曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

目の治療に徳山へ行ってきました

2019年10月03日 | 日記

今日の検査

目の黄斑部分の断層写真です。  便利な機械ですね。この写真は眼球の内部の網膜の断層写真ですが、外部からは行った光が水晶体のレンズを通して網膜上に画像を結びますがその中心となるところが黄斑です。その黄斑部分を詳細に見ることのできる写真です。今わたしの患っている「加齢性黄斑変性」と言う目の病気はこの黄斑部分で網膜細胞と眼球の基底細胞の間に出血などで隙間が出来てしまう病気です。出血による隙間が大きい時にはその部分の画像が暗くなって見えなくなります。何故出血がおこるかと言うと網膜の細胞に血液を送る正常な血管のほかに新生血管という新しい・脆い血管が出来てそれが壊れて基底部と網膜細胞の間に出血をしたり、水がたまったりして隙間ができる状態になります。昔はそうなった状態を治療する方法がなかったので、お気の毒ですが失明するかもしれませんと言われたそうです。欧米では黄斑変性の発病率が高くそれは失明原因のトップだと言われていました。最近日本でも発病率が高くなって来ているそうで、私も2年前に突然発病しました。いろんな治療を試みていますが完治することはできていません。最近の3か月には、毎月眼球内に注射をする治療を行ってきました。その効果があったのか網膜と基底部の間に水のたまることはなくなりました。しかし、黄斑の中心に基底部から突起の様なものが出来ていて網膜を押し上げています。そのせいでそこにうつった画像は歪んでしまいます。黄斑部分は本来ならば少しへこんでいる所ですが、そこが膨らんでいるため正常な画像が脳に送られません。ところが脳はなかなかの優れもので右目から送られた正常に画像と左目から送られた歪んだ画像とを見比べて正常な方を選択してくれます。そんな訳で日常的には景色などは正常に見えています。右目を隠して左目だけで物を見ると小さな文字などは潰れてしまい読むことが出来ません。今後この左目の中心の突起物が無くなれば正常にものを見ることが出来るはずなのですが、この突起に対しては先生も打つ手がなさそうです。この加齢性黄斑変性という病気は失明につながることもあるそうなのでそうならないよう治療を続けて行かねばなりません。皆様も目の異常に気付いたら早めに手を打った方がいいと思います。

 


 毎月一回の眼科病院通いももう丸2年になりました。街の季節的な様子もすっかり覚えてしまいました。今日は診療予約の時間に1時間以上早くついてしまったので周南美術館へ行ってみました。特別な展示は何もなかったので館内は人影も少なく時間つぶしにはちょうどよかったです。美術館と眼科病院は近いので珍しくバスに乗って行きました。

私の好きなイチョウの街路樹は夏姿から秋に変わろうとしていました。そしてたくさんの種を付けていましたが少しづつ落ち始めた樹もありました。来月に行く時には木は黄金色に輝いているはずです。そして銀杏は道路一面に散らばっていることでしょう。

 


徳山での一日

駅前です。

 

バスは文化会館につきました。

 

文化会館から道を隔てた向こう側が美術館です。

 

何処で時間をつぶそうかとハイビジョンギャラリー室へ行ってみました。

テレビが故障していました。

 

仕方なく二階の展示室へ

 

まど みちお さんの絵を見ました。

 

林 忠彦 さんの写真も面白かったです。

 

美術館を出て

 

病院の帰り道

これだけ頑張っても子孫は残るでしょうか

 

暮れ行けばイチョウ並木を駅へ急ぐ