「まっとうな政治」「政治をリセットする」「しがらみのない政治」

明日はいよいよ総選挙。どういうように有権者の意向が示されるだろう。
下馬評では大筋では解散前と変わらないという予想だが…。

今回これまでにあまり聞かれなかった言葉が使われた。「まっとうな政治」「政治をリセットする」「しがらみのない政治」など。

なんとなくわかるのだが、発言者から解説をしてもらわなければ分からない言葉ではないだろうか。
今が「まっとうな政治でない」「リセットしたくなる今の政治」「しがらみだらけの今の政治」などなど。

こういう否定的な語句を重ねて現在の政治を特徴づけることはどうしても印象論で終わる。これでは問題点を指摘するのにきわめて不十分なのではないだろうか。

どういう点をとらえてまっとうでないのか。リセットされた政治はどういう政党勢力が主流になるのか、しがらみのない政治が実現するとすればどういうように透明度が増すのか。そういうような所を説明されているのだろうが、よく分からない。だから感情的、印象的な評価が言われるから、明日以上の政治もまた何日か経つと同じような評語が取りざたされることになるだろう。
そしていつまでたっても「まっとうでない政治」「リセットしたくなる政治」「しがらみづくしの政治」が行われていく。
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