JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2018-12-11 | シャック便り
[熊本空港へのアクセス鉄道建設を県が表明]
熊本空港へのアクセス鉄道の建設について、JR豊肥線から分岐させる考えを熊本県が表明しました。具体的には菊陽町の三里木駅から分離させ空港を目指すもので、ルート沿いにある県民総合運動公園を経由させるとのことです。県が建設し運行はJR九州に任せる上下分離案が今のところ有力だそうです。

熊本空港は2020年に民営化、さらに2022年度末には新ターミナルビルの完成が予定されており、利用客の増加を見込んでいます。現在産交バスによって運転されているリムジンバスだけでは賄いきれないと判断したようです。

熊本市内の渋滞でリムジンバスの定時運行が難しくなっていることも背景にありますが、豊肥線は単線で列車の増発に限界がありますし、通町筋など市内中心部を迂回しており市内中心部へのスムースなアクセスをどう確保するか(市電との乗換駅・新水前寺駅の設備が貧弱)といった問題点が残されます。


[四国開発フェリー「おれんじおおさか」が就航]
大阪-東予間の四国開発フェリー(オレンジフェリー)の新造船「おれんじおおさか」が12/6より就航しました。先に就航した「おれんじえひめ」とともに従来の「おれんじ7・8」を置き換えています。

新しい2隻は大部屋を廃止し全て個室となっています。かなり快適になっているようです。

「おれんじおおさか」の就航に伴い東予港は新ターミナルに移転、また季節運賃が導入されていますのでご注意ください。


[網地島ラインがダイヤを改正]
宮城県の石巻港から田代島・網地島を結ぶ網地島ラインの発着場所が12/1よりこれまでの門脇町に加えリバーサイドMOTOMACHI前の石巻中央岸壁(中央発着所)を併用することになりました。中央発着所はJR石巻駅から徒歩でも行ける距離です。中央発着所は2016年に完成していたものの駐車場など周辺設備の整備が遅れ、ようやく供用開始となりました。

また新造船「マーメイドII」もダイヤ改正に合わせ正式に就航しました。高速船のブルーライナーは中央→門脇→田代島、マーメイドIIは門脇→中央→田代島の順となります。また田代島大泊港の復旧工事が完成したため全ての便が寄港を再開しています。

今後「ブルーライナー」の新造船への置き換え、「みゅう」の引退が予定されており、更なるダイヤ改正が考えられます。最新のダイヤを確認の上でご利用下さい。


[北九州-熊本の「ぎんなん号」が休止]
北九州-熊本間で産交バスが運行する高速バス「ぎんなん号」が12/1より休止となりました。事実上の廃止と受け止められているようです。

「ぎんなん号」は1989年に産交バスと西鉄バスの共同運行でスタート、1999年には座席を3列から4列にして積み残しの解消を図るなど盛況でしたが21世紀に入ると乗客は逆に減少、2010年に西鉄が撤退しています。残された産交バスは1日3往復とギリギリまで本数を減らす一方で新門司港まで延長し乗客の回復を目指しましたが、努力の甲斐なく休止となりました。

北九州と九州各地を結ぶ高速バスはこの10年ほど廃止や減便が相次いでおり、今回の「ぎんなん号」もこの流れとみられます。
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