「鬼の霍乱(かくらん)」

暑い、暑い。北海道でこんなに暑い日が続くのは体験上あまりなかったのでは、と思う。しかし、暑いから外に出ないで、ウチに引きこもっている、というのも負け犬だ、というわけで、基本的には一日に6千歩から8千歩は歩くことにしているが、そこまでは無理だが、半分程度のウオーキングをしようと、近くのスーパーに買い物に行く程度はやろう、と。

それで今日は3000歩ちょっとの歩数。1キロちょっとのスーパーに小さな買い物だ。それでも、帰宅すると汗びっしょり。店の前は車がうまっているので、歩いて買い物する人は少ないのだろう。

鬼の霍乱という言葉を思い出した。あらためて辞書を引くと、日射病や暑気あたり、江戸時代には 夏に起こる激しい吐き気や下痢を伴う急性の病気を「霍乱」と言った。鬼のようなガンジョウな生き物(?)でも急におかしくなってしまう、というような意味なのだろう。吐き気や下痢などを霍乱といったのは新しい発見だった。

昨日も、暑い時に外出して、少々気分が悪くなった。吐き気とか下痢というほどではなかったが、そういうことを含めて鬼でも体験する不快な症状を指したのだろう。だから、以前から日射病や暑気あたりはあったのだ。それは、しかし一般のよくある症状ではなく、特殊な病状だったのだろう。だから「鬼のような者も体験する不快症状」と呼んだのだろう。
今や鬼でなく、普通の人も体験する症状だから、水分水分と叫ばれるのだろう。
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