JF4CADの運用日誌2.5

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水納島移動運用メモ

2016-06-15 | シャック便り
水納島移動運用メモ

[国頭郡本部町水納島]
本部町は本島北部にあり人口は約13,500人。本部半島の西部にあり美ら海水族館があることで知られています。

水納島は瀬底島の沖にある平坦な島で、その形からクロワッサンアイランドとも呼ばれています。水が得られなかったことから「水のない島」が転じて水納島になったとされ、同名の島が多良間村にもあります。現在は送水管が敷設されており水に困ることはないそうです。

水の問題から長らく無人島でしたが1903年に瀬底島の住民が開拓に入り定住が始まりました。このため瀬底地区の一部とされ、番地で区別されています。5000番台までが瀬底島、6000番台が水納島だそうです。

現在40人ほどの住民がおり、観光や畜産業などが主産業です。マリンレジャーで人気がありシーズンになると多くの観光客が訪れています。


[島内での運用]
運用に向いた場所があまりありません。水納港周辺か宿泊先が便利ですがいずれもピーク期には観光客で混雑します。

那覇から遠いことに加え旅客船のみのため移動運用は少ないです。


[島へのアクセス]
渡久地港から水納島まで水納海運の旅客船「ニューウイングみんな」があります。所要時間は15分。季節により便数が大きく変わるのが特徴で、通常は3往復ですが閑散期には2往復、ピーク時には最大12往復となります。

ピーク期には予約が必要で団体の場合は事前予約が、個人客の場合は当日渡久地港で帰りの船を予約する必要があります。通常期や閑散期は予約不要です。

渡久地港へは那覇からやんばる急行バスで本部博物館前で下車し徒歩、あるいは111番高速バスで名護バスターミナルに行き、そこから北部支線の65・70・76番で谷茶バス停下車となります。朝7時に那覇埠頭を出る鹿児島行きのフェリーに乗り本部港で下船、ここから65番のバスに乗る方法もあります。

ニューウイングみんなは旅客船のため車を載せることはできませんからご注意ください。


[島内でのアクセス]
小さな島なので徒歩のみです。


[宿泊施設]
民宿が数軒あります。ピーク期には予約で埋まりますので早めの予約をお勧めします。


[島内の店]
集落に商店やパーラー、宿を兼ねた食事処があります。渡久地港近くにサンエーがあるため弁当を買ってから行く方法もあります。


[注意点]
水納島にはハブがいます。1970年代に大規模な根絶作戦が行われましたが根絶には至らず再び増殖、生息数はかなり多いと言われています。石垣の隙間や草むらなどには十分ご注意ください。


[おみやげ]
ガラスや貝の工芸品。集落に雑貨屋さんがあります。
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