カープな毎日

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森下は7回無失点もチームは逆転サヨナラ負け

2020年06月21日 21時18分49秒 | 日記
広島 000 100 000 1
DeNA 000 000 002 2
勝利投手:パットン1勝
敗戦投手:スコット1敗

 森下が、プロ初登板初先発で7回を投げて104球4安打8奪三振無失点の好投で、勝利投手の権利を持って降板しましたが、9回裏に登板した新守護神スコットが4連打されて2点を失ってサヨナラ負けとなり、森下のプロ初勝利は成りませんでした。
 
 森下は初回に先頭梶谷に安打を打たれましたが、続く乙坂を三直併殺に打ち取り、3番ソトは空振り三振に斬ると、2回は2安打1四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、平良を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 味方が1点を先制した直後の4回はこの試合初めての三者凡退に抑えると、5回には1死2塁から梶谷と乙坂を連続三振に斬って、DeNAに得点を与えませんでした。
 6回と7回はともに三者凡退に抑えて、3回以降は3塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 打線は、初回に1死3塁の先制機を作りながら、西川が投ゴロ、鈴木誠の四球を挟んでメヒアが三ゴロに倒れて無得点に終わりましたが、4回に連打などで1死1,3塁として會澤の遊ゴロの間に1点を挙げて先制しました。
 しかし、5回の1死2塁はピレラと菊池涼が凡退し、6回の1死1,2塁では會澤が併殺に倒れて平良から追加点を奪えず、7回以降は国吉とパットンに無安打に封じられてしまいました。

 8回からは菊池保がマウンドに上がり1安打無失点に抑えましたが、9回に登板したスコットが3連打を浴びて無死満塁のピンチを招くと、宮崎に2点適時2塁打を浴びて痛恨の逆転サヨナラ負けを喫して、森下のプロ初勝利が消えてしまいました。

 森下のプロ初登板は、ドラフト1位の実力を存分に発揮して、期待通り、それ以上の素晴らしい投球内容でした。残念ながらリリーフが失点してプロ初白星は逃してしまいましたが、今日のような投球ができれば、プロ初白星は直ぐに手にできますね。
 立ち上がりこそ、緊張からか制球が不安定でしたが、乙坂の併殺で落ち着きを取り戻し、徐々に調子を上げていき、3回以降は7回まで強力DeNA打線を1安打に抑えて、全く寄せ付けませんでした。
 直球は最速154㎞を計測するなど、常時150㎞台をマークして力強く、変化球も切れが良く、カットボール、チェンジアップにカーブを織り交ぜて、DeNA打線を寄せ付けませんでした。ラミレス監督が交代してくれて良かったとコメントしたのは、間違いなく本音であり、それだけ森下の投球が凄かったことを示していると思います。
 7回で降板して継投に入ったことは、プロ初登板であることを考慮すれば、やむを得ないと思われ、逆転負けを喫したことは仕方ないでしょう。次戦では打線がしっかりと援護して、リリーフも抑えてくれることでしょう。次こそはプロ初勝利を見たいですね。
 
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