議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

「捨てる」の方言

2009年06月16日 05時55分55秒 | 余談コーナー
 「捨てる」という言葉の方言は色々あります。ネットで色々検索したものを、ここでまとめます。地方に行って話しについていけないと困りますよね。ご参考ください。

関西:ほかす
名古屋:ほかる

 「ほかす」は有名なのでしょうか。私はアミタに入社するまでこの言葉を知りませんでした。ちなみに、アミタという会社は、姫路が発祥の地だけあって社内でも関西弁が多く、私は「ほかす」という方言をいつの間にか自然に理解していました。

北海道、東北:なげる

 「なげる」には参りました。始めて北海道で仕事をしたときに、全く分かりませんでした。「ほかす」という言葉は他の意味はありませんが、「なげる」は立派に他の意味がありますので、かえって混乱します。それにしても「なげる」とは、広いからなんでしょうねぇ。

新潟、山梨:ぶちゃる

 だそうです。ぶっちゃけた話、という言葉と関係があるのかも。

東京下町:うっちゃる

 相撲の決まり手と関係あるとか。


他にも、

長崎:すつる

高知:ふてる

鹿児島:うっせる、うっすい、うっすっ

福岡:ほたる、ほたらかす


そして、この3つは独立系です。特に「とろく」って言っている現場を見てみたいです。

愛媛:まくる

鳥取:とろく

茨城:かっぽる

 いやはや、思ったよりたくさんあります。
 言語の多様性、生物多様性、どちらも根本は同じことです。守っていかなければなりませんね。

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3 コメント

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言葉ってホントに面白いですね! (真茶香)
2009-06-16 23:10:03
 「なげる」は「その辺になげとけ」と言うような使い方を当地でもします。
 また、「ほうる(ほおる)」という言葉も、「その辺にホウットケ」とか「ホウリ投げとけ」 と言うように、捨てると言う意味で使われています。
 「ほかす」は、高松で学生生活を送ったときに初めて聞きましたが、その後の体験から、京言葉(公家言葉=平家の落人が伝えた言葉)の影響を受けた地域で使われているように感じています。
 話は変わりますが、「ゴザソウロウ」「ヨコヅナマンジュウ」「ミョウトマンジュウ」「フーマン」から何を連想されますか?
 他にもあるかも知れませんが、一般的には、いずれも「大判焼」といわれる直径7~8㎝で中に餡(バリエーションとしてクリーム等)が入った焼きマンジュウです。
 方言(言葉)というのは、本当に面白いですね。

 ところで、「ラーメン」「中華ソバ」「支那ソバ」の違いはご存知ですか?最近見たところでは「唐ソバ」と言う看板も見ましたが、これには横に「(ラーメン)」と書いてありました。
 私の解釈は、ラーメンには「味噌ラーメン」「塩ラーメン」「バターラーメン」があるが、中華ソバは基本的に醤油味だけでトッピングはチャーシューとメンマ。それに対して、支那ソバは醤油味と言うのは同じですが、チャーシューでなく鳴門の薄切りが2~3枚と言うイメージです。
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地域ごとに違う、といえば (堀口昌澄)
2009-06-18 06:50:18
真茶香さん

コメントありがとうございます。

「なげる」は西日本でも使われるんですね。ちょっと意外です。

大判焼についてですが、今川焼という呼び名もよく聞きます。もしやこれは(千葉の)方言なのでしょうか??

ラーメンその他類似名称のものは、違いはないかと思っていたのですが、確かに「中華ソバ」といいながら豚骨スープというのは違和感ありますね。

それにしても、「~県では○○です」のような話題は面白いですね。廃棄物の定義が地域ごとに違う、なんてことになったら困りますが。。。
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一字違いで大違い (天辺禿鷹)
2011-05-11 22:26:19
「この重要書類を『保管』しておいてくれ給え」

「この重要書類を『ホカ』しておいてくれ給え」

聞き間違えて、重要書類をシュレッダーにかけてしまった人がいる。

そのような失敗のないように注意をしましょう。
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