短辺の長さの比を距離にする、と思いついた。すなわち赤道周回の1/2、②で、これ正しいと思うんだが・・、△。

 第7問目。低気圧の傾度風は、等圧線と交差して低気圧側に向かって吹くと、設問に書かれている。ポンチ絵を描くと、風は接線方向の高圧側に吹く。しかし、実際の台風などは、摩擦の影響などで中心に向かって風が入る。一応間違いにしたが、⑤で、自信はない、△。 

 第8問目。水平スケールの問題。テキストに載っている。②で正解だろう、〇。

 第9問目。発達期の積乱雲の上昇流、問題は2/3は上昇流というので、そうかと思って②につけたが、後で文献を見てみると、ほとんどが上昇流で、下降流はあまりない。こちらは間違いのようだ、×。

 第10問目。プラネタリー波の伝播は、北半球で、南半球はあまり伝播しない。極渦の変形も北半球だ。これは①で正解だろう、〇。

 第11問目。火山噴火は冷却効果、オゾンの消失は気温の上昇、アルバベドが大きくなると地球は冷却する。ここは常識で考えて④、たぶん〇。

 第12問目。自社の計画には、予報業務の許可は不要だろう、ということで⑤を選択、たぶん〇。

 第13問目。ひっかったのは、気象予報士は住所変更の時、気象庁に届け出る。報告だっけかな、⑤を選択したが、たぶん〇。

 第14問目。観測の届け出の問題。河川管理者が、水位の観測施設を設置したときは、気象用ではないから×にした。それで、③を選択、これもたぶん〇。

 最後に15問目。水防法の洪水予報の問題、こちらは枝問全てわからず、完敗。×

 こんな感じです。1週間すれば気象業務支援センターから解答が出ます。それまでの楽しみです。せっかくの気象予報士試験、解答が出るまで、楽しまなくちゃ。

 

 

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22回目の受験記その1

2015年01月26日 | 気象予報士ほか

 昨日は22回目の気象予報士試験。学科一般は、かなり難しくなっていた。それでも終わってじっくり自己採点すると12問正解。怪しいものも2,3問あるが、正解数は10問~12問当り。合格ラインは最近2,3回は9問だが、普通では11問。まあ、8割方突破じゃないかな。

 実技は大変。実技1は、4月の日本海に入った低気圧。後半は、日本海の飛島と太平洋側の伊良湖のデータの読み取りと最後は波浪の問題。例年問題は3ページ分なんだが、今回は4ページ、解答時間は同じだから、時間切れで解答できなかった人も多いんじゃないかな。私もほぼ時間ギリギリに書き終えた。従って最後の設問、吸い上げ効果と吹き寄せ効果は、ゆっくり読めずに、ササッ、と書いたから、間違っていた。これは普通なら取れる問題。もったいない。

 実技2は、12月の太平洋と日本海にある低気圧、一方は発達し、一方は衰弱する。後半は、日本海の低気圧についてレーダーや輪島の気象データの解読。こちらも時間ギリギリ、最後の問題を書き終えたら、時間ちょうど。

 解答をチェックする時間もなかった。前日まで1週間、実技の解答練習をやって、スピーディーに解答できる練習をしたが、その効果なんだろうか。得点は? わからないな。もしかしたらいけるかも。学科一般の感想は、明日も続きます。

  

 

 

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今日は22回目の気象予報士試験

2015年01月25日 | 気象予報士ほか
気象予報士試験 模範解答と解説 42回 平成26年度第1回
クリエーター情報なし
東京堂出版

 今日は22回目の気象予報士試験。とうとう22回目になった。ごれで合格すると、おそらく日本で一番、多く受験しての合格となるよいうだ。(もっと多い方がいれば連絡ください。)

  受験の準備は学科一般が3サイクル、実技が2サイクルを学習した。私は、学習すると必ず得点をメモするようにしている。今回は、学科一般7回分×2サイクル=14回で、1回だけ合格基準に達しなかった。難しくなってる。地球渦度や、温度風、中層大気、メソモデルなど、熱力学は、エネルギー管理士なんで得意なはずなんだが。結構難しい。あんまり自信はないが・・

  それと実技は、過去7回分×2題の平均点が、1サイクル目が、75.9点。2サイクル目が77.9点。平均2点アップしている。本番もこの得点ならいんだが。実技の解答所要時間が平均60分。まあ時間内には書けるようだ。渦度の問題が難しい。今まであんまり出題されて来なかった問題だ。シベリアやモンゴルからの渦度を追っかけて読み解く問題。

  ようやく、昨晩全ての学習を終えた。後は行きの電車でメモノートで疑問点をチェック。さて出発だ。今回の会場は成蹊大学。

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お好み焼き検定初級に合格!

2015年01月24日 | おもしろ資格とその活用

 お好み焼き検定の合格証が届いた。採点に随分かかったようで、やっと届いた。合格証は、写真のカード。美味しそうなお好み焼きにヘラのデザイン。ナンバーが6104号となっているから、もう6千人が合格してるんだろうか。

 カードの裏には、お好み焼き憲章十か条。一.鉄板は分厚いほうが美味しく焼ける 二.粉と具は空気を含ませふんわりと混ぜる・・・十.仕上げはたっぷりソースにかつをと青のり と美味しい焼き方がかかれている。これは、なかなかいいな。

 仕事の世界で、クレドというのがある。経営者の考えや行動基準をカードにして、社員はいつも携帯してこの方針に従って仕事をする。ちょうどこれのお好み焼き版だ。また美味しいお好み焼き、食べたくなった。食べに行こう。

   

   

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だから日本はズレている

2015年01月23日 | IT
だから日本はズレている (新潮新書 566)
クリエーター情報なし
新潮社

 20歳代の社会学者の辛口日本論でる。書店に並んでいて、気になっていた。以前から読んでみたいと思っていた新書である。

  確かに辛口の評論だが、あんまり興味はわかない。事象をナナメから切り込んではいるが、どうもナナメ過ぎてあんまり面白くない。

  その中で、「ソーシャルネットワークに期待するな」の章が興味を引いた。ソーシャルネットワークは、企業でもいろいろ取り組んではいるが、それほど、影響力はない。商品を販売するなら、やはり、テレビや雑誌には勝てない。ソーシャルメディアの相性がいいのは、数千から数万のを対象とする業界である、と筆者は言う。

  なるほど、これはいいことを聞いた。資格試験の受験者数はこのレベルであることが多い。またガス業界もこのレベルである。ソーシャルメディアの使いどころということか。

 そういえば、ブログも、日本でトップクラスでも1日10万とかいうレベルだ。テレビや新聞などは数千万のアクセスがある。こりゃ比べものにならないな。ソーシャルメディアは、ニッチな世界、隙間の業界に適している。一つ知識を学んだ。

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日本百名山を歩く

2015年01月22日 | 登山&自然系資格とその活用

 校正が一日早く終わったため、ホームグラウンドの筑波山へ。筑波山は低いながらも日本百名山の一つだ。そして万葉集にも歌われている名山だ。今回はバスの終点のつつじが丘から、女体山へ登り、そして筑波山神社へ降りるコースを取った。つつじが丘は、10年以上前に行ったっきりのためだ。また筑波山神社ー御幸が原間のケーブルカーが点検修理で停止しているため、初めて徒歩で下山する。

 先週買った、アンダーウエア、ミドルウエア等を試したんだが、なかなか快適だった。ズボンも生地が伸びるため、特に下りで効果を発揮する。急坂は脚を広げるため、伸びるズボンは都合がいい。

 筑波山は、山頂近くで、色々な岩があって、名前が付けられている。弁慶の七戻りとか、陰陽石とか、出船入船とか、北斗岩とか、だ。これを見ながら歩くのも楽しい。山頂近くの日蔭は、雪が残っている。

 山頂から、御幸が原に下りると、お店が一軒だけ営業していた。ここで昼食を取り、下山。結構急な坂道が続く。筑波山神社まで下りて、筑波山温泉へ。暖まって帰宅。

 筑波山は冒頭言ったが、日本百名山の一つだ。そこで百名山の検定を検索してみると、あるある。しかし作った人には申し訳ないが、あんまり面白くはない。日本百名山検定はこれです。

 弁慶の七戻り、岩が落ちそうだ

  高天原、上にお社がある

  出船入船、石の形が船に似てる

 北斗岩、上を突き刺すような石

 女体山山頂から男体山を展望、寒い

 青木屋の温泉、展望風呂だ、気持ちいい、立ち寄り湯1080円

 

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3冊の初校を完了!

2015年01月21日 | ガス主任技術者資格とその活用

 

 昨年から執筆してきた書籍3冊の初校が終わった。出版するには、まず執筆をする。しかしページ数が多い場合、家庭用のプリンターで印刷するのは手間がかかる。そこで、出版社で原稿を試し刷りしてもらって送ってもらい、これを校正する。初校は、原稿自体をもう一度チェックする、また全ページが田手入るため、全体的にどうかも確認できる。従ってこの段階の作業は時間がかかる。今回は1冊1週間ほどかかった。

 それが終わったら、次は二校、こちらは、初校で修正した赤字がきちんと修正されているかをチェックするだけだから、そんなに時間はかからない。出版も目前というところだ。今週は気象予報士試験の準備があるため、まあ、二校は来週か、すると2月には出版できそうだ。

 ところで、その出版物、写真のように、甲種ガス主任技術者試験模擬問題集、乙種同、そしてハウツーもので、「ガス主任試験を受ける前と合格した後に読む本」である。併せて800ページほどになる。1か月に3冊同時に出版するのは、おそらく一生に一度だろう。もうじき、出版!

 

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気象予報士学科2サイクル完了

2015年01月20日 | 気象予報士ほか
気象予報士試験 模範解答と解説 42回 平成26年度第1回
クリエーター情報なし
東京堂出版

 来週の日曜日が気象予報士試験である。すでに昨年末に、学科、実技の過去7回分を終わっていたが、学科の2サイクルを終えて、本日から実技の2サイクル目に入る。

  その前に学科試験のまとめをしておく。過去7回分を2サイクル学習したのだが、2度やってもできないものをノートにまとめてきた。その内容を振り返る。

 中層大気では、大気の構造、光解離光電離、オゾンの輸送、ブリューワドブソン循環、プラネタリー波の伝播。

  熱力学、大気力学では、混合比・相当温位、湿球湿度。放射平衡の式、コリオリ・相対渦度、凝縮・併合過程、降水粒子の速度や体積の増加、地衡風と傾度風。

 メソスケールでは、ガストフロント、スーパーセル、スコールライン、海陸風だ。そして地球規模では、温暖化、二酸化炭素。こりゃ、ほとんどの分野だな。

 学科一般は、すでに5回ほど合格しているが、だんだんハードルが高くなっていることを感じる。偏微分をやってマイナスだから凸カーブだなんて、偏微分なんてもうとっくに忘れてるよ。過料は行政罰で、気象業務法の罰則ではないなど、自分は行政書士だから知っているが、普通の人は、意味がわからないね。

 これから実技7回分の2サイクルだ。あと1週間の辛抱だ。

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FPの継続研修の講演会を聴く

2015年01月19日 | その他ビジネス系資格とその活用

     

  

ファイナンシャルプランナー資格は、2年間で15ポイントの研修が必要だ。このポイントは、通信研修や講演会を聴くことで得られる。私はずっと通信研修1回3ポイントを積み重ねてポイントを挙げていた。今回、講演会を一度聴いてみようと、申し込んだ。同じ講師業の方の講演を聞いて参考にしようという狙いもある。それに費用は半日で2千円という安さだ。

 場所は大宮ソニックホール、200人以上いただろうか。講演は2題。「行動ファイナンスから考える投資家心理」、「独立FPが伝えるプロ講師のビジネスモデル」だ。

 まず1題目は、行動経済学である。かなり以前、面白くて一気に新書を読んだことがある。プロスぺクト理論。この理論は、人は損することを異常に嫌う、利益は確実に、損失は賭ける。人は絶対値でなく、変化によって行動する。概ねこんなところだ。実際の行動の例を上げて説明してもらう。なかなか面白い。

 2題目は、プロ講師のビジネスモデルの話。講師は主に労働組合を相手に講演活動をされている方だ。講演のゴールは二つ。主催者のゴールと、講師のゴール、講師のゴールはリピートを貰うこと。接点の作り方や、何を提供するか、発生するリスクなど、内容は実に役に立つ。

 講師の方、二人の講演も上手だ。わたしなんかまだまだ、と感じる。こんな有用な講演なら、もっと早く聴けばよかった。これでたった2千円である。しかし、今年はこれで更新ポイントに達した。次は2年後だ。もっと聞きたかった。

 

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原発の経済性は

2015年01月18日 | ビジネス・経済
消費増税でどうなる? 日本経済の真相 【2014年度版】
クリエーター情報なし
KADOKAWA/中経出版

 この方は、元財務省官僚で経済評論家である。昔そこで仕事していただけあって、財務省の裏には実に詳しい。これがこの人のウリなんだろう。この書籍のテーマ、毎年書いているようだ。同じタイトルの本をかつて読んだことがある。

 歳入庁や、円安、経常収支など気になる話題はあるが、今回は原発の経済性について、感想を書く。即脱原発や徐々に脱原発かで、先の選挙でも論点になっていた。この本では、経済的にどうだ、ということが買いてある。結論は、経済的には「フェードアウト」(徐々に消える)そうだ。

 内閣府試算の現在の発電コストは、原発が8.9円/KW時以上、最も安いのが石炭で9.5円、次に安いLNG火力は10.7円、そして自然エネルギーである太陽光は33.4~38.3円、陸上風力が9.9~17.3円だ。

 これに原発は再処理・廃棄物処理費などのバックエンドコストがかかり、2~3円以上のコストアップ。さらに技術開発の補助金が1.6円。発送電分離で送電費が2~4円。そして事故の保険費用、福島原発の損害を40兆円と見積もれば、それをカバーする保険料は3.0円。これらを足し算すると、8.6~11.6円。
 
 従って原発コストは、先の内閣府の数字に、もろもろの費用を合算すると17.5~20.5円。自然エネルギーよりは安いが、石炭やLNG火力よりは高い。経済原理では、価格競争力がなくなり、原子力はフェードアウト、となる。氏の議論は以上である。

 実際は、不安定な自然エネルギーにはバックアップが必要であること。原子炉の減価償却などがあり、またCO2をほとんど出さない燃料であること、純国産エネルギーであり、安全保障時の観点もある。また石炭やLNG価格が変動すれば、また変わる。それに自然エネルギーも量産効果があり、さらにコストも落ちる。いろいろな要素があり、価格競争力だけではない。

 世界中は、まだ原発の増産体制だ。このビジネスチャンスを放棄するのはもったいない。原発を廃棄するにも技術開発費用が掛かる。この費用も捻出しないといけない。まあ、業界の主力エネルギーであるLNGは、しばらく基幹エネルギーであるのは変わらないな。ガス主任技術者の仕事はしばらくなくならないね。

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法定調書の提出

2015年01月17日 | 執筆・講演・診断

 一昨日は冷たい雨の中、税務署へ。駅からちょっと離れているため、びしょびしょになる。会社の法定調書の提出が近づいているため、資料の確認と提出に行ったのである。税務関係の手続きは中小企業診断士の受験科目にはなく、従って診断士はこの分野は不得手なのである。得意なのは税理士さんか。

 税務関係の調書は、一般的なものとして、給与所得者の扶養控除等申告書、源泉徴収簿、源泉徴収票、それに法定調書の合計表などがある。

 どれを提出するのかよくわからないため、税務署に聞く。職員の方は割と親切に教えてくれた。提出は、合計表のみ、源泉徴収票(写真の小さな書類)は、市役所へ提出する。賃金台帳にもなる源泉徴収簿や扶養控除申告書(写真)は提出しない。手元において自社の管理用だ。税務署の方が見せろと言われてと見せるもののようだ。

 しかし、私もサラリーマン生活35年だ。源泉徴収票(写真の小さな書類)は税務署から来るのだとてっきり思っていた。それと扶養控除申告書(写真の大きな書類)は毎年書いて提出していたが、これはてっきり税務署へ提出する書類だと思っていた。サラリーマンをやめて自分で会社を運営することになって、初めて書類の流れが理解できた。

 ついでに今年の確定申告の書類ももらってきた。来月は確定申告だ。個人事業の青色申告と合同会社からのサラリーの合計を申告することになる。またわからないことだらけだ。頑張ろう。

 

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