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カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下完投逃すもプロ初勝利

2020年06月28日 19時54分13秒 | 試合結果
広島 040 120 300 10
中日 000 000 003 3
勝利投手:森下1勝
敗戦投手:梅津1勝1敗
本塁打:[広島]ピレラ2号、堂林2号、田中広2号

 プロ2度目の先発となった森下は、直球は力強く、変化球のキレも良く、更に制球も良く、初回と2回を三者凡退に抑え好スタートを切ると、3回に連打と四球などで1死満塁のピンチを背負うも、大島を併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。
 4回と5回は三者凡退に抑えると、6回に2塁打と死球で1死1,2塁とされながら、アルモンテを併殺に打ち取りピンチを脱して、7回まで3安打無失点に抑えました。

 打線は、1番3塁ピレラ、5番1塁松山、7番左翼堂林と不調のメヒアをスタメンから外すと、2回に安打と犠打で1死2塁として、田中広とピレラの適時打と西川の2点適時2塁打で4点を先制しました。
 4回はピレラの本塁打、5回は1死1塁から堂林の2点本塁打、7回には1死1,2塁で田中広の2号3点本塁打が飛び出して着実に追加点を挙げました。

 森下は8回に2安打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、大島を二ゴロに打ち取って無失点んで切り抜けると、9回も続投して1死後ビシエドと高橋に連続二塁打を浴びてプロ初失点を喫して今季12球団初の完封を逃しました。更に二死後に安打で1,3塁とされ石川駿に適時3塁打を浴びて2点を失ったところでマウンドをフランスアに譲り、プロ初完投もなりませんでした。
 しかし、フランスアが郡司を三振に斬って、森下は8回2/3を投げて9安打3失点、7奪三振2四死球の快投でプロ初白星を挙げました。


 今日の森下は、立ち上がりから本領を発揮し、最速153㎞の直球で中日打線をねじ伏せたかと思えば、カーブでタイミングを外し、切れの良いチェンジアップ、カットボールで中日打線に凡打の山を築かせました。また3回の1死満塁のピンチでも全く動じる気配を感じさせず、好調の大島を併殺に打ち取るなど、新人とは思えないマウンドさばきでした。
 前回のプロ初登板では味方の援護に恵まれず、更にリリーフが打たれて白星が消えてしまいましたが、今日は野手陣も森下を勝たせるという意気込みを感じ、森下もそれに応える快投を見せました。
 最後は完封・完投を狙わせて9回も続投させましたが、さすがに疲れが見え始めて、制球が甘くなり3点を失ってしまいましたが、これも森下にとっては良い経験となり、今後に繋げてレベルアップしてくれることでしょう。
 この2試合の投球を見る限り、完投そして完封を見られる日も近そうですね。

 打線は、不振のメヒアを外し、ピレラと堂林の守備位置を変えて松山を起用する新打線を組むと、これが見事に機能しました。特に堂林は4打数3安打2打点1本塁打1犠打と、ほぼ全ての得点に絡みました。
 松山が5番に入り、會澤の状態が上向いてきたことで、7番の堂林がチャンスメイク、ポイントゲッターの両方に成り得る状況が多くなり、堂林がその役割をしっかりと果たしています。
 このままの状態を続けて恐怖の7番として今季の打線のキーマンになりそうですね。
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