資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

獺祭のCSR

2018年11月30日 | その他ビジネス系資格とその活用
(新)CSR検定3級公式テキスト2016改訂版
クリエーター情報なし
株式会社オルタナ

 しばらく前に買っておいた日本酒、獺祭、人気の酒だ。3本セットで飲みきりサイズだ。どれも純米大吟醸だが、精米歩合は50%、39%、23%と違う。飲み比べてほしいという意味だろう。冷蔵庫の中がじゃまになるため、取り出して飲む。かなり昔に買った酒だが、まだまだいける。

 

 と、二割三分の酒に、ユネスコ支援プログラム実施中ラベルが張ってある。ユネスコ東北就学支援奨学金、世界寺子屋運動ネパール支援に、1本20円を寄付するという。ハハ~ン、CSRだな、と気がつく。

 

 CSR、この世界にも検定がある。このCSR検定をかなり前に受けたことがある。受験級は忘れてしまった。試験はなかなか面白かった記憶がある。

 そして2016年に検定がリニューアルされたというので、新CSR検定3級、こちらも受験した。試験会場は、平日夜、霞が関の特許庁そばのビルだったので覚えている。3級は比較的合格率も高かったようだ。企業のCSR担当者向けの試験だが、3級では、一般のビジネスマンでも知識としてはちょうどいいレベルだ。

 こちらのホームページに載っています。私のところに、時々メルマガが送られてくる。知ってはいるが、あんまり突っ込んで読んでないため、最近は、興味がなかった。

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1級土木動画講座の開発その2~コンクリート工

2018年11月29日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 講座開発の進捗その2です。今日はコンクリート。「土木」という言葉、土と木だが、現在は、土とコンクリートだ。そのくらいコンクリートは重要だ。私の業界のお客さんは、土はある程度理解できるが、コンクリートは苦手だ。そこで、今日は、コンクリートの基本事項を書く。

 セメントと水を混ぜたものを「セメントペースト」という。これに細骨材を入れると、「モルタル」になる。さらに粗骨材を混ぜると「コンクリート」になる。土木施工では主にまだ固まらないコンクリートの問題が出題される。

 また、コンクリートの強さは、「水セメント比」がキーだ。W/C(ダブルバイシーとも読む)とも書く。水とセメントの比率のことだ。この数字が小さいと、乾くと強いコンクリートになる。ただし、あまりに水が少ないと、パサパサになってしまって、ちゃんと混ぜられないし、コンクリートの打ち込みがうまくいかない。また、練ってしばらくそのまま置いておくと、乾いてくる。そこで水を混ぜてしまうと、強いコンクリートができない。

 その加減が難しい。その加減のことを「ワーカビリティ」という。「ワーカ」というだけあって、作業のしやすさのことだ。まだ固まらないコンクリートのワーカビリティを測定するのが「スランプ試験」だ。落ち込んだ状態のスランプとは違う。この試験、両側が開いたコーンにコンクリートを流し、突き固めた後、コーンを上に抜く。するとズルズルとコンクリートが流れ出す。この下がった高さを測定するのである。この結果を「スランプ値」という。小さいと固練り、大きいと軟ねりとなる。生コンなどの注文には、このスランプ値も含まれる。

 コンクリートは固まる段階で、熱を出す。「水和熱」という。これが悪くすると「乾燥収縮」してひび割れの原因にもなる。ほかに打ち込むときには、水は骨材の比重が違うため、せっかく練った材料が「分離」してしまわないように機械を使う。あと、混和剤を入れると、早く固まるコンクリートや逆に遅く固まるコンクリート、暑い中や寒い中で作業をする際の注意点、コンクリートの劣化などなど。今日はこのくらいで。

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何と1,000問の試験ができた

2018年11月28日 | おもしろ資格とその活用

  メルマガ、検定、受け付けてます、に知識検定という検定が載っていた。来年2月が第1回である。それはいいのだが、この検定、何と1日に1,000問も解く試験だ。1,000問だよ。朝から夕方まで終日の試験だ。試験問題のジャンルは、HPから拝借すると、下のような内容で、各ジャンル100問ずつだ。 

 この試験1級と2級に分かれている。1級は1,000問、2級は250問だ。第1回のため、どっちを受験しようか迷う。確実に2級を取ってから翌年に1級という手もある。演習問題が毎日出されているのでこれをやってみる。ちなみにこのブログへの書き込み時点で、演習問題は全部で196問だ。

 そのうち私の正解は139問。割合にして70.9%。合格ラインが70%だから、ギリギリの得点だ。それじゃ、と、思い切って申し込む。まだ早いからネット割も効く。この試験、まるでクイズのようだ。どんな人たちが受験するんだろう。ちょっと楽しみだな。試験は2月24日。

 

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地域の防災訓練

2018年11月27日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 日曜日は、地域の管理組合の防災訓練だった。私は市の防災訓練指導者として昨年1年間3回の訓練を受け、指導者として資格登録されている。そこで地域の防災訓練に声がかかったものだ。水消火器の指導をしてほしいとのことだったが、実際当日になってみないとわからない。とにかく出席だ。朝、公園で受付し、会場の小学校のグランドへ。

 この日は他の団地の管理組合と合同の訓練で、小学校のグランドで行われた。入口には煙体験ハウスが置かれていて入らないと訓練に参加できない。まず一つ目の訓練だ。

 私は、市の防災ネットワークの制服を着て行ったが、とにかく寒い。自宅に帰って冬山用の防寒着に着替えると、防災の制服が窮屈で着れない。しょうがない、制服は着ないで小学校に行くと、もう消火器訓練は終わっていた。ありゃ。

 次は、AEDの訓練だ。これは知っている人が少ないため、自分が最初に演技をする。そして次の方、どうぞとする。二三人の方にやってもらった。このAEDは実際に操作をしていないと、自分の家族はとにかく、赤の他人に使用は怖くてできない。そんなことから実際にやってみることが重要だと話す。

 最後はてんぷら火災の消火。チャッカマンで実際に油に火がついたコンロを消す。濡らしたシーツで手を保護して、コンロに被せるだけだが、空気を入れないようにしないと、なかなか日は消えない。このへんは昔やっていたからどうってことはない。公園に帰って、最後の炊き出し訓練。炊かれたご飯を持ち帰り、昼食にする。結構大盛りで食べきれない。今回は資格を取ってボランティアの第1号だ。これからも声がかかりそうだ。

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総合エネルギー時代研究会

2018年11月26日 | ガス主任技術者資格とその活用

 火曜日は、ガスエネルギー新聞社主催の「総合エネルギー時代研究会」の第5回会合だった。この日は、ガスエネルギー新聞の記者さんの記事作成の話と日本ガス協会の方のエネルギー自由化の今後の展望についての2本だ。

 新聞記者さんの話は、最近の記事の作成の経緯だ。台風21号で関西方面が停電になったが、ガスによる発電機器のエネファームが、大活躍した。この記事の作成の経緯である。現地取材した記事だが、これ以外にSNSではもっと活躍している内容が入手できた。しかし情報源はSNS、その信ぴょう性がわからないため、断念したとか。

 

 そして、ガス協会の方の話は、電力・ガス自由化の進捗状況、ガス市場におけるプレーヤーの動向、今後の展望など。結構深い内容だ。ここでは詳しくは書けないが、私は、エネルギー業界の基礎、ガス業界業務の基礎というの2つの研修講座を持っている。これはガス業界・エネルギー業界以外の人が、ガス業界、エネルギー業界のことを勉強する講座だが、ここで少し触れることができるかもしれないな。

  終わって軽く懇親会、9月に一緒に行った北米エネルギー視察団の方もいて、話が盛り上がる。来年のこの研究会では国内ツアーを企画している。2月に熊本だ。地震復旧の様子も、熊本城の様子も見たいな。行くか。

 

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今年10日目、15回目の筑波山

2018年11月25日 | 登山&自然系資格とその活用

 三連休の金曜日は、配偶者と筑波山トレーニングへ。手帳で数えたら筑波山は、正月からちょうど10日目だ。そして登山回数は15回。数が合わないのは、最近は1日に2度登るためだ。

 この日は快晴、登山者の多い高尾山は止めて、筑波山へ。そして岩場があり、渋滞する女体山も止めて、混まない男体山のある御幸ヶ原コースを選択。このコースだと1日2度登れる。2度登って標高差は1千㍍ちょっと。ストックを使わずに登る練習をするため、ちょうどいい標高差だ。写真の中間点が、ケーブルカーのすれ違う場所だ。紅葉が美しい。

 そして、風呂に入る時間の関係で、時間節約のため、下りはケーブルカーを使う。ケーブルカーの終点、宮脇駅付近も紅葉が美しい。今年最後の筑波山でした。

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やりましたね!大阪万博

2018年11月24日 | おもしろ資格とその活用

 朝早くテレビをつけると、大阪万博決定の知らせが・・よかったねえ。この万博、意外に経済効果は大きい。これで東京オリンピックに続いて、大阪万博と、切れ目のないイベントが開催され。景気も継続するんじゃなかろうか。

 前回の大阪万博'70は、中学生の15歳の頃、田舎の中学校からバスの団体で参加したことを記憶している。会期の終わり頃9月で、暑くてすごい人だった。人気のあるパビリオンで入れたのは富士グループ館くらい。あとは待ち時間が長くてとても入りきれない。三菱未来館が一番人気があったような・・ジェットコースターダイダラザウルスも乗らないといけないし。どこの国か忘れたが、キリストの遺品が展示されていたのも覚えている。

 今度開催されるのは、2025年。私が70歳の時だ。ここまでは現役で頑張ろうと、エポックメーキングな年になる。健康でいたいな。さて、関連の検定、大阪万博検定はとっくに終わってしまった。ただ模擬試験は今でもできる。それとこれも今年は終わったが、なにわなんでも大阪検定、こちらも実力判定試験が今でも受けられる。記念にいかが。

 

 

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1級土木動画講座の開発その1~土工

2018年11月23日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 この秋から1級土木施工管理技士の動画講座の開発を始めた。学科試験講座は、見積もると、パワーポイントで約500~600枚ほど、開発期間は3~4カ月間。来年3月には開講できるように進める、私にとってはビッグなイベントだ。

 私の講座は、ガス主任試験などと同じように、ポイント解説と演習問題、そして模擬試験からなる。演習問題は、過去問題で頻出の問題だ。そしてポイント解説は、その頻出問題からポイントを抜いてきて、私がパワポにまとめる。私の作り方はほぼ確立しているから、後は、パワポ作りだ。これはものすごく時間がかかる。

 土木施工管理技士は、土木一般、専門土木、法令、共通工学、そして施工管理からなる。学科試験は全部で96問と、かなり多い。スタートは、土木一般からだ。まず「土工6問分」、これは土木の基本となる仕事だ。土の性質、土質試験、盛土、締固め・転圧などだ。そして軟弱地盤の対策、締固め機械の使い方などもある。

 土は、地山の状態と、掘り起こした状態、そして締め固めた状態で、容量が違ってくる。地山を1とすると、ほぐすと1.2倍、締め固めると0.8倍などに変化する。この計算が結構面倒なのである。地山を掘り返し、土を運搬して、埋めると状態が二度変化する。この計算はよく考えないとわからない。参考までに私が作ったパワポが下記だ。こんな調子でポイント集と演習問題を作っていく。土工でパワポ約30枚作成済み、まだ1/20だけど、これからコツコツと作っていく。

 

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エンジェルス大谷おめでとう!!

2018年11月22日 | 登山&自然系資格とその活用

 昨日、エンジェルスの大谷が帰ってきた。新人王だ。その記念に9月に大谷を観戦したときの写真と、お土産をアップする。観戦はディズニーランドそばのアナハイムのスタジアムの三塁側から。

 お土産はパーカと大きなポスター、よくわからないで買ったのだが、これ巨大なシールだ。それにSHOTIMEのハチマキ。

 

 

 

 

 

 

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人財研は育児介護と仕事の両立支援

2018年11月21日 | 診断士活動(研究会)

 月曜日の診断士会人財開発研究会は、T会員の「育児・介護と仕事の両立支援の進め方」であった。彼女は育児プランナー、介護プランナーとして、厚労省から委託を受けて中小企業さんに出かけ、両立支援のお手伝いをしている。

 初めに、最近の男性の育児休業率は?など、何個かクイズ。つかみとしては入りやすい方法だ。そして各種の統計から育児と介護の現状の解説。さらに、企業や本人の悩み、何があれば安心出来たか、育児取得・復帰支援のしくみ化、支援ステップ、支援プランのフォーマット(写真)と続く。

 最後は、ケーススタディ。想定企業でAさんが育休を取りたいが、育休前、育休中、復帰時に何を支援したらいいか、診断士らしく、その場で受講者にケーススタディをしてもらう。

 

 発表が終わり、何時ものようにディスカッション。実際に配偶者育休の経験を語ってくれた方、会社時代に部下の育休取得の支援経験など、いろいろな話が出る。終わって、見学の方の感想を聞く。いくつかの研究会を見学しているだが、一番活発ですねと。ほう、そうですか。男性の育児休業率は5%。随分多くなってきた。私ももう一度人生があるなら、育児休暇、取ってみたい。

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戦史検定中上級を受検

2018年11月20日 | 地理・歴史系資格とその活用

 日曜日は、戦史検定中上級を受験した。会場は渋谷の國學院大學、表参道から行ったため、途中道に迷ってしまい、到着は試験10分前で息を肩からしている状態だった。試験問題は100問、90分だ。いつも思うのだが、100問も出さないで、一回の試験は50問ほどにして、60分程度で終われば、試験も長続きするのに・・

 今回は写真の書籍を一読しただけだ。試験前には何もやらなかった。いや、会場行きの電車の中でちょっぴり書籍を読んだか。通史というだけあって、年月日別に太平洋戦史がすべて書かれている。

 

 そして試験問題は、難しい。私も聞いたことのない日米の海戦も出る。そしてその時の司令官や、沈められた戦艦の名前など、日本軍の問題ならまだしも、米軍の問題まで出題される。わかったのは1/3ほど、1/3は推定する。残りの1/3は、全くわからん。ということで、今回は撃沈だろう。

 

 終わって、この試験はも問題用紙も没収・・これじゃ振り返りもできない。しようもない試験だ。試験委員は全員ボランティアだといっていたが、営利目的じゃないなら、問題持ち帰ってもよさそうだが。アンケートに意見を書いておいた。また来年・・

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中央支部まつりに参加

2018年11月19日 | 診断士活動(実務従事他)
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 土曜日は、中小企業診断協会の中央支部まつりに参加した。診断士会は、各都道府県にあるが、東京都の場合、診断士の人数も多いせいか、5つの支部に分かれている。私はそのうちの千代田、中央、港、文京エリアの中央支部という支部に属している。サラリーマン時代に港区に勤めていたこともある。

 

 その支部のイベントは、研究会・マスターコースの活動報告、それにゲストスピーカーを呼んでの講演会がセットになっている。そして終了後はワイガヤ交流という懇親会だ。研究会・マスターコースの活動報告は、私も以前の中央まつりで、参加している「プロ講師養成講座」の活動報告を何度もプレゼンしたことがある。ただし、今回は聴くだけだった。

 この後の講演会は、国産ワインの「都農ワイン」様の事業家精神とそのストーリーの講演、そして女性の社会起業家「下着屋Clove」様の支援例だった。私は、都合があり、このお二人の講演は聴けなかったが、満員御礼のようで、何よりだ。

 感想を書く。準備委員や発表者の方は、私の知らない方ばかりだ。以前は結構知り合いもいて、おう、という感じで、情報交換したもんだが、私は、もう支部に入会して15年になる。今はその後入会してきた若い方が多く、ちょっとなじめない。

 しかし、この会合は、出席しておくと、診断協会の仕事の割り振りの際に、出席を報告でき、受注が有利になることがある。従って時間のある時には極力参加しているが、来年はもう・・という感想だ。

 

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「日本国紀」読後の感想その2

2018年11月18日 | その他
日本国紀
クリエーター情報なし
幻冬舎

 昨日の続き・・面白かったもの、すごいと思ったもの。

 ① 世界の大半を征服した最強の国蒙古を二度破った国は日本と○○。兵站と鎌倉武士の活躍、これがキーワード。

 ② キリスト教宣教師と演習の僧侶の対決。どっちも教養のある宗教家、これは面白かった。

 ③ 犬のお伊勢参り、江戸時代には信じられないようなことが日本で起きていた。中身は本書で。

 ④ 五公五民の嘘、当時武士の人口は1~2割。農民は8割。五公五民なら米は絶対的に不足する。数字が合わないのでおかしいと思っていたが、やっぱり・・  

 ⑤ 死に臨んでの和歌、を詠む。辞世の句だが、これは日本独特のものだそうだ。私も辞世のブログを書いておくか・・

 ⑥ 十七条憲法と五箇条のご誓文、1条はほぼ同じ、それは・・

 近現代は、生々しいので感想は書きません。最後に、WGIP(ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、 戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けさせる宣伝計画、検閲など30項目もあった。これが今でも高齢者の心に植え付けられている。

 この本は捨てられないな、時々読み返すか。

 

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「日本国紀」読後の感想その1

2018年11月17日 | その他
日本国紀
クリエーター情報なし
幻冬舎

 百田尚樹氏の日本国紀を読んだ。この本は発売前からアマゾンでトップの売れ行きだった。私は待ちきれないので、発売1日前に渋谷の書店で買った。そして翌日アマゾンから配達された。

 これから読む方へ、500ページ以上ある厚い本だが、2頁の「序にかえて」と507頁の「編集の言葉」を初めに読むといい。「序にかえて」は著者の言葉だ。日本は二千年近くの歴史を持つ、こんな国は世界どこを探してもない。災害列島だが、人々は互いに助け合って暮らしている。魏志倭人伝でも日本人は盗みはしない、争いをしないと書かれている。そして戦後、焼け野原から立ち上がり、世界の平和に貢献し、多くの発展途上国を援助している。

 一方、「編集の言葉」は編集者の有本香氏だ。「私たちは何者なのかー」日本人の物語を一人でも多くの人に読んでいただきたいと。私たちは・・には私なりに答えを出している。しかし、この答えは、読者が読後、出してもらいたいと思う。

 ネタバレにならない程度に、印象に残った部分を書く。まず、「白村江の戦い」、これ、普通の歴史のテキストでも、古代史に突然出て来る。以前から不思議だった。大和朝廷の時代に、和船で、危険を冒して、何千人の兵士が朝鮮に亘って、百済のために唐・新羅連合軍と戦った。負けはしたが、何でそんなことするんだか、不思議だった。ずっと下った遣唐使の時代でも危険な航海だったんだ。しかし百田さんの推理で、ストンと腹に落ちた。

 「大伴部博麻」(おおともべのはかま)のエピソード。白村江の戦いで捕虜になった人のその後の行動である。よく調べたものだ。この当時から国を思う気持ちは日本人はすごかった。ここは著者と同じく私も感動した。

 「万葉集」ご存知だろう、四千五百種が入っている。この古典は誰が詠んだか、私は驚いた。そして日本の古代文化にも驚いた。千三百年前だよ、大した文化だ。

 もう一つ、「源氏物語」、これも皆知っている。この小説はカナの発明のおかげだ。何と百万字、私も本を何度か出したからその分量のすごさはわかる。日本以外ではどうだったか、これも驚く、これ、平安時代だ、なんとすごいことか。

 こんな風に書いていくとキリがない。驚いた内容も書きたいが、ガマンする、今日は古代~平安時代まで。

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65歳以降の在職老齢年金

2018年11月16日 | FP関連資格とその活用

 先日温泉で同窓会があり、昔の友人と情報交換した。ある建設設計会社の社長をしている友人に、65歳を過ぎるといくら年金がもらえるのか、と聞くと、俺はもらえないという。おや、変だな、と思い後で調べてみた。

 65歳以前は、ほとんどの人が働いでいるから、在職老齢年金の上限に引っかかって、減額されているのはよく聞くし、自分も減額されている。しかし、65歳以降は、確か月額50万円近くまで減額されないため、まあ普通の人は減額はされないだろう、64歳までは我慢だ、と思っていた。

 しかし、よく調べると、違っていた。サラリーマンとしての収入(賞与なども含む)と厚生年金の合計が月額46万円以上になると、支給される厚生年金の減額が始まる。たとえば、厚生年金が月額10万円なら、サラリーマン収入が月額36万円から、賞与を入れるとさらに少ない収入から減額される。わかりにくいので図化してみた。(もし間違っているなら指摘して下さいな)ちなみに計算式は、年金機構のこのページに載っている。

 

 私は、現在63歳、自由業だから70歳くらいまでは働こうと思っているから、これはショックだ。私の場合、自分の給与は自分で決められるから、減額に引っかからない程度に給与を減らす手もあるが、そのぶんは会社の利益となる。この会社の利益というのは、私は自由に使えない。

 会社の利益も旅行・登山などの小遣いに使いたいが、会社の利益というのは、もちろん経費になる場合だけしか使えない。不便なものだ。会社廃業するまでに貯めておくか。しかし、この年になって貯金などはしたくない。途中で自分が死んだらお終いだから。

 それにしてもこの在職老齢年金、年金アドバイザーなどの資格取得時に、学習したはずだが。65歳以降の事でまだ先の話だから、まじめに学習しなかったのか、全然覚えていない。

 

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