山口県の百名城は、萩城と岩国城。その岩国城へ。日本三名橋錦帯橋から、山上の岩国城はよく映える。
ロープウエーで山上へ。さらに少し歩いて、天守へ。このお城は、関ケ原の合戦で東軍についた吉川家が、入ってきて築城した。ただし、元和の一国一城令で城は破却され、たった七年しか存在しなかった。昭和に入って鉄筋コンクリートで再建されたが、錦帯橋から見やすいようにと、50mほど移動して作られた。
元の天守は天守台だけが残っている。
天守からの眺めは、錦帯橋はもちろん、瀬戸内海まで一望だ。
天守以外では、堀切に井戸跡が残っている。
岩国城から降りて、すこし脱線。白へびを見る。このは二度目だが、以前見た時より数が多くなっている。
錦帯橋付近で、槍倒し松。岩国は弱小大名だった。大大名が大名行列で通るときに、槍の先を上にして通るのが、悔しくてたまらない。そこで松を植えて、ここを通るときは、槍を上に掲げられないようにしたとか。