広島・山口の名城巡り、最終日は、吉田郡山城へ。ここは戦国最大級の山城、毛利家の拠点だ。
お城巡りは、軽い登山になった。写真はYAMAPの記録から、所要2時間、距離2.7km、高低差262mだった。
登山口から毛利家の墓所を経由し、本丸などのある山上へ。
御蔵屋敷、三の丸、二の丸へ。5百年近く前のもの、建物などは一切なく、石垣だけが残っている。
そして本丸へ。山城は、普段は住まず、戦のときだけ立てこもるのが多いが、この城は普段から実際に住んでいたという。ここが毛利元就が住んでいた場所か、と思うと、グッとくる。
郡山城は、山上に広く展開されており、その遺跡を全部見て廻ると1日かかるという。我々はそのエッセンスだけを覗く。厩(うまや)の壇、馬小屋のあった場所だな。
勢溜(せだまり)の壇、兵士が集まっていた場所。
山中には、いくつも堀切がある。ガイドさんによると昔のものだから、崩れていて、堀切か崖崩れか判別が難しいものもあるという。
この後下山し、安芸高田市歴史民俗博物館に行き、百名城スタンプを貰い、館内を見学。丸々半日かけた毛利の居城、吉田郡山城でした。