JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

RACの粟国線が廃止?

2009-09-16 | インポート

船の話題が2つ続いたあとは飛行機の話題です。


 


経営再建中の日本航空が不採算の国際線および国内線を大量廃止するニュースはみなさんもお聞きだと思います。この結果、路線がゼロになり撤退となる国内の空港が明らかになっています。具体的には以下の7つだそうです。


 


丘珠(北海道)


奥尻(北海道) ※ただし系列の北海道エアシステムをJALグループより離脱させ路線存続


静岡(静岡県)


松本(長野県)


神戸(兵庫県)


広島西(広島県)


粟国(沖縄県)


 


私が今年行った粟国が入っていますね。






那覇-粟国はJALの孫会社にあたる琉球エアーコミューター(RAC)が今年5月末まで運航していました。アイランダーという9人乗りのプロペラ機でしたが、パイロットが定年退職することから、(再開を前提とした)「運休」という形が取られています。現在はRACの主力機DHC-8-100が発着できるよう粟国空港の滑走路を800→1200mに延長する事業を行っている途中です。


 


RAC運休の間の「つなぎ」として大阪の第一航空が元RACのアイランダーを譲り受けて就航しているのですが、今回の粟国撤退はこういった取り決めをJALグループが一方的に破棄する形になります。路線廃止になれば拡張工事自体意味がなくなっちゃいますよね(ここまで投じた税金は全くのパー)。


 


RACと沖縄県との信義の問題もありますが、何と言っても痛いのは離島の交通手段を1つ断たれる粟国村だと思います。船のドック入りや急患輸送などどうしても空路に頼らざるを得ない場面があります。腐っても大手系列のRACとベンチャーに近い第一航空の沖縄事業ではシビアな局面での対応が違うのではないかという心配もあるようです。実際私のような観光客の場合でも、RACと第一航空では手荷物の扱いとかでかなり違ってくる模様です。RACでは預けることが可能だったアンテナや伸縮ポールが第一航空では原則ダメなのだそうです。これでは船しか使えません。


 


 


粟国島で暮らすみなさんのためにも粟国だけは何とか存続してあげられないのかな、と思っています。



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種子島・屋久島訪問予定の方は注意を

2009-09-15 | インポート

船の話が続きます。全国ニュース等ではほとんど伝えられていないのですが、現在種子島・屋久島が大変なことになっているそうです。


 


本土との間にある大隅海峡に数千本単位の大量の流木が流れ込んでおり、両島への交通手段の主力となっているジェット船が今月9日から全面欠航になったままなのだそうです。水中翼で海面から浮き上がって高速で航行するジェット船は水中障害物に弱く、水中翼が流木に衝突した場合は乗客のけが等が起きる可能性があるそうです。


 


 


種子島・屋久島ともジェット船の他にフェリーや航空機の便がありますが、どちらもジェット船から流れた客で満席続きになっているそうです。しかもタイミングが悪いことにフェリーのうち1隻が今日までドックに入っていたため、フェリーの輸送力が落ちてしまい、他のフェリーは通路にまで乗客があふれているそうです。ドックから戻ってくるフェリーも元貨物フェリーで、客室がわずかしかないことから焼け石に水らしいです。


 


これらの流木は専門家の鑑定により、先日台風に襲われた台湾から流れてきたものと判明したそうです。関係当局で回収作業をやっているものの、1日数十本の回収が限界とのこと。流木がいつ流れ去るかも分からず、5連休を前に両島の観光業者は頭を抱えているそうです。


 


 


今のところ連休中に種子島・屋久島への移動運用のニュースは聞いていませんが、もしご訪問される予定の方は十分な情報収集をなさってください。



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5連休の予定について

2009-09-14 | インポート

今週末からの5連休の予定です。


 


19・20日 常置場所からQRVの予定


21日    3エリアからXPO記念に参加予定


23日    3エリアから愛・地球博コンテストに参加予定


 


 


詳細は追ってご案内させていただきます。


 


 


問題は台風14号でして、コースによっては影響が出る可能性があります。今年は東日本に接近するパターンが多く、西日本はあまり影響を受けていませんが、風の強い台風ですので風の影響が出るかもしれませんね。


 


そういえばこの5連休に小笠原からQRVするグループがあるらしいですが・・・船のスケジュールを見ると台風に突っ込む形でしょうから予定通りの就航は厳しそうですね。


 


 


*** 9/15更新 ***


小笠原ネタでもう1つ。小笠原航路に就航している「おがさわら丸」は現在左舷のフィンスタビライザ(横揺れを減らす装置)が故障している模様です。修理ができるのは10月のドック入りになるそうで、台風で荒れた海に出るのは厳しい状態みたいです。俗に「船酔いで死んだ人はいない」とは言われるのですが・・・相当きつい航海になりそうですね。



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9月分QSL発送しました

2009-09-12 | インポート

本日9月分のQSLをビューロー宛発送しました。


 


・7/18~20の福岡移動のうち糸島郡でのQSO分


・7/26の大阪府池田市ミニ移動の全て


・8/2の京都府宇治市移動の全て


 


を発送しました。


 


 


しかしながら


・8/30の兵庫県宝塚市移動の全て


 


は送りきれず未発送となってしまいました。


 


未発送は来月最優先で発送しますのでなにとぞご理解をお願いします。



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日曜日ですが・・・

2009-09-11 | インポート

日曜日に考えていた移動運用ですが、用事ができたため中止とさせていただきます。申し訳ありません。


 


代わりで明日にでも行ければいいのですが、あいにく雨とのことで難しそうです。


 


 


11月のバーゲンフェアで航空券を取ってしまいました。行き先は毎年11月恒例のあの場所です。コンディションがよくない時期ですがアンテナ張ってみます。JIDXとも重なってますねHi



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ホンダがカセットガス式発電機を発売

2009-09-10 | インポート

本田技研工業(ホンダ)が家庭用カセットガスを燃料とする発電機「エネポ」を来春発売するそうです。正式リリースはこちら


 


ホンダでは今年3月にコンロ等に使用する家庭用カセットガスを燃料とした小型耕耘機を発売しており、はやくも年間販売予定数の6,000台を突破するヒット商品となったことから、カセットガスを利用した機器の第2弾として発電機を開発したとのことです。原理は簡単で、カセットガスでエンジンを回し、直結された発電機で発電するという次第。エンジンもガソリンエンジンとほぼ同じで、気化器がいらない分わずかですがコンパクトになるでしょうね。


 


 


正弦波インバータによる900VA(100V 9A相当)の電力が得られるそうで、50Wのリグでも十分使えそうです。写真を見る限りキャスター付きですから持ち運びも比較的楽ではないかと思います。


 


カセットガスはスーパーやホームセンターで手軽に入手できますし、ガソリンと違って管理が楽ですので取り扱いの利便性が大きくアップすると思われます。ただしカセットガスは航空機への持ち込みが禁止されていますし(預け荷物としても禁止)、船への持ち込みも船会社によっては禁止されている場合があります。発々のガソリン同様危険物に該当しますので、交通機関へは必ず確認をとってから持ち込んでください。


 


 


気になる価格や発電可能時間等は未発表です。今後のリリースを待ちたいと思います。


 


 


個人的にはカセットガスを燃料電池の燃料にできないかな、と思っています。燃料電池の方が発電効率が高いはずですので、画期的な電源ができるのではないでしょうか。



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135kHz帯の現状

2009-09-09 | インポート

今年開放された135kHz帯ですが、現状どうなんだろうということで調べてみました。JH1GVY局のホームページに免許局の最新リストがありました。詳細はこちら。全国で50局を突破しているようです。


 


7月頃には1局も免許されていなかった4エリアと9エリアにも免許された局が現れており、全エリアで免許されたことから、AJDも達成可能になっています。どの局がAJD第1号の栄誉を手にするのか興味深いところですね。


 


メーカーの製品も出始めるなど当初と比べて環境は改善されつつありますが、アンテナに苦労するバンドですのでおいそれとはQRVできないのが現状だと思います。私も今のところ予定がありません。というか7MHzでひーこら、3.5MHzに至ってはアンテナが張れないのでどうしようもないのでは遠い話ですよねHi


 


 


さて、JARLのHPに「135kHz帯の免許・運用に関する総務省からのお知らせ」という気になる記事があります。詳細はこちら


 


鉄道線路の付近でこの周波数帯を使用した場合、高周波利用設備を使用する列車の管理システム等に障害を与える可能性もあります。特に半径100m以内に鉄道線路が敷設されている場合については、鉄道の安全な運行のため十分に注意して運用する必要があります。


 


また総務省では今後、アマチュア局への135kHz帯の免許の際には、「この周波数の使用は、等価等方輻射電力が1W以下に限る。」というこれまでの附款に加えて「ただし、鉄道線路から100m以内で運用する場合においては、等価等方輻射電力が、100mを1として鉄道線路からの距離を表した値を二乗した値に1Wを乗じた値以下の場合に限る。」という附款を付すこととしています。


 


とあります。従って今後は鉄道の線路から100m未満の局は等価等方輻射電力が1W未満に制限されることになるようです。


 


 


調べてみたところ、鉄道のATS(自動列車停止装置)と呼ばれる保安装置が車両と地上とのやりとりで100~130kHzを使用しているようで(周波数はATSの種類により違う模様)、これに障害が出る可能性がある模様です。JRや阪急などの大手私鉄はATSを使っているようですね。


 


ただ、同じ鉄道でも路面電車や零細な私鉄、産業用鉄道などではATSを使っていない場合があるとのことで、これらの線路の近くにお住まいの方の場合はどうなるのか不明です。たとえば鉄道会社から「ATSを使っていない」との文書を出してもらえば1Wを認めてもらえるのか?とか扱いの判断が分かれそうな感じもします。


 


みなさんもひとまずご自宅が線路から100m以内かどうか、一度調べてみてはどうでしょうか?



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ブログ移行の進捗について

2009-09-07 | インポート

予告している今月中のブログ移行ですが、細々と続けています(時折更新が途絶えているのはこのためです)。


 


ぶっちゃけで言いますとかなり苦労しています。移行ツールがヘボなのと新しいブログの使用法に慣れてないので作業が進みません。作業完了が見えてきた時点でご案内したいと思います。


 


 


次の日曜ですが、大阪の2m SSB愛好会のマラソンコンテストがありますので、各局へのサービスでどこか行く予定にしています。こちらも固まり次第ご案内します。



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「まいど1号」が今月末で事実上の引退へ

2009-09-05 | インポート

今年打ち上げに成功した東大阪宇宙開発協同組合の雷観測衛星「まいど1号」が今年末で管制を打ち切られ、事実上引退することになったとのことです。ソースはこちら


 


 


これはJAXA(宇宙航空研究開発機構)に委託していた管制業務の委託料(150万円/月)の負担ができなくなったためとのことです。今月分の委託料は自己資金の取り崩しで何とか確保できたらしいのですが、来月以降の目処が立たなくなり断念となったそうです。


 


管制業務が放棄されることで雷観測という本来の業務ができなくなるだけでなく、衛星の姿勢制御や電力制御が行われなくなり、衛星の寿命が大幅に短くなる可能性があるとのことです。


 


 


なお、管制打ち切り後もアマチュア無線(JL3YUS)のトランスポンダをONにしておけばテレメトリの送信とかはできるようです。しかしながら衛星の姿勢制御ができないことで太陽電池からの発電量が不十分になる場合があり、最悪のケースだと1ヶ月で使用不能になることもあるそうです。テレメトリの受信をされたい方はお早めの方がいいと思います。


 


 


ちなみに「まいど1号」と同時に打ち上げられたものの、テレメトリが確認されないソランの「かがやき」ですが、ソランでは現状を以下の通りと考えている模様です。


 


(1)太陽電池パドルおよびアンテナが展開していない。


(2)アンテナが展開していないため、地上に届く送信波は非常に微弱であり、また、受信もしづらい状況にある。


(3)太陽電池パドルが展開していないため、バッテリの充電を行えるほど発生電力に余裕がないため、日陰時には衛星が停電状態となる。日照中は、送受信機を含む必要最小限の機器に電力が供給され、テレメトリデータの送信が行われている。


 


何とか太陽電池やアンテナが展開されることを祈っています。



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関西VHFコンテスト結果発表

2009-09-04 | インポート

オールJAコンテストに続き、5/9~10に開催された関西VHFコンテストの結果が発表されています。詳細はこちら


 


 


私は例によって2日目のみで156×115=17,940点。KFMで9位でした。昨年からは相当にスコアを上げていますが、順位は1つ下がっています。


 


JS3OMH局を追い抜こうと頑張ったのですが返り討ちでしたHi


 


 


今年は昨年に比べ天気に恵まれたとはいえ、KFMやKCMの入賞局のスコアは昨年に較べると大幅に上がっています。年々インフレ状態ですね。


 


 


一方、2400MHz以上は管内・管外あわせてもログ提出局が誰もいないという状態です。リグやトランスバーターの市販品がマキ電機しかないという厳しい現状では仕方ないのかもしれませんが、コンテスト側でもたとえば2400以上のスコアを1QSO1点ではなく2点とか思い切って5点とかに引き上げてQRVを促す方法もありではないかと思うのですがいかがでしょうか。


 


もう一つ気になっているのはコンテストの時間帯です。今回コメントに書かせていただきましたが、21時から翌日12時までの開催時間が本当に現状に即しているのかな、と疑問に思っています。定年退職された世代が多くなってきた=体力的に徹夜が不向きな局が確実に増えてきたということです。実際QSOしていても「(2日目の)朝から山に上がってきました」と言われるOMさんが多かったです。ところが2日目朝からですと12時までしか時間がありません。運用できる時間が短いのです。


 


夜間帯を廃止もしくは縮小し、その代わり日曜を15時までにするとかできないのかな、と思います。今月開催予定の愛・地球博コンテストなんかは今年から深夜帯を縮小したルール改正を行っています。参加局の実態にあわせたルール改正ではないかな、と思います。


 


この辺次年以降ご検討いただければと思います。



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