自民党の次期総裁をめぐるメデイアジャック

9月の20日過ぎに投開票されるという自民党の次期総裁選挙をめぐって、いわばメデイアジャックされているのではないか、という様相だ。
たしかに日本の行政府のトップ(内閣総理大臣)は、国会が決めるのだから、現在の与党である自民党の総裁である岸田文雄氏が「もう総理大臣はやらないよ」と宣言したのだから、「そのアトガマをどうする?」と騒ぐことになったのはわかる。しかし今のメデイアの状況はまさにこのアトガマをめぐって大騒ぎしだしたという状況だ。こういう状況が1か月以上続いていいのだろうか。
「岸田氏のアトガマ候補者が10人以上いるのだから、騒ぐことになってもしかたがないだろう」というのだろう。
アメリカのような行政府のトップ(大統領)は国民が直接選ぶというのではないから、「自民党内の多様なおもわくと利害関係がらみでどうしてもスッタモンダせざるを得ないのだよ」と……。
岸田氏も「もうワシの出番はなくなったと考えてくれ」という気持ちになっているのだろうか。あと1か月間、この状態が続くことを考えるとうんざりするのだが…。
同じ与党内で、新鮮な見解を、といわれても当人たちにとっては「そんなにフレッシュな見解など出せるわけがないよ」と言いたいだろう。
岸田さんも、「まだ総理大臣はオレなのだから忘れないでくれよ」という態度をしっかりしてほしいものだ。


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