まずは、TS-430Vの上面、下面の蓋を開け、取扱説明書付属の回路図と、某ホームページからダウンロードしたサービスマニュアル(英語版)を参照しながら、故障箇所の推定を始めた。
あらためて、故障の内容を整理すると、
(1)トランスバータ端子からRX出力がでない。
(2)送受信の切替ができない。PTTを押して送信状態にしても、NG。また、送信を表示すLEDも点灯しない。
(1)については、トランスバータ端子でRX側の同軸ケーブルのアース側が断線していたので、コレが原因になったと考えられる。
(2)が一番大変。まずはサービスマニュアルに記載しているチェックポイントの電圧をデジタルマルチメーターでチェックすると、案の定、送信時に電圧が出るべき箇所で、電圧が0(V)。。。
となると故障している素子を探す必要がある。サービスマニュアルの回路図には、ポイントとなる箇所の電圧が記載されているので、これをチェックしなければならない。
80年代前半の無線機なので、P板上のディスクリート部品の実装密度が高く、部品を探すだけでも大変。ちょっと手間がかかりそうだ。