武甲山に登山の後、札所巡りを2ヶ所、そして、やっと到着したのは、奥秩父大竜寺源泉、谷津川館。旅館の評価ではかなりの高評価の宿。札所巡りから下るとすぐに見えて来た。蝋梅がまだ咲いてる。
このお宿は、秩父七湯の一つ、秩父七湯とは、江戸時代、札所巡りが盛んだった頃からある温泉だ。現在は3つのみ残っているが、その一つだ。という訳で三十番法雲寺そば、山の中にある宿。
廊下はピカピカ、明りが何とも言えない。
さっそく温泉へ。分析表によると、アルカリ性の冷鉱泉、成分総計は、療養泉に足りず、かろうじてメタホウ酸が越えている。そのため分析表では、温泉法上の温泉だが、泉質名はつかない、となっている。正直でよろしい。秩父の温泉は、火山もないため、ほとんどこんな感じ。アルカリ性は、武甲山がセメント原料の山のせいかな。
誰も入っていないため、一人でゆっくり入浴、登山の後は、気持ちいい。
渡り廊下の先には、個室風呂がある。
こんな感じ、空いてると誰でも入ってOK。
さて、夕食、朝食は部屋で頂く。水がおいしいね。そしてメニューにはないが、ご主人が採れたてだと、フキノトウのてんぷらを持って来てくれた。ちょっとした苦み、今年、初めて取れた野菜だって。時期的にそうか。左はシメジ。
旅館の評価通り、食事、風呂、サービスとも、満点の宿でした。でも、わざわざ、この山の中まではもう来れないな。