7月の診断士会人財開発研究会は、企業見学。静岡県焼津市にあるお茶のパッケージ製造の企業様、(株)吉村 様の企業見学。この企業様は、年に数回、テーマを決めて企業様の見学会を受け入れている。
訪問先
入口には社長のイメージキャラクター
この日のテーマは「会議体験とコミュニケーションスキル」。1テーブル5名、6テーブルで合計30名近くの見学者がいる。グル-プディスカッションもあるため、同じテーブルの方と名刺交換する。
スケジュールは、オープニング、一人20秒の自己紹介、中身に入って、企業理念の浸透、展示室の説明、成長のステップ、最後は吉村流の会議術で、グループでディスカッションをする。
半日があっという間に終わってしまった。この企業さんも相当、試行錯誤していることがよく分かる。課レベルまで企業理念を浸透させた苦労、決算利益の社員への還元、失敗を風化させないしくみ、何でも売り上げに換算、自立型社員へ、会議術の秘密など。
聞くと多くの企業でもできないことはないな、ただし苦労するな、という内容だった。診断士にとっては知識の新たな棚が増え、企業パーソンにとっては実務の参考になりそうな話が一杯だった。
当研究会では、9月にもう一度別のテーマ(障がい者雇用とダイバーシティ)で見学する予定だ。興味のある方は、こちらに見学の案内がありますから参考に。