広島城、津和野城に続いて、萩城と岩国城のお城巡りが続く。午前は萩城。このお城、萩の三角州に作られている。背後に日本海を背負った指月山があり、その麓に築城されている。まずは、築城の本人、毛利輝元公の銅像がお出迎え。
本丸は、お堀に囲まれて、天守台跡だけが見える。そして、石橋を渡って、本丸の天守台跡へ向かう。
石垣の内側には、長い長い雁木(がんぎ)がある。雁木とは、戦いのとき戦いやすいように石垣の内側についている階段だ、こんな長い雁木、初めて見た。
途中、地図と、ありし日の天守の古写真がある。五層の立派な建物だった。この天守は、明治維新になって壊された、ああもったいない。維新の前夜はこのお城で、のちのち日本国を引っ掻き回すようになる議論がされたんだろうか。
天守台に登ると、お堀がぐるりと天守を囲んでいるのがわかる。そして礎石もちゃんと残っている。指月山には詰めの城跡が残っているそうだ。
城を巡っていると、城の外に出る。何と日本海だ。
ぐるりと回って、再びお堀から指月山を見る場所へ。
最後にお城の外だが、重文の長屋屋敷を見学。毛利元就の三本の矢の絵がある。
天守は存在しないが、見るべきものが多い、萩城でした。