「税を払え」と鞭をもって役人が我が家にまでやってくる

たまたま読んでいた「万葉集」関連の書物に引用されている歌を紹介しよう。

いとのきて 短き物を 端(はし)切ると 言へるが如く しもととる 里長(さとおさ)が声は寝屋戸(ねやど)まで来立ち呼ばひぬ かくばかり 術(すべ)無きものか 世間(よのなか)の道

特に短い物の端を切るというように 、鞭をもって 村を治める役人の声が 年貢を払えと寝屋戸まで聞こえる このようにどうしようもないのが生きるということなのか

今も鞭ではないが、高い税を搾り取ろうとする役人たちを想定できるではないだろうか。


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