もっともっと女性進出を!

道新夕刊(17日)のトップ記事。「産休明記の議会 大幅増」「昨年4%⇒今年65%に」「女性進出の壁 解消狙う」。しかしこれに続いて「『高齢』『男性』なお主流」と。
これは文字どおり各級議会議員に関することだが、ことは政治の世界だけでなく、経済・社会・教育などあらゆる分野でも「男女同権」が徹底されるべきだ。しかし現実は容易ではない。なり手不足が年々深刻化しているとある。男女を問わず「やってやろう」という人が減少し続けている。

どうしたらいいのだろうか。育児を含めて家事全般に関しても男もこれまでの「主婦」と同じ役割を果たすことが求められている。これなくては空論だ。

日本において基本的人権が制定されたのは戦後1946年11月3日公布の「日本国憲法」である。しかし周知のとおり人権規定(男女の平等の人権も含めて)が徹底されるのは、70数年たってまだ不十分なのだからタイヘンな問題だ。

どうしたら男女があらゆる面で差別なく扱われるようになるのだろうか。男女の問題だけなく、さまざまな差別が今も各分野にある。

差別を無くすべきと言うことが、これを感じた場合勇気をもって声を上げなければならない。ある意味では権利を獲得するために闘わなければならないのだ。最近は、異議あり、という人が減った。投票率が下がることはこれを意味するのではないか。

立憲民主党の代表選が行われる。女性も名乗り出ているが、ぜひ奮闘してもらいたい。かつて土井たか子さんという社民党党首で衆議院議長を務めた女性がいた。土井さんの跡を継ぐ人がまだ出ていない。
政治・社会・教育・その他あらゆる分野で「異議あり」と叫ぶ人が特に今は女性から出ることが求められているのではないだろうか。
「男が意識をもつべき」とか「女性進出に積極的でなければならない」というが、それはそうだが、何よりも女性がその意識を高め、男性女性をとわずに叱咤激励する姿勢が必要なのではないだろうか。
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