もし今二宮金次郎が登場したら…

バスターミナルでバスを待っていて思ったことなど。
札幌市北24条駅の待合室。30人ほどいただろうか。女性が7割以上。年齢層もまちまち。そして6割以上の人たちがスマホを左手にもってその画面を見たり、作業をしている。この光景をみて、また思い出す。はるか以前、私がまだ小中高時代、校庭に二宮金次郎像があった。
この少年金次郎君は全国どの場面もほとんど同じ。左手に本をもち、背に柴(しば。焚き木)を背負って歩いている姿だ。
子どもころ、日本少年のお手本だった彼を讃える歌があった。

柴(しば)刈り縄ない 草鞋(わらじ)をつくり
親の手を助け、弟(おとと)を世話し、兄弟仲よく孝行をつくす
手本は二宮金次郎

この思いがバス停とどういう関係があるかといえば、もし今金次郎君が生きていたら、背に小型パソコンを入れたリックを背負い、左手にスマホをもって、これを見ながら歩いているのではないか、と思ったから。
そういう歩き方をしたら交通事故に遭うだろうから、これはないだろうか。
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