カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村乱調で連勝止まる

2013年09月18日 22時12分19秒 | 試合結果
阪神 310 320 000 9
広島 000 000 001 1
勝利投手:能見10勝7敗
敗戦投手:野村10勝6敗
本塁打:[阪神]マートン17号
     [広島]廣瀬8号

 野村は立ち上がりから球にキレがなく、いきなり阪神打線に捕まってしまいました。2死1,2塁から新井貴に適時2塁打を打たれ、更にエルドレッドの送球エラーもも重なり2点を失うと、死球を挟んで伊藤準にも適時打を打たれて、この回3点を失いました。続く2回にも2死2塁からマートンに適時打を打たれて1点を失いました。
 3回は三者凡退に抑えて立ち直ったかと思われましたが、4回は先頭清水への四球から2死2塁とされ、坂の適時2塁打を打たれて1点を失い、続くマートンには2点本塁打を浴びて、この回3点を失いKOされてしまいました。

 4回途中から登板した河内もこの悪い流れを止められず、5回に無死1,2塁から清水の適時打と、西岡の犠飛で2点を失って、試合の行方は決してしまいました。

 
 好調だった打線は、初回に四球と安打で1死1,2塁と反撃機を作りましたが、エルドレッドと梵が連続三振に倒れて無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 4回に2安打で1死1,2塁と再び得点圏に走者を進めましたが、小窪と松山が倒れて得点機の逃してしまいました。

 6回からは中田が登板し、3イニングを2安打無失点に抑えると、9回は久本が無失点に封じて、投壊を食い止めましたが、肝心の打線が能見に翻弄され、5回から9回2死まで無安打に封じられてしまい、完封負けを喫するところでしたが、最後に廣瀬が本塁打を放ち1点を返して、何とか完封負けを免れました。

 今日は野村の乱調が全てでした。初回に3点を失ったところで修正できれば、まだ勝機はあったと思いますが、味方が得点機を逸した直後の2回にも失点しては、阪神に主導権を握られてしまいます。しかも相手は、ただでさえ攻略の難しい能見であることを考えれば、あまりにも痛すぎる追加点でした。
 いつもの野村なら修正できると思うのですが、中5日での先発となったことが影響したのかもしれませんね。これからは変則的な日程が増えるので、登板間隔が一定しないと思いますが、調整法を見つけて良い状態で登板できるようになってほしいですね。

 これだけ完敗を喫して気持ち良く?負ければ、気持ちの入れ替えができると思うので、後を引かないでしょう。連勝はいつか止まるものなので負けることは仕方ありません。如何に連敗しないかが大切になるので、明日の試合は絶対に勝ってほしいですね。
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石原サヨナラ弾で7連勝

2013年09月17日 22時15分35秒 | 試合結果
阪神 000 001 000 1
広島 000 100 001 2
勝利投手:大竹9勝9敗
敗戦投手:久保3勝4敗6S
本塁打:[広島]石原7号

 大竹は力のある直球に変化球を織り交ぜて、緩急を上手く使いながら阪神打線を抑えました。初回と2回は共に1死から出塁を許すも、初回はマートンを併殺、2回は三振と盗塁死によりピンチの芽を摘み取ると、3回から5回は無安打に抑えました。

 好調の打線は、初回に1死1,3塁とするも、エルドレッドと松山が連続三振に倒れて先制機を逃してしまいましたが、4回に内野安打と2四球で2死満塁のチャンスを貰い、石原が一塁へのヘッドスライディングで内野安打を勝ち取り、1点を先制しました。

 好投していた大竹でしたが、6回に四球と安打などで1死2,3塁とされ、西岡のニゴロの間に1点を失って同点に追いつかれました。しかし、その後の2死3塁は三振に仕留めて勝ち越しは許しませんでした。
 8回には2死から清水の3塁打でピンチを迎えましたが、代打桧山を三振に仕留めて得点を与えませんでした。

 打線は5回から7回はメッセンジャーの1安打に抑えられていましたが、代わった久保に対して8回2死から2四球と安打で満塁と勝ち越し機を作りましたが、木村が凡退して勝ち越せませんでした。

 大竹は9回を三者凡退に抑えると、その裏に先頭の石原が久保から左翼席に本塁打を放って、阪神にサヨナラ勝ちを収めました。これでチームは7連勝となり、4位中日に5.5ゲーム差を付けて、CS進出にまた一歩近づきました。そして、借金も3まで減らして5割復帰が見えてきました。
 中日とのゲーム差が開いて、Aクラス確保が現実味を帯びてきましたが、借金を抱えてCSに出るのは少し寂しいので、これで気を緩めることなく、借金完済という目標に向けて、チーム一丸で突き進んでほしいですね。


 今日は大竹と石原の気迫が白星に導きました。大竹はいつも以上に気合の入った投球で阪神打線を封じました。1点を失っても、気落ちすることなく後続をしっかりと抑えて余分な失点を防ぎました。
 そして、その球を受けていた石原にもその気迫は伝わったのでしょう。それが4回の先制点を挙げたヘッドスライディングであり、9回のサヨナラ本塁打となったはずです。
 前田健でも気持ちが伝わる投球をしますが、これだけ石原にも乗り移ることはなかなか無いので、今日の大竹はいつも以上の気迫がこもっていたのでしょう。
 勝利への執念が、チーム全体にも伝わったと思うので、明日からの戦いも期待したいですね。
 
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巨人を3タテして6連勝

2013年09月16日 20時49分13秒 | 試合結果
巨人 000 010 003 4
広島 000 100 04X 5
勝利投手:横山1勝1敗
敗戦投手:山口4勝3敗3S
本塁打:[巨人]長野18号

 巨人先発はプロ初登板初先発の今村ということで、初物を苦手とする打線が如何に攻略できるかがポイントになる試合でしたが、心配は的中してしまいました。初回に2四球で1死1,2塁としながら、エルドレッドが併殺に倒れると、2回と3回も走者を出しながら後続が続きませんでした。
 
 中村恭は相変わらず制球が安定せず、初回にいきなり連続四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、坂本を併殺に打ち取るなど無失点で切り抜けました。3回にも2四球で2死1、3塁とピンチを作りながら、坂本を中飛に打ち取り凌ぎましたが、4回の先頭村田に四球を与えたところで、野村監督は堪らず今村に交代しました。
 今村は無死1,2塁とされましたが、矢野を併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で凌ぎました。

 この継投に打線が奮起し、4回裏に2死から連打で1,2塁とすると、代打鈴木誠がプロ初安打を放ち、これが適時打となり1点を先制しました。
 5回からは今井を投入しましたが、長野に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。しかし6回と7回は得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えて勝ち越しは許しませんでした。

 打線は今村と澤村に対して、5回から7回まで三者凡退に抑えられていましたが、8回から登板した横山が、この試合初めての三者凡退に抑える好リリーフを見せると、その裏に代わった山口から1死2塁としてキラの安打に敵失が絡んで1点を勝ち越すと、続くエルドレッドの適時打で1点を追加して山口をKOしました。
 更に代わった高木京から連続四球を選んで満塁とすると、小窪の適時打と代打上本の押し出し死球により2点を加えて、この回4点を挙げて巨人を突き放しました。
 9回はミコライオが登板するも、安打、失策、四球で無死満塁のピンチを背負い、暴投、内野ゴロ、犠飛で3点を失いましたが、最後はロペスを三振に抑えて、辛くも逃げ切りに成功しました。

 巨人を3タテし、チームの連勝を今季最多の6まで伸ばして、4位中日とのゲーム差を4.5まで広げて、CS進出に大きく前進しました。しかし、まだ巨人と苦手東京ドームで4試合残しているので油断はできません。気を引き締めて残り試合を戦ってほしいですね。


 今日はリリーフ陣が良い働きをしました。中村恭が四球で自滅しかけると、早めの交代で失点を防ぎました。しかも、4回で今村を投入したのには驚きました。今村も期待に応えて、後続を断って流れをカープに引き寄せました。
 3番手今井は1点は失いましたが、3イニングをこの1失点で凌ぎ切って、巨人に流れを渡しませんでした。
 そして横山は、拙攻を繰り返して流れを掴めない巨人打線を三者凡退に抑えて、流れをカープに引き寄せる素晴らしい投球でした。
 最近は中継ぎ陣も奮闘しており、投手陣が安定してきました。これも6連勝の大きな要因でしょうね。


 打線には新たな戦力が出てきました。やはり初物を苦手にしている打線は、今村に3回まで散発2安打に抑えられて、不安定だった立ち上がりに攻略できませんでした。しかし、4回に2死1,2塁として鈴木誠が左前安打を放ち、先制点を叩き出しました。プロ3打席目、しかも先制機というプレッシャーのかかる場面で、しっかりと振り抜いて綺麗に三遊間を破りました。
 好調なチームには新たなヒーローが出てくるもので、先日は上本が同様にプロ初安打で初打点を挙げて勝利に貢献しました。
 新たなヒーローの登場でチームは更に乗って行けそうです。この勢いを最後まで続けていってほしいですね。
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前田健 先制打で14勝目を挙げる

2013年09月15日 22時02分35秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 040 100 50X 10
勝利投手:前田健14勝5敗
敗戦投手:菅野12勝5敗

 中4日で前田健を先発させての必勝体制で臨んだ試合は序盤から打線が爆発しました。初回の1死1,2塁はエルドレッドと松山が倒れて逃したものの、2回無死満塁で前田健が適時打を放ち先制すると、続く丸の2点適時2塁打とキラの犠飛で3点を追加して、苦手菅野から4点を奪いました。
 4回には2死2塁からエルドレッドの適時2塁打で1点を追加してリードを広げました。


 前田健は直球に威力があり、変化球のキレも良く、中4日とは思えない投球でした。2回1死2塁でロペスを併殺に打ち取るなど、3回まで無安打に抑えると、4回1死1,2塁では村田を遊ゴロ併殺に打ち取り得点を与えませんでした。
 その後も球威が衰えることなく、巨人打線に凡打の山を築かせました。7回まで投げて87球の省エネ投球で、2安打無失点に抑え、3塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 打線は手を緩めることなく、7回に3番手福田を攻めて、1死1塁から梵が適時2塁打を放ち、更に1死満塁として福田をKOしました。代わった一岡から2死後に丸が押し出し四球を選び、続く菊池が3点2塁打を放ち、この回5点を追加して試合を決定づけました。

 8回からは今村が走者を出しながらも無失点に抑えて、巨人を零封しました。これでチームは5連勝となり、今季初めて巨人戦のカード勝ち越しを決めました。
 前田健は8連勝でリーグトップタイの14勝目を挙げて、防御率も1.93まで下がりました。


 前田健が投打にわたる活躍でチームを5連勝に導きました。投げては、序盤から気合の入った投球で、巨人打線に付け入る隙を全く与えませんでした。
 2回に味方が4点を先制したことで気持ちの余裕が生まれ、3回以降は打たせて取る省エネ投球で7回まで投げました。
 打撃では、2回に先制適時打を放って、打線に勢いを付けると共に、チームの菅野に対する苦手意識を払しょくして4得点に繋げて、打線に火を付けました。
 15安打10得点を挙げて快勝したことで、巨人への苦手意識も吹き飛ばせたと思います。
 
 エースの活躍で巨人に今季初めて連勝しました。この時期に苦手巨人に連勝できたことはとても大きいと思います。チームのムードも盛り上がり、選手にも自信が付くと思います。
 昨年まで2年連続で9月に苦しみましたが、今季は一味も二味も違い、選手がたくましく思えます。この勢いで熾烈な3位争いを勝ち抜いてほしいですね。
 
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キラの逆転3ランで4連勝

2013年09月14日 21時50分46秒 | 試合結果
巨人 010 001 000 2
広島 003 001 00X 4
勝利投手:バリントン9勝9敗
敗戦投手:杉内11勝5敗
セーブ:ミコライオ2勝4敗23S
本塁打:[巨人]村田24号
     [広島]キラ14号


 バリントンは立ち上がり制球が安定せず、初回は2死から安打と死四球で満塁のピンチを迎えるも、ロペスを左飛に打ち取り無失点で切り抜けましたが、2回に1死3塁から投手の杉内に適時打を打たれて先制を許してしまいました。

 調子が上がってきた打線は、初回に敵失などで1死2塁のチャンスを作るも、キラとエルドレッドが凡退して得点できませんでした。しかし、3回に2死から四球と安打で2死1,3塁とすると、キラが右翼2階席に届く特大の逆転3点本塁打を放ちました。

 バリントンは3回以降立ち直り、3回から5回は1安打に抑える好投でした。しかし、6回先頭の村田に本塁打を浴びて1点差に追い上げられましたが、後続を抑えて6回6安打2失点で交代しました。

 1点差に追い上げられて嫌なムードになりかけましたが、直後の6回裏に死球と敵失で無死1,3塁のチャンスを貰うと、梵が適時打を放って1点を追加して、再びリードを2点に広げました。
 7回にはルーキーの鈴木誠が代打で登場し、プロ初打席は二ゴロに倒れました。後続も倒れて8回も澤村に完璧に抑えられて追加点は奪えませんでした。

 7回に登板した横山は、2死1,2塁で村田を迎えるピンチを招きましたが、遊飛に打ち取り無失点で凌ぐと、8回は永川勝が安打と暴投などで2死3塁のピンチを迎えるも寺内を遊直に抑えてリードを守りました。そして9回はミコライオが四球で走者を出したものの、後続を抑えて巨人に競り勝ちました。中日が敗れたためゲーム差が3.5に広がりました。
 
 苦手の巨人戦のカード初戦を取れたことは大きいですね。明日は中4日で前田健が先発するので、絶対に落とせない試合です。巨人に連勝してCS進出を引き寄せたいですね。


 キラの一振りが試合を決めました。2回まで杉内に無安打に抑えられて、3回も簡単に2死を取られましたが、丸が四球を選び、菊池が初安打を放ち作ったチャンスで、キラが豪快な一発を放って試合をひっくり返すと共に試合の流れも変えてしまいました。
 
 1点差に追い上げられた直後には死球で出塁すると、エルドレッドの三ゴロ失策の間に3塁を陥れて、梵の適時打で生還しました。この1点はとても大きな意味がある追加点であり、積極的な走塁で3塁まで進んだことが、呼び込んだ得点だったと思います。
 打撃だけでなく走塁でも積極性が戻ってきて、完全に復調したようです。好調エルドレッドと共に相手チームの脅威になりそうですね。

 
 バリントンは毎回のように走者を背負いましたが、粘り強く投げて6回を2失点にまとめました。村田の本塁打を少し高かったので失投だと思いますが、杉内に打たれた球はも決して甘い球ではありませんでした。
 前半戦は打線の援護に恵まれず、白星が伸びませんでしたが、後半戦は打線とのかみ合わせも良くなり、5連勝で9勝目を挙げて勝敗の数が同じになりました。
 これからチームは落とせない試合が続くので、登板間隔を縮めることになると思いますが、このまま連勝を続けて2ケタ勝利を挙げて、貯金を作ってほしいですね。
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勝負の巨人戦

2013年09月13日 21時48分33秒 | 日記
 明日からは巨人、阪神との6連戦が始まります。特に巨人にはここまで3勝12敗2分と一方的な対戦成績となっています。3位を死守するためには最低でも2勝1敗で乗り切りたいところです。 
 昨日までのヤクルト戦では、低調だった打線が復調して今季初の同一カード3連勝と最高の状態で終えることができました。この勢いで巨人戦に臨めるのは良かったと思います。

 先発は明日がバリントンと発表され、3戦目は前田健と思われます。問題は2戦目ですが、予想された今井が、昨日の試合で中継ぎ登板していることから先発はないでしょう。となると、2軍から誰かを昇格させることになります。
 この時期は無駄にできる試合は無いので、本当は今井の先発が良いと思うのですが…。今井より状態が良いということなのでしょうね。

 先ずは明日のバリントンが好投してカード初戦を取って、2戦目に良い流れを繋げてほしいですね。
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野村プロ初本塁打&10勝目

2013年09月12日 22時07分04秒 | 試合結果
広 島 313 301 010 12
ヤクルト 200 002 020 6
勝利投手:野村10勝5敗
敗戦投手:徳山2敗
本塁打:[広島]キラ13号、野村1号、エルドレッド11号、菊池9号
     [ヤクルト]川端4号、武内3号

 好調な打線は初回からヤクルト先発の徳山を攻略しました。1死1塁からキラが本塁打を放って2点を先制すると、更に2死1塁で梵が適時2塁打を放って、3点を先制しました。

 野村は初回慎重になったのか、先頭の山田に四球を与えると、1死後川端に2点本塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまいました。続くバレンティンにも四球を与えましたが、ユウイチを併殺に打ち取り2失点で凌きました。その後も毎回のように走者を背負いましたが、コースを丁寧に突く投球で、後続を打ち取り5回まで無失点に抑えました。

 1点差に追い上げられた直後の2回は、菊池の犠飛で1点を追加してリードを広げると、3回には敵失と死球で2死1,2塁の得点機で野村がプロ初本塁打を放って3点を追加しました。更に4回にも松山の適時2塁打、梵の犠飛、木村の適時打で3点を挙げて、4回までに10得点で試合をほぼ決めてしまいました。

 止まらない打線は、6回にはエルドレッド、8回には菊池がそれぞれ本塁打を放って、計2点を追加して、ヤクルトのダメを押しました。

 大量援護に守られた野村でしたが、6回に2死1塁から武内に2点本塁打を浴びて、6回4失点で降板となりました。
 7回からは今井が登板して無失点に抑えましたが、8回に河内が1死2,3塁でユウイチに適時2塁打を浴びてしまいました。そして9回は久本が三者凡退に抑えてヤクルトに快勝し、今季初の同一カード3連勝、そして野村が初の2ケタ勝利を挙げました。


 今日は野村が投打にわたる活躍でチームを3連勝に導きました。投球は持ち味を発揮して、コーナーを突いて、走者を出しても後続をしっかりと打ち取り、2回から5回は1安打無失点に抑えました。初回と6回の2ランは、共に甘く入った失投を捕えられてしまいましたが、それ以外は良かったと思います。
 打撃では3回に貴重な3ランを放ちました。敵失と死球で走者を貯めて投手に本塁打を打たれるのは、相手にとって大きなダメージとなり、これでヤクルトは戦う意欲を失ったと思います。投手も9番目の野手であり、打撃も疎かにしてはいけないことを実感しましたね。
 野村は、昨年は越えられなかった10勝をクリアして、プレッシャーも無くなったと思います。残り少なくなりましたが、白星を積み重ねてほしいですね。

 エルドレッドが3試合連続本塁打を放ち、キラも本塁打を放ちました。2人につられるように他の打者も状態が上がってきたと思います。やはり本塁打は試合の流れを変えだけでなく、チームの雰囲気を変える威力ももっているので、終盤の厳しい戦いが続く時に長距離砲2人の調子が上がってきたことは、とても心強いですね。
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上本のプロ初安打が適時打

2013年09月11日 21時58分10秒 | 試合結果
広 島 014 010 000 6
ヤクルト 000 001 001 2
勝利投手:大竹8勝9敗
敗戦投手:石川4勝8敗
本塁打:[広島]エルドレッド10号
     [ヤクルト]バレンティン55号

 石川に対して丸以外は右打者を並べた打線が当たりました。2回に2死1,2塁から8番に入った上本がプロ初安打となる適時打を放って先制点を挙げると、3回には1死2塁から梵とエルドレッドの連続適時短長打で2点を追加し、更に2死1,2塁から石原の適時2塁打で2点を加えて、この回4得点を挙げました。
 5回にはエルドレッドの本塁打により1点を追加して、リードを6点に広げました。

 大竹は、序盤は多少制球が高いながらも、要所を締める投球でヤクルト打線に得点を与えませんでした。初回は2死2塁でバレンティンを遊ゴロに打ち取り、2回には無死1塁で飯原を併殺に打ち取りピンチの芽を摘み取りました。
 3回も2死1塁でバレンティンを迎えるも遊ゴロに抑えると、4回と5回は三者凡退に抑えました。ところが、6回に2死からバレンティンにプロ野球タイ記録となる55号本塁打を浴びて1点を失ってしまいました。

 打線は6回以降はヤクルト中継ぎ陣の前に1安打に封じられてダメ押し点を挙げることができませんでしたが、大竹は7回を5安打1失点の好投で十分な援護となりました。
 8回は横山がバレンティンに四球を与えたものの無失点に抑え、9回はミコライオが内野ゴロの間に1点を失ったものの、序盤の大量得点によりヤクルトに連勝しました。


 今日は上本の一打が打線に火を付けました。2回に2死1塁から石原が四球を選んで1,2塁とすると、上本が適時打を放ちました。ここまで15打数無安打でしたが、3-2から難しい球を中前に運び、先制点を挙げました。このルーキーのプロ初安打に触発されたのか、3回に打線が繋がり、4本の長短打で一気に4点を挙げて試合の主導権を握りました。
 シーズン終盤にはラッキーボーイが出てきて、チームを勢いづかせることがありますが、上本がその役割を果たすかもしれないですね。上本も初安打が出て、気分的にも楽になったと思うので、これからどんどん打って、チームを活性化させてほしいですね。

 打線は5回まで7安打を放ち6点挙げました。6回以降は中継ぎ投手陣に1安打と沈黙したのは少し気になりますが、一時の不振から脱して活気が戻ってきたことは間違いないと思います。エルドレッドが好調なようなので、残り試合で本塁打を量産して、チームを白星み導いてほしいですね。


 大竹が自信の連敗を2で止めました。今日は立ち上がりが不安定でしたが、恐怖のバレンティンをしっかりと抑えて無失点で凌いだことで、中盤以降は調子を取り戻しました。
 6回にバレンティンに本塁打を浴びて失点しましたが、前2打席のように走者がいる場面では無く、リードも6点と余裕があったので、全く問題なかったと思います。
 まだ黒星が1つ先行しています。今日のような投球をすれば白星が付くと思うので、早く負け越しを無くして、2年連続の2ケタ勝利を目指してほしいですね。
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石原2安打5打点

2013年09月10日 22時01分22秒 | 試合結果
広 島 024 100 101 9
ヤクルト 200 001 000 3
勝利投手:前田健13勝5敗
敗戦投手:松岡1勝3敗
本塁打:[広島]石原6号、キラ12号、エルドレッド9号
     [ヤクルト]バレンティン54号


 中5日での登板となった前田健は制球が安定せず、毎回のように走者を背負いましたが、気持ちでヤクルト打線を抑えました。
 初回に1死3塁のピンチを迎えると、川端を三ゴロに打ち取り3塁走者を本塁打で刺してピンチを脱したかと思われましたが、バレンティンに高めのボール球を力でスタンドまで運ばれて2点を失ってしまいました。

 繋がりを欠いている打線でしたが、2回に安打と死球などで1死2,3塁とすると、石原が2点適時打を放って直ぐに同点に追いつきました。更に3回には2死から振り逃げと安打で1,3塁として、木村の適時打で1点を挙げて勝ち越しに成功すると、石原が3点本塁打を放って、この回4得点を挙げてヤクルトを突き放しました。
 4回には四球と牽制悪送球で1死3塁のチャンスを貰うと、2死後にエルドレッドが適時打を放って1点を追加ました。

 前田健は2回こそ三者凡退に抑えるも、3回は1死1,3塁でバレンティンを迎える大ピンチでしたが、三振に抑えるなど後続を断ち無失点で切り抜けると、5回2死1,2塁もユウイチを抑えてヤクルトに追加点を与えませんでした。
 しかし、6回に2死2塁から代打宮本に適時打を打たれて1点を返されてしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 1点を返された直後の7回には、不振だったキラに本塁打が出て、再び点差を5点に広げると、9回にはエルドレッドにも本塁打が飛び出して、9得点と打線が爆発しました。

 7回からは永川勝が登板し、2安打を浴びるも無失点で切り抜けると、8回は横山が三者凡退に抑え、9回は今村が1死1,2塁でバレンティンを遊ゴロ併殺に打ち取り、ヤクルトに大勝しました。前田健はハーラートップタイの13勝目を挙げました。


 石原の2安打がチームを救いました。初回にエース前田健がバレンティンにまさかの本塁打を浴びて2点を先制されてことで、チームの雰囲気が悪くなり、ヤクルトペースになるかと思いましたが、直後の2回に2点適時打を放って、直ぐに同点に追い付きました。
 ここで石原が凡退して無得点に終わっていたら、松岡を助けてしまい、またも拙攻を繰り返していたかもしれません。
 そして一番効いたのは3回の3点本塁打でした。2死無走者からミスに乗じて作ったチャンスで、木村が適時打を放ち勝ち越しましたが、石原が3点本塁打を放ってヤクルトの反撃意欲を削ぎました。ヤクルトにとっては、前田健に対しての4点差はかなり重くて、半分諦めモードになっていたのではないでしょうか。

 1点を挙げた後の得点機で、更に追加点を奪えないのが大きな課題となっていたので、1イニングでの4得点が打線活性化のきっかけになることを願いたいですね。
 そして、7回には不振に苦しんでいたキラに待望の本塁打を出ました。今日はこの1本だけでしたが、一本出たことで精神的にも楽になったのではないでしょうか。
 この一打が復調のきっかけになり、エルドレッドとともに打線の核として、残りの試合を引っ張ってほしいですね。 


 
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対DeNA今季最終戦

2013年09月09日 22時28分11秒 | 試合結果
広 島 000 001 000 1
DeNA 101 003 32X 10
勝利投手:須田5勝2敗
敗戦投手:今井2勝2敗
本塁打:[DeNA]梶谷10号、ブランコ36号、松本4号

 週末のDeNAとの今季最終カードとなる3連戦は1勝2敗と負け越してしまい、DeNAに引導を渡すどころか、反対にゲーム差が2に縮まってしまいました。幸い中日も1勝2敗だったため、中日とのゲーム差は2のままですが、3位争いは一層混戦になってしまいました。
 
 この3連戦は打線の不振が勝敗に直結していました。負けた試合は、得点機であと1本が出ず、相手投手を攻略しきれなかったことで流れを掴み損ねて、先発、中継ぎ投手が持ち堪えられず失点してしまったように思います。
 
 
 最大の原因はキラの不振であることは言うまでもないですが、それに伴い打線全体が堅くなっているように思います。一昨日はエルドレッドが2本塁打を含む3安打3打点と復調気配ですが、昨日は最大の得点機で凡退するなど、キラのような安定感が欠けているので、代わりは務まらないと思われます。やはり打線の軸となるキラに復調してもらうしかありませんね。

 そしてもう一つ気になるのは、野村監督の采配ですね。9月に入り残り30試合を切って落とせない試合が続くのは分かりますが、KOされた訳でもない先発今井に早い回で代打を送るなど、早くも一戦必勝体制のように感じます。
 監督が焦ると、選手にもそれが伝わり堅くなってしまうのではないでしょうか。本当の勝負はもう少し先になると思うので、普段通りの采配をして、選手には目の前の試合に集中できるようにしてほしいです。
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