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前田健 先制打で14勝目を挙げる

2013年09月15日 22時02分35秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 040 100 50X 10
勝利投手:前田健14勝5敗
敗戦投手:菅野12勝5敗

 中4日で前田健を先発させての必勝体制で臨んだ試合は序盤から打線が爆発しました。初回の1死1,2塁はエルドレッドと松山が倒れて逃したものの、2回無死満塁で前田健が適時打を放ち先制すると、続く丸の2点適時2塁打とキラの犠飛で3点を追加して、苦手菅野から4点を奪いました。
 4回には2死2塁からエルドレッドの適時2塁打で1点を追加してリードを広げました。


 前田健は直球に威力があり、変化球のキレも良く、中4日とは思えない投球でした。2回1死2塁でロペスを併殺に打ち取るなど、3回まで無安打に抑えると、4回1死1,2塁では村田を遊ゴロ併殺に打ち取り得点を与えませんでした。
 その後も球威が衰えることなく、巨人打線に凡打の山を築かせました。7回まで投げて87球の省エネ投球で、2安打無失点に抑え、3塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 打線は手を緩めることなく、7回に3番手福田を攻めて、1死1塁から梵が適時2塁打を放ち、更に1死満塁として福田をKOしました。代わった一岡から2死後に丸が押し出し四球を選び、続く菊池が3点2塁打を放ち、この回5点を追加して試合を決定づけました。

 8回からは今村が走者を出しながらも無失点に抑えて、巨人を零封しました。これでチームは5連勝となり、今季初めて巨人戦のカード勝ち越しを決めました。
 前田健は8連勝でリーグトップタイの14勝目を挙げて、防御率も1.93まで下がりました。


 前田健が投打にわたる活躍でチームを5連勝に導きました。投げては、序盤から気合の入った投球で、巨人打線に付け入る隙を全く与えませんでした。
 2回に味方が4点を先制したことで気持ちの余裕が生まれ、3回以降は打たせて取る省エネ投球で7回まで投げました。
 打撃では、2回に先制適時打を放って、打線に勢いを付けると共に、チームの菅野に対する苦手意識を払しょくして4得点に繋げて、打線に火を付けました。
 15安打10得点を挙げて快勝したことで、巨人への苦手意識も吹き飛ばせたと思います。
 
 エースの活躍で巨人に今季初めて連勝しました。この時期に苦手巨人に連勝できたことはとても大きいと思います。チームのムードも盛り上がり、選手にも自信が付くと思います。
 昨年まで2年連続で9月に苦しみましたが、今季は一味も二味も違い、選手がたくましく思えます。この勢いで熾烈な3位争いを勝ち抜いてほしいですね。
 
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