過日、利根川取手市の河川敷で珍しい凧揚げ大会が開かれた。
東葛インターネット普及会のフォトクラブの希望者は参加することになった。現場に着いた時点で、近くの市民文化会館の1室で、凧揚げ講座が開かれた。
会長から凧の形の種類が説明された。上の図をご覧ください。凧の中には、桟が1本も使われず、風の強さなどで自由に凧の形が変わるものもある。この頃は、凧にカメラをつけて、地上を、しかも、パノラマ式に写すとのこと。
シャターは地上から無線誘導でする。ブレやを少なくしたり、カメラを左右だけでなく上下にも動かせるように工夫した。大変研究されていることを知った。
1. 凧は、風エネルギーだけで空に持ち上げ、糸で係留してバランスをとる飛行物体というべきもので、約2000年以上の歴史を持つとのこと。日本の平安時代の古文書「田氏家集」に紙鳶の文字があり、凧の存在があった。
2. 昭和40年代、アメリカから三角形の洋凧が輸入され、子供たちに広がった。誰でもよくあがるのである。
3. この時間帯、無風に近い状態で、あまり高く上がっていない状態で、凧揚げ関係者は、手持ちぶさで、この間昼食時間になり、談笑しながら、午後の風を望んでいた。大阪の幟、東京都の板橋区の幟、等多くの旗が、風来いを願っているみたいだった。
*フォトクラブの写真の先生から、上がっている凧だけでなく。操っている様子、表情等にも焦点を合わせて撮影するようにとの説明があった。
この写真は、次回のフォトクラブ勉強会に資料として利用することになっている。凧をもらって帰宅した。(107)