資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

モンスター社員が職場を壊す

2013年05月31日 | 診断士活動(実務従事他)
モンスター社員が会社を壊す!?
クリエーター情報なし
日本法令


 診断士会のセミナーに参加。テーマは「職場の困った人達の労務管理」。講演者は、臨床心理士・社労士の涌井美和子先生、その業界ではかなり有名な方のようだ。私の友人からは、やっと本人の講演を直接聴けた、と言う。

 モンスター社員、モンスターペアレント等、モンスター〇〇が増加している。エゴ社会化、信頼関係の低下、クレーム&ストレス社会化が背景だ。モンスター〇〇は、不満は出せるところに出す、という。

 2012年厚生労働省の調査では、パワハラを受けた経験があると解答した会社が2,3割。会社の幹部に信頼感を持っていると答えた人の割合が、30年前5割以上だったが、現在は3割台に減っている。

 先生は、モンスター〇〇を10に分類して、各々その対策を講演してくれた。パワハラ型、不安定型、メンタルヘルス型、ひねくれ型、演技的自己アピール型、回避型、強迫的こだわり型、自信過剰型、親介入型、消極的反抗型と、ユニークなネーミングで事例を交えた特徴をお話ししてくれた。

 講演が終わり、ビールとおつまみが出て、質疑に入る。これで会費が千円だから、参加しないと損に感じるセミナーであった。
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異業種交流会

2013年05月30日 | 執筆・講演・診断
 昨日は、住友生命さんのお世話で、異業種交流会に参加した。この交流会、過去に何度も実施しているようである。スミセイのお姉さんが集客している。私も、ある研修で知り合ったスミセイさんから誘われ、義理で?参加したものだ。

 事前に会社の紹介をカードに書いておいたら、数日前に一冊の本が送られてきた。本には100社以上の会社の紹介が書かれている。

 そして当日、会場は200人ほどが集まり、人いきれで暑い。テーブルに分かれて、各々名刺を交換し、会社を紹介する。太陽光発電の会社や研修講師、ネットショッピングの方など、いろいろな方とお会いする。

 そしてテーブルにはカードが置かれており、そこにお会いしたい会社を記入すると、アナウンスが流れて、呼ばれる。私の会社案内はあっさりしたものだったので、もうちょっと詳しく書けばよかたっと、後悔。

 1時間半ほどで異業種交流会は終了。こんな雰囲気なのか。次はもうちょっと準備していこう。

  
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販売士1級を更新

2013年05月29日 | その他ビジネス系資格とその活用
販売士検定試験1級ハンドブック
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カリアック


 日本商工会議所から、販売士1級の認定証が届いた。書留だから、何だと思っていたら、認定証だった。

 この資格は5年に1回更新がある。半日研修を受けて、更新をするもだ。かなり前に更新研修を受けたものだが、忘れていた資格証である。(写真)

 また、この認定証、有効期間が平成30年までとなっている。いよいよ平成30年という数字が身近に登場してきた。

 販売士で思い出したのは、二次試験の面接の時である。受験者の私は中小企業診断士で、幅を広げ溜め、と言ったら、面接者の方も私も診断士です、といっていた。

 販売士は私が更新する数少ない資格である。

 

  
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アベノミクスの真実~第三の矢の内容

2013年05月28日 | ビジネス・経済
アベノミクスの真実
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幻冬舎


  表紙に「安倍総理」公認とある。易しい表現でアベノミクスを詳しく解説している、良い書籍だ。マスコミでは第三の矢が重要だと言われているが、私はどうもおかしいと思っていた。そのことが48頁から52頁にわたり、きっちり書かれている。安倍総理は知っているのだ。

 第三の矢は、民間投資を喚起する成長戦略。その中で最も重要なのは、規制緩和。医療・介護・教育など現在でも需要が供給を上回っている分野は、規制緩和すれば直ちに有効需要が発生する。しかし、特定産業をターゲットにした税制支援などの政策は注意が必要。特定の産業の将来性は、政府が知っているというものではない。民間に任せるべき。ただし、外部経済性の大きいiPS細胞などは政府が支援する必要がある。

 第三の矢を行うためには、第一の矢をしっかりやっておく必要がある。需要不足の中では、規制緩和しようとしても既得権益の強い反対にあう。企業の投資が活発になっても、円高なら海外に逃げてしまう。TPPをやるといっそうデフレがひどくなってしまう。海外との激しい競争の結果、デフレで状況で失業しても再就職ができない。

 従って第一の矢が最も重要である、というもの。私が心配したことが安倍総理は全部わかっているようだ。まずデフレ脱却だ。その上で、第三の矢の成長戦略。それも今規制で超過需要になっているものと外部経済性が大きいものに限定する。成長産業などは民間が試行錯誤で見つけていくものだ。解雇規制の緩和など産業競争力会議の連中は何を思っているのか、トンチンカンなことを提案している。

 しかし、昨年の今頃、民主党の世の中からは、とても想像できなかったアベノミクス。世の中がいい方向に向かっているのは間違いない。(TPPは例外だけど)
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業界紙に連載決定!!

2013年05月27日 | ガス主任技術者資格とその活用
乙種ガス主任技術者試験 模擬問題集 改訂版 ~ポケット版~
クリエーター情報なし
三恵社


 業界紙に広告を出したのがキッカケで、虎ノ門の業界新聞社に呼ばれる。そしてデスクとお会いする。業界紙としてもガス業界の国家試験受験者を応援したい、ついては模擬問題を連載したいが、いかがか、というもの。

 内容を聴き、私は快諾。私の業界紙への連載が決定した。模擬試験問題なら得意中の得意である。6月から9月末まで連載だ。

 さっそく、全体スケジュールと出題の留意点を作成、そして記念すべき第1問を作成、高分子材料の特徴の正誤を問う問題だ。これで毎週の業界紙が楽しみだ。

 話は変わるが、私の小中学校の同級生がローマ法王にコメを食べさせた男である。田舎の限界集落をブランド化して話題を作っている。彼の本に「可能性の無視は最大の悪策だ!」とある。全くその通り。動けば運はついて来る。

  
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草津の湯

2013年05月26日 | 登山&自然系資格とその活用
同窓会で草津へ。金みどりという宿に宿泊、湯畑を散策する。温泉ソムリエの上級資格、温泉分析書マスターの資格知識を使って、泉質を分析する。泉源は、草津温泉万代鉱の湯という。

まず、泉温、何と96℃という高温、高温のため加水している。湯量が少ないため加水している温泉は多いが、高温だから加水している例は少ない。ペーハーは1.46、これはすごい。強い酸性だ。このお湯では無菌状態だろう。そして溶存物質は3.72グラム。療養泉に該当する。

他に塩素イオン、硫酸イオンが多く含まれている。そしてついている名前は、『酸性ー塩化物硫酸塩温泉』である。



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三浦雄一郎さんの思い出

2013年05月25日 | 土木施工管理技士資格とその活用
三浦雄一郎の元気力
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小学館


 三浦雄一郎さんが80歳でエベレストの頂上に立った。高齢者を励ます快挙だ!!素直におめでとうと言いたい。ところでその三浦雄一郎さん、一度仕事でお会いしたことがある。
 以前勤めていた会社がスポンサーで主婦向けにいろいろなイベントを開催していた。その日は評論家の大宅映子さんが司会で、ゲストが三浦雄一郎さん、そしてスポンサー側から防災対策の説明を、私の上司がプレゼンする予定だった。

 ところが、上司に急きょ予定が入り、前日にピンチヒッターを私がやることになった。資料を作成し、練習して、当日早めに有楽町のよみうりホールへ。

 ホールの楽屋で打ち合わせ、大宅さんと三浦さん、そして私、事務局の方が打合せメンバーだ。大宅さんと三浦さんは知り合いらしく、色々な会話で弾んでいる。それを私が聞く格好である。三浦さんは、重りの入った靴をはいていて、普段からトレーニングしている、靴を見せてくれた。

 そして本番、大宅さんのあいさつの後、まず私が前座で、防災対策の話。15分くらいか。次にメインの三浦雄一郎さんの話。三浦さんの話はあんまり聞かずに会場を出る。今考えるとちょっともったいない気がする。

 もう7,8年前の話だ。三浦さん、今でも鍛えていたんだねえ・・
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企業研修も二年目

2013年05月24日 | 執筆・講演・診断
 企業セミナーの講師も二年目に入った。今度は管理者セミナー4か月コース、カリキュラムは、人事考課、OJT、リーダーシップ、コーチング、人事労務課題、プレゼンなどである。

 1か月目は、人事考課とOJT。午前の人事考課は、「考課者の陥りやすい誤り」を学習した後、事例研究をする。個人個人の評価の方法が異なるため、ディスカッションすることで気付きを与えるのが狙いだ。

 午後は、OJT計画書の作り方を教え、実際に部下のOJT計画書を作成するものだ。そしてグループでその計画をブラッシュアップしていく。

 受講者が一新されたから、しばらくは慣れるのに時間がかかる。反応が良いとすぐ分かるし、逆に、悪いとこれもすぐ感じる。研修は生き物のようだ。これから4か月間、毎月2回ずつ、セミナーだ。事前準備と打合せ、研修当日、そして報告書作成のサイクルが繰り返されていく。しばらくは忙しくなる・・
 
  
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受験料の値下げ、私の成果かな

2013年05月23日 | 気象予報士ほか
 気象予報士の願書を取り寄せた。中身を見て驚いだ。試験手数料が値下げになっている。正確には、学科試験の1科目免除の人は千円、2科目免除の人は2千円安くなっている。

 実は昨年の日曜日、私の家にTBSの朝ズバッ!が取材にきて、気象予報士の受験料が高いが、学科免除なら値下げしてほしいか、という取材であった。いろいろ取材されているうち、値下げしてほしい、を言った記憶がある。

 それが翌月曜日の朝に放映されて、近所の水泳で一緒のおばさんや私の仲人さん、元会社の同僚などから問い合わせを戴いた。私への取材は、気象予報士試験に長期に受験し続けているからのようだった、そうか。、それも価値が出るのか。

 それがいつの間にか実現したのだ。まあ、私の一言が効いたとは思えないが、みのさんと一緒に、何等かの影響はあったかな。写真左が免除無、中が1科目免除、右が2科目免除。

 しかし、今回はその恩恵はなく、学科も初めからだ。もうじき申込みである。

  

  
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入管法の改正

2013年05月22日 | 診断士活動(研究会)
よくわかる入管手続―基礎知識・申請実務と相談事例
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日本加除出版


 月曜日の診断士会人財開発研究会は、「最近の入管法改正と中国人ビジネスのポイント」、中小企業診断士兼不動産鑑定士兼税理士兼行政書士のS先生である。

  内容は、入管法の基礎知識、平成24年の法改正、在留資格、外国人が働くには、外国人の雇用のポイント、中国人を働かすには、といった内容で、実務をやっているため、話にリアリティがあリ、面白い。中国人を事務所に雇用しているが、そのやりとり面白い。実際に雇っていないと言えないことも沢山話された。

 ビザなどの在留資格の手続き取得が面白そうだ。ここは行政書士の分野に入るんだろうか。私も行政書士なら持ってるんだが、ほとんど忘れてしまっている。

 S先生、実は、以前別の研究会活動で知り合っていて、久しぶりの再会である。S先生のように4つもの資格を掲げて事務所を開いている方は珍しい。いろいろ相乗効果があるそうだ。

 終わって、先生のお好きなアルコールで懇親会。月曜日は新入会員のお試し参加が6名おり、随分盛大になった。
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統計士~統計が最強の学問である

2013年05月21日 | その他ビジネス系資格とその活用
統計学が最強の学問である
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ダイヤモンド社


 最近ビッグデータで統計が注目されているため、この本を買って読んでみた。最初の方に書かれていること。データをビジネスに使うための「3つの問い」。①何かの要因で変化すれば利益が向上するのか?②そうした変化を起こすような行動は実際に可能なのか?③変化を起こす行動が可能としてそのコストは利益を上回るのか? である。私はこれに加えて、利益の向上する部分を見つけられるか、そこにアプローチできるか、というのが入ると思うが。

 それはとにかく、統計解析の話。19世紀ナイチンゲールの最大の功績は、戦争に従事した兵士の死因を集計した結果、戦闘で戦って負った傷で亡くなるよりも、負傷後に何らかの菌に感染して死亡した兵士の方が圧倒的に多いことを明らかにしたことだそうだ。そして戦場に清潔な病院を整備しろと軍や政治家に迫ったそうだ。これも単純だが統計の成果だ。

 本書には、いろいろな統計が出てくる。t検定、分散分析、回帰分析、重回帰分析、カイ二乗検定、実験計画法など。このうち私の場合、仕事では、回帰分析、重回帰分析、t検定などをよく使った。しかし、私の周囲の人たちはあんまりわかっていなかったようだ。コンピュータの発達とともに統計解析は便利になった。

 ということで、この統計、私は「統計講座」を学習したことがある。よく新聞などに小さな記事で広告しているあれだ。以前は、この講座を修了すると、役所に入れば、統計官・統計主事になれた。仕事はよく知らないが、国勢調査等ができる人のようだ。現在はこの制度は廃止になって、その代り統計士という民間の資格になっていると聞く。

 またこの講座、二回ほど受講したが、一回目の時は計算は電卓で、二回目の時はexcelでできるようになっていた。内容が数学のため、ちょっと難しいけれど、仕事に役に立った資格である。

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Eラーニングは、論述対策を収録

2013年05月20日 | ガス主任技術者資格とその活用
甲種ガス主任技術者試験 模擬問題集 ~ポケット版~
クリエーター情報なし
三恵社


 Eラーニングの収録を初めて、7か月が経つ。学科試験対策の収録を修了して、先日は、論述試験対策を収録した。論述だから、問題を印刷して、筆記をする。その後標準解答とチェックするものだ。

 私の論述対策は、ちょっと変っていて、まず、キーワードを図にしたフローチャートを覚えてもらう。その後、フローチャートから文章を作文していく。フローチャートは、大分類、中分類、小分類となっていて、ツリーの構造にしている。これだと、大分類さえ忘れなければ、大きな失点にはならない。昨年のリアル試験対策講座でも、評価を戴いた手法である。

 ガス主任試験の論述は、法令とガス技術があるが、法令の方は、傾向が明確だ。しかし、ガス技術は、同じ問題が出たことがない。従って、ガス技術の事前対策は難しい。その分、法令対策をしっかりするというものだ。

 さて、Eラーニング収録の残りは、模擬試験である。現在、模擬試験のデザインを作業中である。甲種と乙種合わせて100問以上作るから結構大変だ。模擬試験だけでも販売するため、気合が入る。これが終わると、一段落する。もうちょっとだ・・

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世界遺産シリーズの切手

2013年05月19日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
 先日、郵便局へ行ったら、世界遺産シリーズの切手が販売されていた。下記の写真の切手である。3月に第1集が発売されたようだ。

 私は、子供の頃、同年代の子と同じく、切手を収集していた。先の平坦なピンセットとストックブックを持ち歩いていた。月に雁と見返り美人は高くて買えなかったため、二級品を買って持っていた。東京オリンピックから万国博覧会の頃の話だ。

 そして大人になって、小遣いも子供に頃には使えなかった位が使えるようになり、再び切手を集め始めた。いわゆる「オトナ買い」だ。書店で切手の図鑑カタログを見つけてからである。それもそのうち止めてしまった。都道府県単位で切手が発売されるようになり、収集にも金がかかるようになたっためだ。

 しかし、この世界遺産シリーズ、テレビの世界遺産ナンバーワンにもなったマピュピチュ、モンサンミッシェル。そしてグランドキャニオン、ピラミッド、アンコールワットの世界で一番人気の場所だ。死ぬまでには一度行ってみたいところばかり。いつか実現したい夢だ。

 そういえば世界遺産検定1級、受験しようかどうしようか、これから重い試験が幾つか控えているからなあ。1級は結構厳しいし・・

(写真右から、アンコール、マチュピチュ、モンサンミッチェル、ピラミッド、グランドキャニオン)
 
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ポスト金融円滑化法に対応する経営改善

2013年05月18日 | 診断士活動(実務従事他)
中小企業金融円滑化法終了後の世界
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すばる舎


 昨日は、秋葉原で診断士会の「ポスト金融円滑化法に対応する経営改善の進め方」研修であった。講師は某信用金庫のOBの中小企業診断士の方。

 金融商品円滑化法の施行前、施工中、終了後の記入機関の業務の変化や、自己査定の債務者区分、実抜計画を作った時の貸出条件緩和、実態貸借対照表・実態損益計算書の作り方、経営改善の実例などの講義であった。

 私は今まで、仕事柄、特に金融機関との接触ななかったため、実に参考になる。金融機関の人はただ単に金を貸してるだけじゃないんだなあ・・と感じる。経営者から泣いて頼まれたり、融資を断ると中には自殺する人もいるそうだ。その人の一生を左右する責任の重い仕事である。

 印象に残ったことをひとつ。税務上の貸借対照表・損益計算書とは別に実態を反映した実態貸借対照表・実態損益計算書というのを作るが、ここが粉飾されていることがある。建設業で言うと、棚卸債権の未成工事支出金の前倒計上や架空計上が行われているケースが多いそうだ。

 未成工事支出金を多く計上すると、期末棚卸が多くなり、売上原価が減少して、売上総利益が増加する。利益確保のため、期末棚卸を増加させる粉飾の手段として利用される。未成工事支出金は建設業経理事務士の学習の時出てきたやつだ。

 そうか、粉飾とはとはこんなことをやるのか。普段、あまり接触することのない研修でした。
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こんな上司が部下を追いつめる

2013年05月17日 | 人材開発資格とその活用
こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


 フェイスブックにこの本を読んで方がいて、私もamazonで取り寄せて読んでみた。産業医さんの書かれた本である。過労現場の例、部下を追い詰める上司たち、部下がつまずく要素、世代間にわたるズレ、倒れそうな部下をどう救う?過労はいかにして体を蝕むかなど。最後の方は産業医さんの医学的な話になる。

 私は、最初の過労現場の例が気にかかる。4名ほど実例が書かれており、1名が職位の高い幹部職だが、残りの3名は比較的若い従業員である。うち2名が過労死している。自殺ではない、過労死だ。

 一例目は、入社2か月目の中古車情報誌の編集アルバイト。教育もサポートもない。猛烈に忙しく、わからないだらけだが、ちゃんとやれという。上司は、一言も告げずに新婚旅行へ行ってしまった。虚血性心疾患で死亡。

 二つ目は、製造業の深夜勤務の食事を出す調理師。同僚の親の死目に交代があっただけで、あとは休めない。休養が取れないで、急性肺炎死。ミーティングで同僚が勤務交代のことで、苦情を言うと、職長は、「お前、誰に向かってモノ言ってる?」これで同僚は職場を去った。

 三つ目は、発注・配達・配送の事務処理業務の女性。係長の発注ミスを本人に押し付けられる。そのクレーム対応も入ってくる。何の教育もなく、失敗の責任だけを押し付けてくる。うつ病になり、休職。彼女だけは死んでいない。転職で助かった。

 このような実例を読んでつくづく思う。上司はなぜ、「教育」という最低のことやらないのか、部下の「サポート」もしないのか。自分の失敗を簡単に部下に押し付けてしまう。上司の責任なのだが、全く本人は感じていない。機械のように部下を使い、できなれれば、部下のせいにする。実際このような上司が世の中にゴマンといるだろう。

 世の経営者さんよ、「部下への教育とサポート」は、上司の責任なんだよ。わかってるか!!ということで、企業管理者研修で、これをしっかり教育するのが私の仕事である。

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