日大の不祥事

これまでも何度か「日本大学」が不名誉な「不祥事件」を起こしてきた。悪質タックル、脱税、などネットを探せばいろいろ出てくる。
世の批判、学園内かの批判などを受けて、学園のガバナンス(このガバナンスという語が使われる。これはわかりやすく言えば「自主規律」というような意味なのだろう)、情報公開などを徹底したい、というような趣旨で、女性の理事がいなかったが、8人にして、そのトップに林真理子氏をおいた。

しかし、今回のアメフト部の大麻問題だ。昨年の10月に、保護者の方から「寮で部員が大麻を使用している」旨の通報があり、この部の監督が調査にのりだしたのだとか。しかしこれもガバナンスが徹底せず、今回の大問題になっている。

昨年から知らされていたのに、おたおたして今日の大問題になったのか。女性理事(長)が8人になっても、その所期の目標が展開されないのだ。

学生数7万3千人を超える超マンモス大学だ。これまでの「不祥事の実績」は払拭されていかなかった。外からの公権力で汚れたウミが一掃されるような措置が必要なのだろう。この荒療治を経て、ようやく女性理事の純粋の力が活きてくるのか。だからガバナンスはいうほど容易ではないことを証明したのか。
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