カープな毎日

カープファンのひとりごと。

薮田と遠藤が明暗

2020年06月04日 21時15分57秒 | 日記
広島 000 000 000 0
阪神 022 100 01X 6
本塁打:[阪神]ボーア、木浪

 先発ローテ入りを争う薮田と遠藤が揃って登板しました。
 先発した薮田は、4回を投げて8安打3四球5失点の乱調でした。一方、2番手として登板した遠藤は、4回を投げて1安打1四球1失点の好投で開幕ローテ入りに一歩前進しました。

 薮田は2回に四球をきっかけに2点を失うと、3回はボーアに2点本塁打、4回には木浪に本塁打を浴びるなど、一度も三者凡退がありませんでした。最速は150㎞を計測するも制球が甘く痛打を浴びたようで、先発ローテ入りに大きな課題を残すとともに苦しい状況となりました。

 遠藤は、8回に味方のミスが絡んで1点を失いましたが、最速147㎞を計測した切れの良い直球で阪神打線を翻弄して5三振を奪いました。本人も「全部の球種でしっかり腕を振って投げ切れた」と納得の投球内容だったようです。

 佐々岡監督も開幕ローテについての明言をしませんでしたが、試合後のコメントでは、「結果、内容をみて、両者の明暗を分けているかなと思う」と語り、遠藤の投球を高評価したことから、九里、遠藤、薮田の3人で争っていた開幕ローテ争いは、薮田が一歩後退したと思われます。
 練習試合も残り9試合と少なくなってきたことから、薮田は崖っぷちの状況となりました。この苦境を打破するにはかなり高評価を得ないと苦しいでしょうね。次回登板では意地を見せくれることを期待したいですね。
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