菅内閣の誕生

菅義偉氏が第99代目の内閣総理大臣に就任。この人の名前は「すがよしひで」と読むと知った。

初代が伊藤博文、明治18(1885)年だった。日本の内閣制という政府組織はまだ135年の歴史。この半分は天皇主権のもとでの制度だった。つまり天皇の「臣下」として天皇制のサポーター役だった。
戦後、国民主権下での内閣総理大臣はおのずからその位置は異なる。国民の信任によってのみその地位と権力を保障されその権限の行使が承認される。

とはいっても今日退任した安倍晋三氏は国民に対して真に謙虚に真に誠実に仕事をしたのだろうか。例の森友・加計問題への対応はどうなるのか。安倍路線を継承すると菅さんは言う。ゴマカシと逃げの政治姿勢も継承するのだろう。

20人の大臣。大臣名を見るたびにわけのわからない名称がある。そのいい例が「一億総活躍」とは何をやるのか、「デジタル」は? 「地方創生」は? それぞれの担当大臣は「その仕事はこういうことだ」と説明するか、実際にやって見せてほしいものだ。何かやっているのだろうがわからない。
大臣ポストを増やすためにつくったのでは、と思いたくなるようなものでは、と勘ぐりたくなる。それぞれのポスト下には担当役人がいて、「忙しく」働いているのだろうから、仕事はあるのだろうが…。
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