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今井6回1失点の粘投

2013年09月01日 22時18分24秒 | 試合結果
広島 010 001 000 2
阪神 001 000 000 1
勝利投手:今井2勝1敗
セーブ:ミコライオ2勝4敗21S
敗戦投手:秋山3敗
本塁打:[広島]松山9号、丸14号

 元気が無い打線は、1番丸、3番キラ、4番エルドレッドと組み替えを行いました。2回に5番に入った松山が本塁打を放って先制点を挙げましたが、3回1死2塁の追加点のチャンスでキラは三邪飛に倒れて、その後は丸が盗塁死して得点機を逃すと、5回1死1塁では今井が犠打を空振りして、走者の木村が飛び出してアウトになるなど、精彩を欠いた攻撃で秋山を助けてしまいました。

 今井が今季2度目の先発でしたが、全体的に球が甘く、毎回のように走者を背負いましたが、要所を締める粘りの投球でした。
 先制した直後の2回2死2,3塁は、藤井彰を右飛に打ち取り無失点に抑えましたが、3回に1死2塁から上本に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 しかし、主軸のマートンと鳥谷は抑えて最少失点で切り抜けると、5回2死1,2塁もマートンを遊ゴロに打ち取り勝ち越し点を与えませんでした。

 続く6回に丸が本塁打を放って勝ち越すと、今井を6回で降板させて継投策にでました。7回は横山は菊池の好守にも助けられて無失点に抑えました。

 何としても追加点が欲しいところでしたが、8回に1死から連打で1,2塁としながら、キラとエルドレッドが連続三振に倒れてしまいました。
 8回から登板した永川勝は、連打で1死1,2塁のピンチを招き、新井貴は三振に仕留めるも、暴投で2死2,3塁とピンチを拡大させてしまいました。しかし今成を三振に抑えて、り度を守り切ると、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、辛くも逃げ切りに成功しました。


 打線をテコ入れしましたが、丸は2安打1打点1四球と復調の手ごたえを掴んだようですが、キラは3三振で効果がありませんでした。また、4番に入ったエルドレッドも無安打で2三振と結果が出ませんでした。
 エルドレッドは昇格したとはいえ、調子が良いようには思えません。外国人枠が空くから昇格させたように感じられますが、無理に外国人選手を4人にする必要は無いので、調子が上がっていないようなら、2軍に降格させるべきでしょう。
 また、3番と4番に不調の打者を並べる打順も疑問を感じます。特に8回の1死1,2塁で連続三振に倒れてしまい追加点を奪えませんでした。キラもエルドレッドも甘い球を捉えきれず、最後はバットが空を切ってしまいました。本来なら一番期待できる打順のはずが、今の状態では一番期待できない打順になっています。
 幸いにもリリーフ陣が1点のリードを守り切ってくれたので良かったですが、負けていたら痛すぎる逸機になっていたました。スタメンはどちらかだけにしてほしいですね。

 今井が苦しみながらも6回を5安打1失点に抑える好投で、先発として今季初勝利を挙げました。走者を出さなかったのは初回だけで、2回から6回は毎回走者を背負いました。しかし、要所で球が決まったことと、6回以外は先頭打者を出塁させなかったことが、最少失点に抑えられた要因だと思います。
 これまで5番目と6番目の先発投手がいなくて、連勝を伸ばすことができず、一進一退の戦いが続いていますが、今井が5番目のローテ投手として計算できそうなので、9月は連勝を伸ばして3位を死守したいですね。
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