5/3(土) さるびあ丸→大島→竹芝→都内
午前5時に大島の岡田港に到着。ちょうど日の出の時間です。大島の1日は船の到着で始まります。
まだ早朝でコンテストまでは時間があるのでいきなり三原山を目指すのではなく元町の御神火温泉で朝食兼温泉とします。
岡田港ではさるびあ丸の到着に合わせて各方面行きのバスが待っており、元町港行きのバスに乗ります。このバスは通常行かない御神火温泉まで延長運転され、御神火温泉もこの時間から開けてくれている、という次第。
御神火温泉の営業システムが少し変更されており、割引券がなくても早朝料金500円でOKとなりました。しかも御神火温泉では朝食もやっているので好都合です。朝食は6時半からとのことで先に風呂に入ります。
以前のような本格的なものではなく、パンとゆで卵といった最低限の内容になっています。コーヒー飲み放題とはいえ500円は少し高いかも知れません。利用客が少なかったのでしょうか。あとはカレーや牛丼、おかゆなども出せるとのこと。
食後は大広間でのんびりします。時間になりましたからバスに乗るため元町港に戻りましょう。いいお天気で伊豆半島がうっすら見えています。湯けむりアワードのQRVには絶好の場所なんですけど今日は7MHzのアンテナを持ってきていませんし、バッテリも余裕がないのでパスです。
元町は大雨の被害が大きかったところですが、今はその爪痕が見えにくくなっています。古くからの元町中心部ではなく後年に開発された土地の被害が大きかったそうで、早くに復旧したみたいです。
8時発の三原山行きバスに乗ります。三原山行きのバスは船が当日到着する港発となっていますがこの便だけは元町港発に固定されており、御神火温泉で休憩してから利用できる便利なバスです。三原山線には1日乗り放題で1,500円という便利な切符があり、営業所から係員が出向いて販売していました。単純往復でも元が取れます。バスはそこそこ席が埋まっています。
バスは三原山ドライブウェイで三原山を目指します。三原山へは三原山ドライブウェイと御神火スカイラインの2本の道路があり、このうち御神火スカイラインは大雨で崩壊してしまいました。バスは元々三原山ドライブウェイ経由でしたので時刻変更なく運行されています。
一部の方が「御神火スカイラインを作ったから土砂崩れが起きた」との見方を示していますが、御神火スカイラインは三原山ドライブウェイに万一のことが起きた際に三原山からの避難路として整備されたものです。その「万一」が三原山の噴火であることは明らかで(実際山腹噴火で廃道になった道がありますしね)、誰も想定していなかった土砂崩れのことを持ち出してもかわいそうに思います。
25分ほど乗って新火口展望台で下車です。ここは関東平野・西方向とも絶好のロケーションで人もあまり来ないためQRVにはいい場所です。というか先に運転手に言わないと「ほんとにこんなとこで降りるの?」と言われてしまうところですHi
今のところお天気はよく、三原山もすべて見えています。近年三原山の火山活動は静かなままで緑の山になっています。この前の桜島みたいに目の前で爆発したら怖いですが、今のところ火山活動は落ち着いた状態を保っています。
アンテナを立てましょう。
今日は風が強いので144MHzのアンテナを諦め、50MHzだけに絞りました。それでもアンテナが勝手に風で動くため都心方向ビームにしてロープで固定しました。ロープで固定しないと時折伸縮ポールがしなります。
9時前にスタートです。すぐに東京コンテストです。
東京コンテストは9時から15時までですから、バッテリを持たせるためパワーを20Wに落としています。817本体は内蔵バッテリと補助バッテリで極力まかなうようにして11000mAHのメインバッテリを何とか維持する作戦です。
ということでそこそこいい周波数をキープしスタートできたものの、最初の20局に30分かかっています。こんなに出足鈍かったっけ?と気になりコネクタとかを確認してみるも問題なしです。
結局1時間で40局です。昨年の中央区晴海で展望台が使えない不利な条件で58局でしたから、ほぼ2/3のペースです。展望台が使えた2011年は88局でしたから半分以下。しかも都内局があまり埋まらないという開始早々気が重くなりそうな展開です。
いきなりこういう状況ですが・・・続きます。