kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

怨霊から鎌倉を見る その4/4

2011-08-27 09:27:16 | 柏シルバー大学院
鎌倉陰陽師の活動

陰陽師(おんみょうじ、おんようじ)とは、古代日本の律令制下に於いて中務省の陰陽寮に属した官職の1つで、陰陽五行の思想に基づいた陰陽道によって占筮(せんぜい)及び地相などを行う方技(技官)として配置され、後には本来の律令規定を超えて占術・呪術・祭祀をつかさどるようになった職掌のことをいう。中世以降は、主に各地において民間で個人的に占術・呪術・祭祀を行う非官人の者を指すようになり、現代においては民間で私的祈祷や占術を行う神職の一種として定義付けられている。

3代将軍源実朝は多数の阿部氏、加茂氏らの陰陽師を京都から招き、続いて4代将軍九条頼経以降も、将軍と共に多くの陰陽師を下向させて鎌倉に定住した。
陰陽は、戦争、飢餓、将軍の病気、将軍御所の移転など悪霊の崇りに対して、怨霊封じの役目を果たす。

将軍家護持陰陽師の活躍
 1227年、将軍家護持陰陽師の当番制確立
 6番に編成され、ほぼ5日交代で将軍のそば近くに使え、宿直として祈祷した。

陰陽師について曖昧であったが、この講義で歴史的背景、将軍の負の心の支えとしての
業務を知りえた。
歴史物語りでは、武勲や激しさ、勝負が強調されているが、それに伴う負の心があったことを教えてくれた。有難うございました。
(88)