JF4CADの運用日誌2.5

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滋賀坂本・三井寺御朱印巡り①

2018-11-25 | 御朱印めぐり
紅葉見物を兼ねて滋賀県大津市の坂本と三井寺を巡ってきました。

坂本は日吉大社が鎮座しており、比叡山を下りた高僧の隠居地でした。天台宗の宗務院も麓の坂本にあります。このように日吉大社と比叡山の門前町として発展してきました。


坂本へはJR湖西線の比叡山坂本駅か京阪の坂本比叡山口駅が最寄りです。日吉大社に向かって上り坂となっています。

JRと京阪の駅のほぼ中間に「三九良」というお店があります。よもぎ餅のお店で店内でお茶とセットで頂くことができますし、持ち帰りもできます(2個340円より)。

日吉大社への参道を途中南にそれると滋賀院門跡

江戸幕府に仕え上野の寛永寺などを創建した天海が1615年に創建したお寺です。1878年に火災で焼失しましたが、比叡山の法曼院から建物を移築し再建されています。このため徳川幕府からの品が多く残されています。

立派な菊の花が出迎えてくれます。

滋賀院門跡はなんと言っても庭園が見事です。小堀遠州の作庭と言われています。

滋賀院門跡の御朱印です。


参道に戻りましょう。

日吉大社への参道からは琵琶湖が見えています。

日吉大社に到着。

見事な紅葉で夜間のライトアップもするそうです。

古事記にも記述がみられる歴史のある神社で、東京の山王祭で知られる日枝神社などのいわば総本山です。信長の比叡山焼き討ちに巻き込まれ焼失、秀吉の時代に再建されています。「日吉」は現在は「ひよし」と読みますが元は「ひえ」で「比叡山」を意味すると言われていますので比叡山の神様ということでしょう。


敷地の東西に本宮があるのが特徴で、東が山の神である大山咋神、西が大国主命です。東西の本殿はいずれも国宝に指定されています。

こちらが西本宮です。

西本宮で頂いた御朱印です。西本宮の授与所では境内末社も含めて頂くことができます。

徒歩10分で東本宮です。

こちらはややお客さんが少なめです。

東本宮の授与所では東本宮の御朱印を頂けます。


日吉大社を出て少し下ったら律院です。

延暦寺の末寺の一つで現在は大阿闍梨の叡南俊照さんが住職を務められています。俊照さんは比叡山の中でもとりわけ厳しい修行である千日回峰行を1979年に達成された方です。達成し大阿闍梨となった方は歴史上51人だそうです。

観光寺院ではないので拝観料は取っていません。ただお参りは自由にできます。

律院の御朱印です。


さらに下って坂本比叡山口駅近くに生源寺があります。

こちらも天台宗のお寺で800年頃に最澄が自らの出生地に創建したと言われています(最澄は今の膳所付近で生まれたとの説もあります)。本尊は十一面観世音菩薩です。

こちらも無料で拝観できます。天台宗に限らず各宗祖の生誕地はほぼお寺になっていますよね。空海は善通寺、法然と日蓮はともに誕生寺、親鸞は日野誕生院です。

生源寺の御朱印です。


坂本を一通り回り終えました。もちろん紅葉の時期なので観光客は多いのですが、それでも京都の紅葉の名所のような阿鼻叫喚の混雑ではなくのんびり見て回ることができるくらいです。今となっては貴重かも知れませんね。というか今の京都の状態が酷すぎますよね・・・

次の三井寺へは京阪の方が便利です。

かつて京津線を走っていた80型電車の復刻塗装です。当時80型は三条-四宮間の普通用、復刻塗装の施されている700型は三条-浜大津の準急用でした。80型はヨーロピアンスタイルのスマートな電車でしたがブォーンという垢抜けない独特の汽笛が特徴でした。

三井寺編に続きます。


今回の御朱印情報です。
滋賀院門跡   1種を本堂内で授与。オリジナル御朱印帳あり。
日吉大社西本宮 9種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
日吉大社東本宮 1種を授与所で授与。
律院      1種を本堂横の祈祷所で授与。
生源寺     1種を本堂内で授与。オリジナル御朱印帳あり。

※滋賀院門跡と生源寺のオリジナル御朱印帳は延暦寺と同じものである可能性があります。
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