モンスター社員が会社を壊す!? | |
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診断士会のセミナーに参加。テーマは「職場の困った人達の労務管理」。講演者は、臨床心理士・社労士の涌井美和子先生、その業界ではかなり有名な方のようだ。私の友人からは、やっと本人の講演を直接聴けた、と言う。
モンスター社員、モンスターペアレント等、モンスター〇〇が増加している。エゴ社会化、信頼関係の低下、クレーム&ストレス社会化が背景だ。モンスター〇〇は、不満は出せるところに出す、という。
2012年厚生労働省の調査では、パワハラを受けた経験があると解答した会社が2,3割。会社の幹部に信頼感を持っていると答えた人の割合が、30年前5割以上だったが、現在は3割台に減っている。
先生は、モンスター〇〇を10に分類して、各々その対策を講演してくれた。パワハラ型、不安定型、メンタルヘルス型、ひねくれ型、演技的自己アピール型、回避型、強迫的こだわり型、自信過剰型、親介入型、消極的反抗型と、ユニークなネーミングで事例を交えた特徴をお話ししてくれた。
講演が終わり、ビールとおつまみが出て、質疑に入る。これで会費が千円だから、参加しないと損に感じるセミナーであった。