毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
左利き
昨日は娘の誕生日だった。朝、それに気付いてお祝いメールを送ってやったら、しばらくたって「ありがとう」などと返信があった。このところ妙に優しい娘になっているから、なんだかこそばゆい気もしたが、そんな返事がもらえればやっぱり嬉しいから、一日気分よく過ごせた。
娘は生まれつき左利きだった。何にでも左手を使っていたが、あるときまだ生きていた私の母が、「女の子は右利きじゃないと色々困ることがあるから」、と右利きに矯正してしまった。確かに20年前はまだまだ左利きの女の子は少なかったように思う。今でこそ左利き用のグッズも各種販売されているようだが、娘の小さかった頃は左利きの人には不便なことが多かったように思うから、母が強制的に直させたのに私も妻も異論をさしはさまなかった。
その後間もなく母が亡くなったからというわけではないだろうが、息子は生まれてからずっと左利きだ。習字で筆を持つのだけは右手を使うようだが、それ以外はすべて左利きだ。ボールを投げるのも左手なので、サウスポーは貴重だから野球選手になれば見所があるかも、と密かに期待していたのだが、野球なんて眼もくれずにひたすらTVゲームをやりながら成長してしまったから、私の野望も初期段階でもろくも崩れ去った。ゲーム機のコントローラーも右利きを想定して作ってあるから、初めは扱いにくそうだったが、何度もやりこむうちに何の苦痛も感じなくなったようだから、修練というものはどんな分野でも大事なものだと痛感する。
私の塾でも左手で鉛筆を持つ生徒が時々いる。息子もそうだが、見ているとなんだかぎこちなくて大丈夫かと思ったりもするが、なかなか上手な字を書く子もいて、私が思うほど書きにくくはないようだ。でも、日本語の文字は、平仮名・カタカナ・漢字のどれも右利きが書きやすい筆送りで書くようになっているから、左利きの人が文字を書いているのを見ると、どうしても違和感がぬぐえない。塾生で左利きの男の子の鉛筆の使い方を動画にとってみた。
右手で鉛筆を持って左から右へと書いていくのと、左手で持った鉛筆を左から右に動かしていくのはずいぶん動きが違う。力学的にどちらが自然な動きであるのかは分からないが、右手を使った方がしなやかな動きをしているように見えるのは、先入観からそう思ってしまうのだろうか。ビデオに撮った男の子が問題を解いているのを見ていると、手が盛んに動いている割りには、字数が増えていかない。やはり書きにくいのかなと思ってしまうのだが、本人はいたって平気な顔をしている。遅いのはその子の学力が不足しているだけかもしれない・・。
では、右利き・左利きはどうやって決まるのだろう。最も有力な説として、「右脳か左脳のどちらが体の動きをコントロールしているかによる」という「優位脳」説なるものがあるようだ。すなわち、
『右脳は直感やひらめきをつかさどる「感覚脳」と呼ばれ、左脳は記憶や言語認識をつかさどる「論理脳」と呼ばれる。右脳から出た命令は延髄で交差し、左半身の筋肉に運動を起こさせ、逆に、左脳から出た命令は右半身の筋肉に直結するので、右脳が優位な人は左利き、左脳が優位な人は右利きになる』
というものだ。
ちなみに右脳と左脳のどちらの働きが優位かを調べる簡単な方法があるようだ。
『あなたの腕を組んでみてください。どちらの腕が上になりますか? 右腕が上に来る人は左脳の働きが優位で、左腕が上になった人は右脳の働きが優位にあるといわれます。
また、両手の指を組んでみましょう。右手、左手、どちらの親指が上に来ていますか? 右手の親指が上に来ているなら右利きの可能性が強く、左手の親指が上なら左利きの可能性が強いのです』
試してみたところ、私の場合、右腕と右手の親指が上に来たから、「左脳の働きが優位で右利き」ということになるだろう。確かに私は右利きであるが、果たして本当に「論理脳」などと呼ばれる左脳が優位なのだろうか。ちょっとばかり疑わしい・・。
娘は生まれつき左利きだった。何にでも左手を使っていたが、あるときまだ生きていた私の母が、「女の子は右利きじゃないと色々困ることがあるから」、と右利きに矯正してしまった。確かに20年前はまだまだ左利きの女の子は少なかったように思う。今でこそ左利き用のグッズも各種販売されているようだが、娘の小さかった頃は左利きの人には不便なことが多かったように思うから、母が強制的に直させたのに私も妻も異論をさしはさまなかった。
その後間もなく母が亡くなったからというわけではないだろうが、息子は生まれてからずっと左利きだ。習字で筆を持つのだけは右手を使うようだが、それ以外はすべて左利きだ。ボールを投げるのも左手なので、サウスポーは貴重だから野球選手になれば見所があるかも、と密かに期待していたのだが、野球なんて眼もくれずにひたすらTVゲームをやりながら成長してしまったから、私の野望も初期段階でもろくも崩れ去った。ゲーム機のコントローラーも右利きを想定して作ってあるから、初めは扱いにくそうだったが、何度もやりこむうちに何の苦痛も感じなくなったようだから、修練というものはどんな分野でも大事なものだと痛感する。
私の塾でも左手で鉛筆を持つ生徒が時々いる。息子もそうだが、見ているとなんだかぎこちなくて大丈夫かと思ったりもするが、なかなか上手な字を書く子もいて、私が思うほど書きにくくはないようだ。でも、日本語の文字は、平仮名・カタカナ・漢字のどれも右利きが書きやすい筆送りで書くようになっているから、左利きの人が文字を書いているのを見ると、どうしても違和感がぬぐえない。塾生で左利きの男の子の鉛筆の使い方を動画にとってみた。
右手で鉛筆を持って左から右へと書いていくのと、左手で持った鉛筆を左から右に動かしていくのはずいぶん動きが違う。力学的にどちらが自然な動きであるのかは分からないが、右手を使った方がしなやかな動きをしているように見えるのは、先入観からそう思ってしまうのだろうか。ビデオに撮った男の子が問題を解いているのを見ていると、手が盛んに動いている割りには、字数が増えていかない。やはり書きにくいのかなと思ってしまうのだが、本人はいたって平気な顔をしている。遅いのはその子の学力が不足しているだけかもしれない・・。
では、右利き・左利きはどうやって決まるのだろう。最も有力な説として、「右脳か左脳のどちらが体の動きをコントロールしているかによる」という「優位脳」説なるものがあるようだ。すなわち、
『右脳は直感やひらめきをつかさどる「感覚脳」と呼ばれ、左脳は記憶や言語認識をつかさどる「論理脳」と呼ばれる。右脳から出た命令は延髄で交差し、左半身の筋肉に運動を起こさせ、逆に、左脳から出た命令は右半身の筋肉に直結するので、右脳が優位な人は左利き、左脳が優位な人は右利きになる』
というものだ。
ちなみに右脳と左脳のどちらの働きが優位かを調べる簡単な方法があるようだ。
『あなたの腕を組んでみてください。どちらの腕が上になりますか? 右腕が上に来る人は左脳の働きが優位で、左腕が上になった人は右脳の働きが優位にあるといわれます。
また、両手の指を組んでみましょう。右手、左手、どちらの親指が上に来ていますか? 右手の親指が上に来ているなら右利きの可能性が強く、左手の親指が上なら左利きの可能性が強いのです』
試してみたところ、私の場合、右腕と右手の親指が上に来たから、「左脳の働きが優位で右利き」ということになるだろう。確かに私は右利きであるが、果たして本当に「論理脳」などと呼ばれる左脳が優位なのだろうか。ちょっとばかり疑わしい・・。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
« 元通り | 駅弁 » |
塾長さんは「論理能」なのね。ゴジ健さんは「論理脳」の持主なのよ。
あっ、これはノリピーか・・・。
左手使って直すわね。
包丁だけは左で持つとか・・。
私はすべて右手なので、昔からサウスポーには憧れていました。
さるお茶の流派では、手を重ねる時に左手を上にします。右利きからすると不自然な組み方なのですが、ルーツは如何に?
茶道なんて、右利き指向の最たる物のような気がしますのに不思議なことです。
鳥目になってますね。しかもメンボウ患い中で、視界が狭いの・・。
ごめんなさいませ。