和田秀樹さんの本、「70歳が老化の分かれ道」を読む。40万部だって。和田さんって幾つもの年代に亘って本を書いてる。儲けてるよなあ。
さて、私も今年10月でいよいよ70歳の大台。60代は、今思うと、私の人生の黄金期だった。資格は取り、お城を巡り、山も登り、企業退職後の次の仕事も順調、そして、カラダも十分に動く。じゃあ、70代はどうなんだろうと、気になっていたことろだ。
本書では興味のある記事が続く。①仕事面では、働き続けることが老化の防止、企業は相談役を設けろ、運転免許は返上しないこと。②医療面では、健診はほどほどに、がんは手術しない、鬱病に注意、そして③健康面では、肉を食べろ、外出しろ、男性ホルモンが減少、ダイエットせず好きなものを食べろなどなど。
これから70代、このままでは、もしかして生き甲斐が喪失するかもしれない、60代で目標としていたものが達成した(する)からだ。
じゃあ、70代は何をやるか。カラダはさすがに動かなくなるから、きついものは止めよう。①温泉や日本遺産巡り、巡礼、ノリ鉄などのスタンプ集めもの。②森林インストラクターや自然観察のような軽い運動と自然に親しむ。③資格は、めったやたらと取らず、年に1個をじっくり取り組む、④仕事は辞めず、75歳まではニーズがある限り続ける。などだ。
70代の生き方が80代の人生・健康を決まるそうだ。よぼよぼな爺さんは避けたい、溌剌(はつらつ)とした爺さんを目指そう、まだ半年ある60代は、70代を意識して、楽しく生きよう。